『令和7年度 第67回
「近畿・東海・北陸ブロック民俗芸能大会」福井大会』に
出演しました!
2025年11月9日(日)に福井県で開催された『令和7年度 第67回「近畿・東海・北陸ブロック民俗芸能大会」福井大会』の舞台で、ゑんま堂狂言は笑いをお届けして来ました!

京都府教育庁指導部文化財保護課よりご依頼いただき、この秋福井県で行われた民俗芸能の催しに参加しました。京都府からゑんま堂狂言、そして兵庫県、奈良県、富山県、岐阜県より各1団体ずつ、福井県より2団体の合計7団体が出演するという見応えのある公演でした。
公演当日は、朝から小雨が降るあいにくのお天気でしたが、会場にはたくさんのお客様が来てくださいました。
12:30開演。
福井県、福井市のそれぞれの教育長のご挨拶から始まり、来賓のご紹介、そして各団体へ感謝状の贈呈式がありました。

式に続いて演技のスタートです。
1番目は、開催地である福井県の団体 あわら市北潟民謡保存会『北潟古謡どっしゃどっしゃ』から始まりました。2番目、 兵庫県甘地獅子舞保存会『甘地の獅子舞』、3番目に 岐阜県神岡民謡保存会『船津盆おどり』と続き、前半3団体の演技終了です。
休憩を挟んで後半です。
4番目 富山県放生津八幡宮曳山・築山保存会『放生津八幡宮祭の曳山・築山行事の曳山囃子』、5番目 奈良県東佐味六斎講『東佐味の六斎念仏』と、様々な演技が続きます。
そして6番目…ようやくゑんま堂狂言の出番です!!
『にせ地蔵』を上演しました。

今回は開催地が福井ということで、お地蔵さんへのお盛り物や台詞を工夫しています。

▲まずは羽二重餅をお供えし、参詣人が戻る際の台詞には水ようかんを入れてみました!

▲続いて次の参詣人の場面では、福井ならではの『越前ガニ』を小道具として制作し、登場させることに!

▲劇中、お盛り物としてカニを取り出すとお客様も好反応!喜んでいただけたようで、ホッとしました。
ゑんま堂狂言の後に、ラスト7番目締めくくりとして福井県からもう1団体 福井県福井市馬鹿ばやし保存会『馬鹿ばやし』の演技が披露されました。
これで7団体の全ての演技が終了です。
前日入りし、リハーサルを行い本番を迎えた2日間ですが、本当にあっという間でした。
後日、福井新聞(記事閲覧には会員登録や有料プランへの登録が必要です)に公演の様子が掲載されました!
公演中は進行の都合もあり、他の団体の方たちと交流する時間が取れず、舞台もほとんど観ることができなかったことはとても残念ですが、この大会に参加することで、ゑんま堂狂言を福井県の方々に知っていただける良い機会を得られ、保存会一同大変喜んでおります。
このように、伝統芸能を大切に受け継いでおられるみなさんと、また出会える機会があればいいなと思います。
京都府教育庁指導部文化財保護課の担当者様をはじめ、大会関係者の皆様、この度は色々とお世話になりありがとうございました。
このご縁を機に、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


