お知らせ(2023年)

Information

木之本公演 好評のうちに終了!!

『千本ゑんま堂狂言IN木之本』
公演終了しました!

スティックホールイメージ
昨年に引き続き2回目となる自主公演、『千本ゑんま堂狂言IN木之本』が無事終了しました!
公演当日は、時おり小雨の降るあいにくのお天気でしたが、たくさんのお客様にご来場いただきました!

今年は、木之本地蔵院のすぐそばにある、木之本スティックホールでの開催となりました。
解説イメージ
保存会顧問の戸田による解説からスタート。
「初めての念佛狂言でしたが、解説のおかげで分かりやすく楽しめました!」と、お客様から大変好評です。

鉦太鼓体験イメージ
ゑんま堂狂言のお囃子「カンデンデン」の鉦太鼓体験コーナー。
簡単そうに見えてやってみると…意外に難しいゑんま堂狂言の鉦太鼓のリズムです。
体験コーナーのある公演では是非ご参加ください!


神崎渡しイメージ1
神崎渡しイメージ2
神崎渡しイメージ3
1演目目にはゑんま堂狂言《やわらかもん》の代表演目のひとつ、神崎渡しです。
セリフのあるゑんま堂狂言ならではの、とぼけた御坊と秀句好きな船守の掛け合いが笑いを生みます。


木の本地蔵イメージ1
木の本地蔵イメージ2
木の本地蔵イメージ3
2演目目には地元特別演目として木之本のお地蔵さん が大活躍する演目木の本地蔵を演じさせていただきました!
地元から来ていただいたお客様から「身近な木之本地蔵のお話なので興味深く拝見しました」とのお声をいただき、大変好評でした!


紅葉狩りイメージ1
紅葉狩りイメージ2
紅葉狩りイメージ3
紅葉狩りイメージ4
紅葉狩りイメージ5
3演目目にはゑんま堂狂言《かたもん》の代表演目のひとつ、紅葉狩りです。
平維茂と太郎冠者による迫力ある鬼神退治をご堪能いただきました。


最後は演者が面を外し全員集合!お客様にご挨拶をさせていただきました。
三本締めイメージ
本公演と同様にお客様と一緒に「三本締め」で終了。
緞帳イメージ
木之本スティックホールの緞帳には、お地蔵様が描かれていました!
公演終了後に、そのお地蔵様の前で記念撮影をさせていただきました。

今回もたくさんの方ににアンケートにご協力いただきました。
そのほとんどが「面白かった」「楽しかった」「次回もぜひ木之本で開催してください」など、とても好評なご感想を多くいただき、保存会一同大変喜んでおります。
皆様のご意見・ご感想を参考に、今後もより良い公演を目指します。

今回、広報活動にご協力いただきました各社様、この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。

木之本公演まで1週間を切りました!!

『千本ゑんま堂狂言IN木之本』
公演チケット只今販売中!

千年を超える歴史を持つ爆笑伝統芸能を京都からお届け!
『千本ゑんま堂狂言IN木之本』公演チケット発売中です!
木の本地蔵イメージ

昨年に続き、今年も滋賀県湖北の町長浜で、自主公演を開催いたします。
ゑんま堂狂言には、令和元年に復活を果たした木の本地蔵という、木之本のお地蔵さんが登場する演目があるのですが、今年はその“お地蔵さん”で有名な木之本地蔵院がある木之本で上演します!

上演予定演目は、木の本地蔵の他、 平維茂の鬼神退治!迫力のある紅葉狩り、 とぼけた御坊と秀句好きな船守の掛け合いが笑いを誘う神崎渡し』、 以上3演目です。

公演は今週末の土曜日です!
今年の締めくくりに思いっきり笑いに来てください!
ゑんま堂狂言を観たことがある方も、観たことがない方も、ぜひぜひお誘い合わせの上、木之本スティックホールまで!

『千本ゑんま堂狂言IN木之本』
開催日時 2023年12月2日(土)
開場:12時30分
開演:13時
会場 長浜市 木之本スティックホール
〒529-0425 滋賀県長浜市木之本町木之本1757-2
料金 大人3,000円(税込)
学生1,000円(税込)

全席自由席
※前売り券が完売した場合、当日券の販売はありません。
未就学児の同伴・入場はご遠慮ください。
プレイガイド ●木之本スティックホール
●長浜文化芸術会館
●浅井文化ホール
●平和堂木之本店
●アルプラザ長浜店
●アルプラザ彦根店

千本ゑんま堂狂言IN木之本チラシ表面イメージ
千本ゑんま堂狂言IN木之本チラシ裏面イメージ

嵯峨狂言さんとのコラボ公演 無事に終了いたしました。

寺ゆずりイメージ
11月18日は清涼寺境内の嵯峨狂言堂で、ゑんま堂狂言は寺ゆずりを上演させていただきました。
二大土蜘蛛イメージ1
プログラム4番目の二者の土蜘蛛登場では、嵯峨さんとゑんま堂の土蜘蛛が登場し、それぞれに糸撒きパフォーマンスを披露。
普段は蜘蛛の糸を撒いている土蜘蛛役の演者が、お互いに蜘蛛の糸を浴びるという、貴重なコラボ体験をさせて頂きました。
最後は客席へ、お互いへと蜘蛛の糸を撒き合いました。

寒空の下、蜘蛛の糸はきれいに弧を描き、客席からは歓声が上がっていました。

朝から曇り空で、途中ミゾレが降るとても寒い日でした。完全防備でお越しのお客様でもかなり寒かったと思います。
みなさん最後までご観覧ありがとうございました。

第20回目記念公演『狂言へのいざない』

八幡市生涯学習センター創立25周年
第30回生涯学習フェスティバル開催
ゑんま堂狂言第20回目記念公演
『狂言へのいざない』

好評のうちに公演終了!
八木教授イメージ
八幡市生涯学習センターの記念すべき創立25周年 第30回生涯学習フェスティバルが開催され、その一環でゑんま堂狂言の公演をさせていただきました!
当保存会にとっても今回は記念すべき20回目の公演となりました!!

八木教授イメージ
▲今回もほぼ満員の中、佛教大学教授 八木透さんの解説『狂言の楽しさおもしろさ』から始まりました!
保存会グッズの宣伝もしていただきました!ありがとうございました!

その後の1演目目花盗人
花盗人イメージ1
▲桜の花が登場する春を感じさせる演目。
花盗人イメージ2
花盗人イメージ3
花盗人イメージ4
花盗人イメージ5
▲コトワザ「盗人を捕えて縄をなう」(泥棒を捕まえてから、その泥棒を縛る縄を作り始める=準備や段取りが悪いことのたとえ)が舞台上で繰り広げられます。
ゑんま堂狂言の中でも分かりやすい演目のひとつで、笑いが起きていました。


体験コーナーイメージ
▲演目との間の鉦・太鼓の体験コーナーでは観客の方にも参加いただき盛り上げていただきました。


2演目目は紅葉狩り』。 紅葉狩りイメージ1
▲1演目目とうって変わって紅葉が登場。今回は春と秋の季節を感じさせる演目で楽しんでいただきました。
紅葉狩りイメージ2
紅葉狩りイメージ3
紅葉狩りイメージ4
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紅葉狩りイメージ6
▲こちらは『かたもん』と呼ばれる重厚な演目。
笑いよりも、重厚なストーリーや不思議な神勅の登場、平維茂(たいらのこれもち)と鬼神のたちまわりなどで魅せます。


質問コーナーイメージ
▲最後に出演者が面を外してのご挨拶とお客様からの質疑応答のコーナー。
お客様から女形の歩き方や平維茂の刀の差し方などのマニアックな質問に出演者もタジタジでした。


今年で20回目を迎えられた八幡での公演。
いつもご尽力いただいているスタッフの皆さま、そしてお越し頂いたお客様に感謝申し上げます。
これからも30回、40回と変わらず八幡での公演を続けて行けますよう、ゑんま堂狂言をよろしくお願い申し上げます。

11月18日(土)午後1時より嵯峨釈迦堂(清涼寺)境内狂言堂にて、
嵯峨狂言さんと共演させていただきます!

この公演は終了しました
ー嵯峨大念佛狂言保存会主催ー
「京の伝統芸能とその衣装・用具の製作を支える人々」第二弾の企画 は、嵯峨大念佛狂言と千本ゑんま堂大念佛狂言の共演による公演です!
二大土蜘蛛イメージ

プログラム04の『二大土蜘蛛登場』では、嵯峨大念佛狂言、千本ゑんま堂大念佛狂言の土蜘蛛が登場し、それぞれ手作りの蜘蛛の糸を撒く姿を披露します!
嵯峨狂言さんの蜘蛛は、この企画の元となる新調された衣装で登場されます。
二者の個性の違いなど、じっくり楽しめるレアな土蜘蛛の糸撒き競演!!
どうぞお見逃しなく〜!!

場 所:嵯峨釈迦堂(清凉寺)境内 
    狂言堂
日 時:2023年11月18日(土)       
    13:00~17:00
《観覧無料》


公演プログラム
01 釈迦如来 嵯峨大念佛狂言
02 寺ゆずり 千本ゑんま堂大念佛狂言
03 土蜘蛛 嵯峨大念佛狂言
04 二大土蜘蛛登場 嵯峨・千本ゑんま堂 両大念佛狂言による土蜘蛛《競演》パフォーマンス!!

◉雨天決行ですが、悪天候やコロナ情勢悪化などにより中止になることもあります。観覧は無料ですが座席数には限りがあります。お早めにご来場ください。

◉演目や公演時間は都合により変更になる場合があります。
以上、予めご了承ください。

二大土蜘蛛チラシ表イメージ 二大土蜘蛛チラシ裏イメージ

彦根市高宮地域文化センターにて
『高宮学区 秋の文化祭』が無事に開催されました!

ゑんま堂狂言では、今年の12月2日に『千本ゑんま堂狂言IN木之本』公演を開催予定です。その広報活動中に「木之本分身地蔵尊」と呼ばれる“大北のお地蔵さん”に偶然出会うことができました。

このご縁から、“大北のお地蔵さん”を見守っておられる地域の方々と知り合えることとなり、4年ぶりに開催される『高宮学区ー秋の文化祭』にてゑんま堂狂言を上演させていただく運びとなったのです。
当日はたくさんの方がお越しくださり、様々なプログラムをみなさん楽しそうに観覧しておられました。
宮田会長挨拶イメージ
▲写真提供:青山直樹 様

ゑんま堂狂言では、会長の狂言解説から始まり、お客様には鉦太鼓体験に挑戦していただき、その後『木の本地蔵』を上演いたしました。

木の本地蔵イメージ
客席からは、笑い声が聞こえていました。楽しい時間を過ごしていただけたのではないかと思います。

この度、高宮の方々とお知り合いになり、お招きいただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
今後ともゑんま堂狂言をよろしくお願いいたします。

彦根市高宮地域文化センターにて『高宮学区 秋の文化祭』開催

千本ゑんま堂狂言が11/3に出演します! この公演は終了しました

「お地蔵様のご縁」
ゑんま堂狂言保存会では、昨年より京都近隣地域に幅広く、ゑんま堂狂言のおもしろさを知っていただくため、さらには継承者発掘に繋げたいという想いから、自主公演を開催しています。

今回、滋賀県長浜市木之本スティックホール公演を企画し、広報活動を行っていると…彦根市高宮町大北交差点に、大北のお地蔵さんと呼ばれる「木之本分身地蔵尊」が祀られていることがわかりました。木之本地蔵の分身と伝わり、眼病に御利益があるそうです!
大北地蔵イメージ

このご縁を大切にしたいと会の担当が自治会に声をかけさせていただいたところ、大変快くご対応してくださり、今では懇意にさせていただく関係となりました。
そしてこの度、コロナ禍で中止になっていた『高宮学区 秋の文化祭』が、4年ぶりに開催されることとなり、その催しでゑんま堂狂言を上演させていただく運びとなりました。

『高宮学区 秋の文化祭』のご案内
令和5年11月2日(木)・3日(金・祝)
◉高宮地域文化センター
◉滋賀県彦根市高宮町2311
◉0749-22-3510
◉入場無料(50席程度)
※座席数に限りがあります。


11月2日(木)スケジュール
10:00 《幼児の部》
保育園児・幼稚園児のステージ発表


11月3日(金・祝)スケジュール
10:00 子供かぼちゃ踊り
10:30 コーラス やまびこ
11:00 彦根中学校 吹奏楽部
12:00 休憩
13:00 ゑんま堂狂言 出演!
14:00 大正琴 微笑み教室
14:30 おどり(新舞踏)
14:50 詩吟 高宮中央支部
15:20 高宮音頭

以上を予定していますが、内容は予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。

第20回目記念公演『狂言へのいざない』

八幡市生涯学習センター創立25周年
第30回生涯学習フェスティバル開催
ゑんま堂狂言第20回目記念公演
『狂言へのいざない』

チケット発売中! この公演は終了しました
八木教授イメージ
毎年秋に公演させていただいている八幡市生涯学習センターは、今年創立25周年で第30回生涯学習フェスティバルが開催されます。
その一環でゑんま堂狂言の公演があるのですが、今年は保存会にとっても記念すべき20回目の公演となります!!

今回も佛教大学教授 八木透さんの解説『狂言の楽しさおもしろさ』から始まります!

その後花盗人紅葉狩りの2演目を上演予定です。

演目の間には体験コーナー(当日受付・人数制限あり)も予定しています。

チケットは2023年9月15日(金)午前9時より発売中です。

ゑんま堂狂言第20回目記念公演『狂言へのいざない』
開催日時 2023年11月12日(日)
開演:14時
会場 八幡市立生涯学習センターふれあいホール
入場料 前売:300円(1名)
当日:500円

定員:250名
※前売り券が完売した場合、当日券はありません。予めご了承ください。
チケット販売所 八幡市立生涯学習センター
※電話予約は受け付けておりません。
お問い合わせ 八幡市生涯学習センター
電話番号:075-983-6002

八幡公演チラシイメージ

『京の伝統文化を体験しよう!ー京の文化財体験教室2023ー』

京の文化財体験教室2023に講師として参加しました。

子どもたちにも京都の民俗芸能を体験してもらおうと企画されたこの催しにゑんま堂狂言も参加させていただき、無事開催を迎えました。

主催は京都市文化観光資源保護財団、
後援は京都市と京都市教育委員会で、
小学校3〜6年生と保護者を対象に行われました。

当日、参加してくださったのは、21組。
まずは全員本堂にて、狂言を観ていただきました。
狂言鑑賞イメージ
演目は『いろは

狂言を初めて観る子供たちは笑い声を上げ、とても楽しそうでした!
この後、2つのグループに分かれて舞台実演体験と、お囃子体験をしてもらいました。
実演体験では、『いろは』のワンシーンを抜き出し、実際に親子で演じてもらいました。

文化財体験教室イメージ1
画像はお囃子体験の様子です。
ゑんま堂狂言では、テーマとなるお囃子がありますが、主旋律は笛です。
短時間でできる方法として、みんなが学校で使っている鍵盤ハーモニカをチョイス!
戸田顧問がゑんま堂狂言のテーマを楽譜に起こし、それを子どもたちに吹いてもらうことにしました。

文化財体験教室イメージ2
元のメロディを少し簡単にしたものを、練習して合奏。
その後は鉦太鼓、笛と合わせて演奏しました。最後に、カンデンデンの鉦・太鼓体験もしてもらい、楽しい時間はあっという間でした。夏休みの締めくくりとなる思い出になったでしょうか。

参加してくださったみなさん、関係者のみなさん、ありがとうございました。

ゑんま堂狂言、東京へ行く!

『日本の郷土芸能大祭』に出演しました!
明治神宮4名イメージ
東京で開催された全日本郷土芸能協会創立50周年記念の催し「郷土芸能大祭」に参加させていただきました!!
9月2日(土)と3日(日)の2日間、明治神宮会館に全国から26の郷土芸能団体が集まり、賑やかに催されました。

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ゑんま堂狂言は、2日(土)の8番目にでんでん虫を演じさせて頂きました。
舞台にもお客様の笑い声が届いて来て、「笑いは全国共通」だと実感しました。

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公演前には衣装を着けて明治神宮にて団体参拝をしました。このような貴重な体験をさせて頂き、大変思い出深い公演になりました。
普段、目にする事のない東北地方等の芸能に接し、交流もさせて頂きました。

私達は(土)に上演しましたが、催しは9/3(日)に残り半分の団体の公演が行われました。

明治神宮会館前イメージ
参加者、関係スタッフの皆さん、お世話になりありがとうございました。

ゑんま堂狂言、東京へ行く!

『日本の郷土芸能大祭』出演決定
特設サイトで申し込み受付中! この公演は終了しました
でんでん虫イメージ

昨年、当保存会が加盟させていただいた全日本郷土芸能協会の、創立50周年記念の催し『日本の郷土芸能大祭』が9月に東京・明治神宮で開催されます。

その催しにゑんま堂狂言も出演します!
全国各地から26団体の郷土芸能が集結する希少な機会です。

ゑんま堂狂言は9月2日(土)15:00頃の出演予定です。
上演演目はでんでん虫です!
東京近隣にお住まいの方で、京都までなかなか行けないなぁという方や、念佛狂言って見たことないなぁという方!
ぜひ、この機会にご覧になってはいかがでしょうか?
もちろん、少し遠方になりますが、いつもと違う場所でのゑんま堂狂言を楽しんでみたい方も、ぜひぜひ足をお運びください。

『日本の郷土芸能大祭』banner

ー日本の郷土芸能大祭ー 全国各地のお祭り・芸能が、明治の杜に大集結!!
開催日時 2023年9月2日(土)・3日(日)
2日(土)13時30分開演・17時終演予定
3日(日)12時30分開演・17時終演予定
※2日と3日の出演団体は総入れ替えです。
会場 明治神宮会館
東京都渋谷区代々木神園町1-1 明治神宮内
※明治記念館とお間違えのないようご注意ください
料金 入場無料
要事前申込・先着定員制・全指定席
※定員になり次第受付終了です
鑑賞申込

出演団体
詳細
「日本の郷土芸能大祭」Peatix特設サイトページ
9月2日(土)《ゑんま堂狂言出演日》
9月3日(日)
※Peatix特設サイトからお申込みいただくと、今後、全日本郷土芸能協会が行う事業のお知らせが届くようになり便利です。

※下記、グーグルフォーマットからも鑑賞申込可能です。
9月2日(土)《ゑんま堂狂言出演日》
9月3日(日)

ネットが苦手な方は以下、往復はがきでのご応募もあります。

【往復はがき】
往復はがきは、各日1通につき1名様の受付です。
往信の文面に以下①〜⑤をご記入ください。
①郵便番号とご住所
②氏名(フリガナ)
③年齢
④電話番号
⑤観覧希望日(2日か3日)
返信の宛名面には、ご自身の郵便番号、ご住所、お名前を忘れずご記入ください。
※両日観覧ご希望の方は2通に分けてお申し込みください。
※ハガキでの応募締切は8月10日(木)消印有効
<宛先>
〒 106-0032
東京都港区六本木4-3-6
三河台ハイツ206
公益社団法人 全日本郷土芸能協会
(公社)全日本郷土芸能協会

夏の夜空を彩る風物詩
五山送り火ライブ映像鑑賞会
公演終了

京都五山送り火ライブ映像鑑賞会 無事開催!
篁+送り火イメージ

去る8月16日、京都市内では五山に送り火が灯されました。
そして、ホテル日航プリンセス京都でも予定通り五山送り火ライブ映像鑑賞会が開催されました。その前にはお食事とともに、ゑんま堂狂言をお楽しみいただきました。

今回、このホテルの公演担当さんのご希望もあり、篁冥途噺(たかむらめいどばなし)を上演させていただきました。

あの世とこの世を行き来できた小野篁のお話ですが、シリアスな場面でもお客様の笑い声がよく聞こえて来ました。セリフの言い回しや所作で、楽しんでいただけたようです。

ホテル会場内の背景には松幕を吊るし、演出に欠かせない橋掛かりも設置、色々と工夫を凝らしていただき、後見、お囃子含め総勢10名という、大所帯での舞台となりましたが、広々と演じさせていただきました。

ホテル関係者の皆様、並びにお客様、本当にありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。

夏の夜空を彩る風物詩
五山送り火ライブ映像鑑賞会
出演決定!

8月16日(水)ホテル日航プリンセス京都
公演終了
篁+送り火イメージ

2023年8月16日(水)五山送り火当日に、ホテル日航プリンセス京都では、お食事とともに、祇園舞妓さんの京舞とゑんま堂狂言をお楽しみいただける催しがあります!
上演演目は篁冥途噺(たかむらめいどばなし)を予定しています!
篁+送り火イメージ

お食事の後は、屋上設置のカメラより、五山送り火の様子を会場内の大型スクリーンにLIVE放映されます!
その様子を見ながら、京都の文化に精通した小嶋一郎氏による五山送り火の解説をお聞きいただけます。京の夏を満喫できそうですね!

ホテル日航プリンセス京都
京都五山送り火 ライブ映像鑑賞会
開催日 2023年8月16日(水)
ご利用時間 受付/17:00~
食事/18:00~
送り火鑑賞/20:00~21:00
ご利用料金 大人/お一人様 ¥15,000
お子様/お一人様 ¥5,000
※小学生まで

(お食事・フリードリンク・消費税・サービス料込)
※各種割引・JALクーポン・JAL旅行券はご利用対象外
会場 ホテル日航プリンセス京都
地下鉄「四条駅」・阪急電鉄「烏丸駅」より徒歩約5分
3F 宴会場「ローズ」
チケットのご予約 完全予約制になっております。
チケットのご予約、お問い合わせ及び詳細は、ホテル日航プリンセス京都のホームページ よりご確認ください。

京の伝統文化を体験しよう!
ー京の文化財体験教室2023ー

この夏、公益財団法人 京都市文化観光資源保護財団 様が、子どもたちにも京都の民俗芸能を体験してもらおうと『京の文化財体験教室2023』を企画されました。

この催しの第3回目にゑんま堂狂言も講師として参加させていただきます。

ただ、残念ながら「ご好評につき定員に達しましたため、申込受付を終了いたしました。次回イベントを開催する際、ご参加をご検討いただけますと幸いです。」とのことです。
京の文化財体験教室2023 いろは イメージ
京都にどんな文化財があって、どんな行事が行われているか、聞いて、見て、実際に挑戦してみる!

文化財体験教室は、京都市内の祭礼や民俗行事・芸能について、広く学び体験を行うことができる教室です。
京都市内には多くの文化財があり、所有者や保存会などの尽力により守り伝えられていますが、近年継承が難しくなってきています。
実際にお話を聞いて、体験することで、文化財の保護と継承について学びを深められる、親子向け体験型ワークショップです。

参加費は無料。

主催は京都市文化観光資源保護財団、
後援は京都市と京都市教育委員会です。

*小学校3〜6年生と保護者30組対象
※予約受付は終了しています

京の文化財体験教室2023
〜プログラム〜
7/22(土) 第1回目 オリエンテーション・祇園祭(ぎおんまつり)を体験しよう
祇園祭の山鉾町でお囃子を体験し山鉾にのぼります。
7/29(土) 第2回目「六斎念仏(ろくさいねんぶつ)」をやってみよう
芸能性豊かな六斎念仏踊りの四つ太鼓に挑戦します。
9/9(土) 第3回目「大念仏狂言(だいねんぶつきょうげん)」をやってみよう
千本ゑんま堂大念佛狂言保存会が講師を務めさせていただきます。
ゑんま堂狂言のお囃子や所作を体験してみます。
各教室の
流れ
(イメージ)
お話を聞く 〜 鑑賞・見学 〜 体験 〜 発表

子どもたちの元気なエネルギーが、未来の民俗芸能のパワーになってくれる様に願っています。

ゑんま堂狂言Facebookで先に案内を始めていましたが、京都市より催しの発表があると早々に申し込みがあり、あっという間に予定数が埋まったため、上記の通り予約受付を終了されたそうです。
詳細は京都市文化観光資源保護財団のホームページにて。

当日の様子は、ゑんま堂狂言のホームページでご報告させていただきます。

五月本公演
4日間 全日程終了

4日間ありがとうございました!
令和5年の五月本公演もおかげさまで4日間の全日程を無事終えることができました!
ゑんま堂まで足を運んで直接ご観覧いただいた皆様、YouTube配信をご視聴いただいた皆様、本当にありがとうございました!
2023年5月4日本公演会場イメージ 晴天に恵まれ、3日目よりも更に気温が上がるなか、最終日もたくさんのお客様にお越しいただきました。

最終日も『えんま庁』でスタート。
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▲ 無言劇なのですが、一度だけ鬼さんが声を出すシーンがあります。それを知らずにその正面最前列に座られた方は多分すごく驚かれると思います。


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▲ 2演目目は『神崎渡し』。
終盤は秀句好きの船守と御坊との、動きのあるデッドヒートが舞台狭しと繰り広げられます。


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▲ 3演目目は『福釣り』。
庄屋の屋敷で宝物の虫干しがあると聞きつけた参詣人は、欲しい物が何でも釣れるという釣り竿を借ります。欲を隠さない参詣人が最後にどんなものを釣り上げるのか…。


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▲ 4演目目には《かたもん》『船弁慶』です。
誰もが知る義経や弁慶、静御前が登場するこの演目も見どころがタップリです。
前半、静御前との別れの舞いのシーンはしっとりと美しく…
中盤の義経一行が船に乗るシーンは、実際に船に乗っているように見せる演技に、客席から「うまいこと見せるなぁ〜」とのつぶやきが聞こえてきました。
後半の、怨霊・知盛との立ち回りでは、他の《かたもん》の立ち回りと違い、船守の緩さがスパイスとなって一層盛り上がります。



▼ 休憩を挟んで昼の部5演目目に『鬼の念佛』。 本公演鬼の念佛イメージ01
▲ ゑんま堂狂言の顔出しパネルにもなっているポーズ「八万地獄へ落って失しょう〜〜」のシーン。 本公演鬼の念佛イメージ02
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▲ 江戸時代初期から明治にかけて流行した『大津絵』。中でも〝大津絵十種〟と呼ばれる代表的な画題の一つの鬼からヒントを得て作られたといわれています。大津絵に似た格好をさせるところがミソという、歴史を感じさせる演目です。


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▲ 6演目目『にせ地蔵』。
この演目の見どころの一つに、面を前後に着けるシーンがあるのですが、今回は地蔵面のヒモが切れてしまうハプニングが!
観客席も一瞬ざわつきましたが、アドリブでしっかり笑いをとりながら何とか切り抜けました〜。


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▲ 昼の部最後の『二人大名』。
小六から組んだトリオも、今年ハタチの大学生トリオになりました。



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▲ 最終日夜の部1演目目は『木の本地蔵』。
昨年の 千本ゑんま堂狂言IN長浜 では、題材の眼のご利益伝説が伝わる木之本地蔵院のある地元長浜での公演も果たした演目。
完全自主公演、今年も計画中です!ぜひお楽しみに!


本公演篁冥途噺イメージ01
本公演篁冥途噺イメージ02
▲ 夜の部2演目目は今年の本公演の目玉、新作狂言の『篁冥途噺(たかむらめいどばなし)』。
小野篁は、彼がえんま法王を安置した地に千本えんま堂が始まったといわれる、えんま堂とはとても縁の深い人物です。
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▲ 昨年末の 練習発表会 ライブ配信 で初披露となった新調した篁の面ですが、さらに磨きをかけ、味のある面となって皆様に観ていただくことができました。
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▲ 浄玻璃の鏡は千本ゑんま堂大念佛狂言保存会美術スタッフによる3Dプリンタを使って造形し、彩色した力作です。


▼ 夜の部3演目目、『道成寺』。
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昨年の 国立劇場おきなわ企画公演 は、この演目がきっかけでご依頼をいただきました。
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本公演道成寺イメージ03
▲ 動画配信のチャットで「ダブさんの熱演、最高〜」というコメントをいただきましが、鬼神に目を付けられ追い掛け回されて逃げ惑う『七回り』というシーンは、本当に熱演と呼ぶにふさわしい陀仏坊の見せ場です。


▼ いよいよ今年も本公演最終演目『千人切り』を迎えました。
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▲ 今年の千人切りMVPは、この親子三人のパフォーマンスで決まりでしょう。それにしてもきれいに足が上がってます…将来が楽しみです!
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▲ このために子供用の牡丹獅子の衣装も用意、かわいすぎます! 本公演千人切りイメージ04
▲ 今年はやっぱりこのネタがきました、侍ジャパンのWBC優勝。
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▲ 親鬼の面きり。素顔なので何か違和感。
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▲ 今年の四役の記念撮影。為朝、親鬼、小鬼と大学生トリオ。
烏は為朝役のお父さんです!



本公演受付テントイメージ
▲ 本公演開催中はリニューアルパンフレットやオリジナルどら焼きなど、たくさんのゑんま堂狂言グッズをお買い求めいただきました。
収益金は千本ゑんま堂大念佛狂言保存会の活動に使わせていただきます。ありがとうございました。
また、上京区の情報サイト『カミング』様より昨年ゑんま堂狂言の取材を受けた際に知り合った学生ボランティアさんが、今年の本公演で受付や配信などをお手伝いくださいました。ありがとうございました。


今回ライブ配信した本公演の動画は、しばらくの間 YouTubeの「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」にて全日程全演目アーカイブ配信させて頂きます。ぜひご視聴ください。

本公演千人切りイメージ06
今年はコロナ禍の影響も落ち着いて、以前のようにお客様数に制限をかけない本公演も、皆様のおかげで無事全日程を盛況のうちに終えることができて、保存会一同ホッとしております。
お客様からの演技などに対しての暖かい拍手、土蜘蛛の糸が飛んだ時や焙烙が見事に割れた時などの歓声、そして何よりも楽しそうな笑い声……満員のお客様の前で開催できる喜びを感じた4日間でした。

千本ゑんま堂大念佛狂言保存会は、今後も皆様に楽しんでいただけますよう、伝統を守りながら新しいことにもチャレンジする所存です。今後とも応援のほど、よろしくお願いいたします。

五月本公演
3日目終了

昼公演も夜公演も大いに盛り上がりました!
3日目は祝日ということで昼公演で7演目、夜公演で5演目の計12演目を上演させていただきました。
2023年5月3日本公演会場イメージ 汗ばむほどの陽気の中、立ち見のお客様も出るほど(座席数多く用意できなくて申し訳ございません)の盛況でした。

3日目も『えんま庁』でスタート。
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▲ ほとんどがセリフがある演目ばかりのゑんま堂狂言では珍しい無言劇のひとつです。


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▲ 2演目目は『靭猿』です。
お猿さんが猿っぽい仕草をする度に「かわいい!」と客席からの声があがっていました。配役表をご覧になった方はお気付きかもしれませんが、実は猿引きとお猿さん役は親子の共演だったんです。


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▲ 3演目目は『寺ゆずり』です。
やっぱりおなあさんの破壊力は凄かった…歩くだけで会場にはこらえ切れない笑いの渦が…。


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▲ 4演目目には《かたもん》『紅葉狩り』。
妖しげな雰囲気漂う演目です。


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▲ 休憩を挟んで昼の部5演目目には『悪太郎』。
往来で寝ている間に叔父に髪の毛を剃られ、出家にさせられた悪太郎。名前まで叔父に「ナムアミダブツ」とつけられてしまいます。
そんな(元)悪太郎がなぶり坊主に出会ってしまって一騒動…仏教にある〝悪人こそが救われる〟という教えをユーモラスに表現したお話です。


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▲ 6演目目には『舌切雀』です。
今年の本公演の3日目にはこれ以外にも『靭猿』、 『芋汁』、 『いろは』 と子役の活躍する演目が多く、ご覧になった方はたくさんの子役のかわいらしい演技を堪能いただけたと思います。


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▲ 昼の部最終の7演目目には『炮烙割り』。
今年は奉納された焙烙の数が多く、割るシーンの迫力も増していたと思います。



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▲ 3日目夜の部1演目目はゑんま堂狂言では数少ない無言劇『芋汁』です。
無言劇は「かんでんでん」を演奏し続けます。特にこの演目は上演時間が約40分とゑんま堂狂言では最長の部類に入るので、お囃子泣かせなのです。


本公演5月3日いろはイメージ01
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▲ 夜の部2演目目は『いろは』。
この演目の弟子は子役が演じることが多いとはいえ、ここまで師匠とのサイズ差があるのはなかなか観られるものではありません。
師匠の頭を〝しばく〟シーンも一苦労です。


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▲ 夜の部3演目目は1日目に続き2回目の登場『土蜘蛛』です。
アマチュアカメラマンにも人気の演目で、蜘蛛の糸が宙を舞うシーンではカメラの連射音があちこちで鳴り響きます。


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▲ 夜の部4演目目はこれも1日目に続き2回目の登場『花盗人』。
初めて狂言を観る方にもお薦めの、喜劇の原点とも言えるわかりやすい展開が繰り広げられます。


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▲ 3日目の最終演目は『末廣』です。
動画配信のチャットで「一番好きな演目かもしれません💓」というコメントをいただきました。
抜けたところのある太郎冠者ですが、とっても主君想いの〝いいヤツ〟なんですよ。


オリジナルどら焼きイメージ
▲ ゑんま堂狂言ロゴ入りのオリジナルどら焼きは最終日も販売いたします。売り切れるまでご購入いただけます。


令和5年度本公演もいよいよ5/4が最終日、昼の部が13時より、以下の7演目を上演予定。
えんま庁
神崎渡し
福釣り
船弁慶
鬼の念佛
にせ地蔵
二人大名

5/4夜の部は18時より、以下の4演目を上演予定です。
最終演目は例年通り『千人切り』です。
どんなネタが飛び出すか、今から保存会員も楽しみです。
木の本地蔵
篁冥途噺
道成寺
千人切り

4日目も3日目同様、雨の心配はなさそうですが昼夜で寒暖差が激しい予報です。日中は日差し対策(ただし、ご観覧中の日傘の使用はご遠慮いただいています。帽子等、他の方の観覧の妨げにならないようご留意ください)、夜は寒さ対策をして、皆様お誘い合わせの上、ゑんま堂まで足をお運びいただければ幸いです。

五月本公演
2日目終了

2日目も好天に恵まれ無事終了!
1日目に引き続き天候に恵まれ開催できました2日目の本公演でした。
2023年本公演挨拶宮田イメージ

本公演2日目、挨拶は保存会会長の宮田で始まりました。

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▲ まずは元気いっぱい!『』からスタートです。


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▲ 2演目めは、先日出演させていただいたNHK『京コトはじめ』でご紹介していました 『でんでん虫』です。 放送を観て来てくださった方もおられたようで、うれしい限りです。


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▲ 3演目めは『伯母ヶ酒
これは何度見ても楽しい演目です。


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▲ そして2日目の最後は『牡丹獅子』。
獅子の演技にハラハラドキドキ。
練習を重ね、技を増やして見せ場盛りだくさんの仕上がりになりました!



令和5年の本公演2日目もおかげさまで盛況のうちに終了しました。
ご観覧いただきありがとうございました。

3日目、5/3は昼の部が13時より、以下の7演目を上演予定。
えんま庁
靭猿
寺ゆずり
紅葉狩り
悪太郎
舌切雀
炮烙割り

5/3夜の部は18時より、以下の5演目を上演予定です。
芋汁
いろは
土蜘蛛
花盗人
末廣

3日目は昼夜で寒暖差が激しそうです。日中は日差し対策、夜は寒さ対策をして、皆様お誘い合わせの上、ゑんま堂まで足をお運びいただければ幸いです。

五月本公演
1日目終了

コロナ禍以前のようにお客様数に制限をかけずに公演!
コロナ禍も落ち着き、以前のようにお客様数に制限をかけない本公演がスタート!
2023年本公演会場イメージ

1日目は本番前に一雨降ったものの、開始時にはすっかり天候もよくなり、舞台前にはコロナ禍以前のようにたくさんのお客様がお集まりくださいました!
明日以降も予報では会期中は天候に恵まれそうです。

本公演ご祈祷イメージ
▲ 本公演の演目開始前には本堂でご祈祷が行われます。


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▲ 令和5年本公演 1演目目は『えんま庁』です。
昔からの習わしで初日の一番目は『えんま庁』が上演されることになっています。
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▲ この演目はゑんま堂の本尊、閻魔法王への奉納・感謝の気持ちをあらわしたもので、他にはない当狂言特有の演目です。


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▲ 2演目目は『花盗人』です。
ベテラン演者の軽妙な芝居に客席から笑いがこぼれます。
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本公演花盗人イメージ04
▲ 諺「盗人を捕えて縄をなう」(泥棒を捕まえてから、その泥棒を縛る縄を作り始める=準備や段取りが悪いことのたとえ)がテーマの演目です。


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▲ 休憩を挟んで3演目目は『与平狐』。
平成28年5月初演の、現顧問が創作した新作狂言。回を重ねて、こなれて来た感が出てきました。
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▲ 「コイ〜ン!」と鳴きながらのこの独特な所作だけで笑いがおきます。


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本公演土蜘蛛イメージ03
本公演土蜘蛛イメージ04
▲ 初日のトリは『土蜘蛛』。
土蜘蛛のカツラが脱げてしまうトラブルがありましたが、蜘蛛の糸もきれいに飛び、客席から歓声も上がりました。


オリジナルどら焼きイメージ
▲ 150個限定でゑんま堂狂言ロゴ入りのどら焼きを販売しました。まだ在庫がありますので、明日も売り切れまでご購入いただけます。


令和5年の本公演1日目はおかげさまで盛況のうちに終了しました。
2日目、5/2も19時より開始、以下の4演目を上演予定です。

でんでん虫
伯母ヶ酒
牡丹獅子

明日も夜は冷え込む予報です。寒さ対策をして、皆様お誘い合わせの上、ゑんま堂まで足をお運びいただければ幸いです。

NHK『京コトはじめ』出演のお知らせ

テレビ出演決定〜!
NHK総合・全国放送予定の『京コトはじめ』という番組に千本ゑんま堂大念佛狂言保存会が出演することが決まりました!!

2023年4月28日(金)
PM3時10分〜3時54分
放送予定

『京コトはじめ』は、 京都発のさまざまな文化のルーツや、その魅力、新しい展開などについて紹介していく「ジャパンカルチャー」体感番組で、毎週金曜日のPM3時10分から放送されています。

4月28日放送回は「大念佛狂言」をテーマに取り上げていただき、当日はゑんま堂本堂や普段の練習場での練習風景が生中継で放送される予定です。

本公演前で熱が入る練習風景などをぜひ番組でご覧いただき、その翌週から始まる 千本ゑんま堂大念佛狂言本公演 にお越しください!!

五月本公演
番組表が出来ました!

千本ゑんま堂狂言 2023年5月本公演の演目順が決まりましたのでお知らせします。

全27演目、()の番号が付いているものは、期間中2回及び3回上演します。

番組表履歴《最新情報をご確認ください》
2023年4月19日公開
2023年4月24日変更


令和五年(2023年)
ゑんま堂狂言五月本公演 番組予定
5/1
(月)
夜の部
19:00〜
えんま庁(1)
花盗人(1)
与平狐
土蜘蛛(1)
5/2
(火)
夜の部
19:00〜
でんでん虫
伯母ヶ酒
牡丹獅子
5/3
(水・祝)
昼の部
13:00〜
えんま庁(2)
靭猿
寺ゆずり
紅葉狩り
悪太郎
舌切雀
炮烙割り
夜の部
18:00〜
芋汁
いろは
土蜘蛛(2)
花盗人(2)
末廣
5/4
(木・祝)
昼の部
13:00〜
えんま庁(3)
神崎渡し
福釣り
船弁慶
鬼の念佛
にせ地蔵
二人大名
夜の部
18:00〜
木の本地蔵
篁冥途噺
道成寺
千人切り

五月本公演
5月1日(月)〜4日(木・祝)

千本ゑんま堂境内にて本公演開催決定・YouTube同時配信予定
ゑんま堂の舞台で全演目を上演予定!
2023本公演予告えんま庁イメージ
会 場  千本ゑんま堂境内 仮設舞台
日 時  令和5年5月1日(月)〜
     4日(木・祝)
     【雨天決行】
開 演  5/1 夜の部:午後7時〜
     5/2 夜の部:午後7時〜
     5/3 昼の部:午後1時〜/
        夜の部:午後6時〜
     5/4 昼の部:午後1時〜/
        夜の部:午後6時〜
料 金  無料(途中入退場可)

以上、全6回公演の予定です。

入場や観覧に際しての注意事項
本公演の観覧に際しての注意事項についてご案内いたします。

◉境内に駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用いただくか、公共交通機関でお越しくださいますようお願いいたします。

◉整理券や座席制限の予定はありません。こちらで準備する座席数をこえる場合は立ち見となります。あらかじめご了承ください。

◉全席自由席です。
・演技中の席の移動や入退場はなるべくお控えください。(止むを得ず移動される場合は周りの方へのご配慮をお願いいたします。)
・途中入退場可能のため、空席ができた場合には着席してご覧いただけます。
・できる限り空席のないよう、ご着席でのご観覧にご協力をお願いいたします。
・ご観覧中の飲食はできるだけお控えください。

◉小雨決行で、豪雨の場合は本堂にて客席数を制限しての公演になります。

◉写真・動画撮影は可能としていますが、移動せず、消音などの対策の上、周囲の方への配慮を十分に、保存会カメラスタッフの指示に従って頂きます様、お願いします。

以上、ご協力の程よろしくお願いいたします。
◉本公演の番組表や内容についての追加事項は、その都度ご案内を更新いたします。


YouTubeライブ配信予定
本公演は 全日・全演目を、YouTubeの「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」よりライブ配信させて頂く予定です。
スマートフォン、タブレット、パソコン、YouTubeをご覧いただけるスマートテレビやFire TV stickなどの動画サービス、ゲーム機などからYouTubeにお入り頂き「えんま堂狂言保存会」と検索してください。
5月1日午後7時より配信を開始予定です。以降も昼の部、夜の部開演時間に合わせて配信開始の予定です。
滞りなく開催できます様、ご理解とご協力をお願い致します。

リニューアルパンフレット販売のご案内
本公演では初売りとなります! 13年ぶりにリニューアルしたパンフレット!
昨年の国立劇場おきなわ企画公演に合わせて、千本ゑんま堂大念佛狂言のパンフレットをリニューアルいたしました!
販売価格は1冊税込¥1,000
より詳しい内容はリニューアルパンフレット 詳細はコチラ ▼ からご確認ください。
ご来場の機会にぜひリニューアルパンフレットをご覧ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

鞍馬寺花供養奉納
公演終了

4年ぶりの公演となった鞍馬寺花供養奉納公演無事終了!
鞍馬寺花供養奉納公演拝殿イメージ

4年ぶりの開催となった鞍馬寺の花供養奉納。
好天に恵まれ、さわやかな風が吹き抜ける中、山上の舞台前にはたくさんのお客様がお集まりくださり、公演は無事終了しました!

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▲ 1演目目は『舌切雀』です。
当保存会子役の演じる親雀が『チュンチュンチュン…』と登場!

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▲ 雀に糊の番を頼み、お婆さんは川へ洗濯に出かけます。

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▲ お婆さんが出かけると、親雀が子雀を連れて戻って来ます。

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▲ 1羽、2羽、そして3羽…
『チュンチュンチュン!』と元気に鳴きながら集まってきます。

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▲ 最後には9羽もの雀が集まり糊を食べてしまいました。

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▲ 雀たちが糊を食べたことに気付き、舌を切って雀たちを追いやるお婆さん。

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▲ この白装束の子雀役は 鞍馬山保育園 の園児さん達です。
本番前の短い時間にしっかり演技指導を受けて堂々と舞台へ!ご協力ありがとうございました。

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鞍馬寺公演舌切雀イメージ12
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▲ お爺さんは雀達を探して雀のお宿へ辿り着きます。そして、お爺さんが持ち帰った小さいつづらの中は美しい着物や帯がいっぱいでした!

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▲ 欲張りなお婆さんが持ち帰った大きなつづらの中からは何やら音がします…

ここから先が気になる方は、実際に公演をご覧ください。
5月に開催する 本公演 でぜひどうぞ!


演目と演目の間は、体験コーナーです。
お客様に「鉦・太鼓体験」に参加していただきました。
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▲ 最初に挑戦いただいた親子の方は鉦と太鼓の分担作業で見事にクリア!

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▲ 次も親子の方が挑戦。こちらは協力プレイでクリア!

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▲ 最後に挑戦いただいた女性は、叩く前にシミュレーション…でも、なかなか思うようには叩けないご様子。
簡単そうに見えますが、実際にやってみると意外に難しい「カンデンデン」のリズム。
何度か叩くうちにコツをつかまれ、最後は見事なリズムで叩いていただきました!


続いて2演目目は『寺ゆずり』です。
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鞍馬寺公演寺ゆずりイメージ02
鞍馬寺公演寺ゆずりイメージ04
▲ ある寺の住職が高齢のため、さんみ(沙弥=未熟なお坊さん)に寺を譲ることにしました。
ところがこのさんみさん、お寺にやって来るお客に対してことごとくズレた対応をしてしまいます。

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▲ 3人目に訪れるのは檀家の「おなあ」さん。舞台に現れただけで笑いをとるゑんま堂狂言イチの愛されキャラです!
彼女に会いたい方は、ぜひ 本公演 で彼女の出る演目をチェック!



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こうして4年ぶりに、鞍馬寺での公演ができたことを保存会一同心より感謝しております。
鞍馬寺関係者の皆様、そして、舌切雀にご出演いただいた 鞍馬山保育園 関係者の皆様、並びにご観覧いただいたお客様、本当にありがとうございました。
今後ともゑんま堂狂言をどうぞよろしくお願いいたします。

鞍馬寺花供養奉納公演

鞍馬寺さんの花供養に出演させて頂きます!
開演時間が PM1:00〜 に変更となりました!
4月9日(日) PM1:30〜 PM1:00〜
観覧無料(要:入山料)
鞍馬寺予告舌切雀イメージ
開演時間が PM1:00〜 に変更となりました!
また、2演目目が『寺ゆずり』に決まりました!(2023年4月2日追記)

4年ぶり!!鞍馬のお山で狂言奉納させていただきます。
10年以上前から鞍馬寺花供養の際には、狂言を奉納させていただいています。鞍馬のお山は空気感が特別!!ここ数年、公演できる日を待ち望んでいました。
ようやくまた、あの舞台で狂言ができることを心から喜んでいます。

鞍馬山の拝殿にて上演いたします。
入山料(愛山費〔拝観料〕500円)が必要です。山上まで徒歩なら約30分、ケーブルカー(〔ケーブル寄進〕大人・片道200円、小学生以下・片道100円)もご利用いただけます。詳細につきましては鞍馬寺のサイトでご確認ください)

演目は地元の子供たちも出演する『舌切雀』と、『寺ゆずり』を上演予定です。
鞍馬寺予告寺ゆずりイメージ
※当日の都合で演目が変更となる場合もございます。

また、演目と演目の間に鉦太鼓体験コーナーを設け、2〜3人と少数の方となってしまいますが、お客様にも参加していただける企画も予定しています!

今年は桜の開花が早そうです。鞍馬の桜とゑんま堂狂言をお楽しみいただけますように。

隨心院「はねず踊りと今様」
出演終了

4年ぶりの「はねず踊りと今様」に出演無事終了!
「はねず踊りと今様」舞台イメージ

コロナ禍による3年間の休止を経て、4年ぶりの開催となった山科隨心院「はねず踊りと今様」に出演させていただきました!
当保存会の出演としては10年ぶりとなりました。 春の冷たい雨が断続的に降るというあいにくの天候でしたが、たくさんのお客様にご覧いただくことができました。

はねず踊り大玄関イメージ
▲ 本年は雨のため、例年の勅使門(薬医門)での仮設舞台ではなく、大玄関を舞台にしての開催となりました。
開始30分以上前からお客様が来られていました。

はねず踊り保存会会長イメージ
▲ まずは、はねず踊り保存会会長さんのご挨拶から。
伝統文化の継承にご苦労されている様子が偲ばれました。
当日販売されていた竹筒入りの手作りういろうの売り上げ等を衣装や道具にかかる費用に充てられているとのことでした。
手作りういろうは当日参加のゑんま堂狂言保存会員もお土産でいただきましたが、とても美味しかったです!

はねず踊り司会イメージ
▲ 司会進行は歴代の「ミス小野小町」さんが交代で務められていました。

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▲ いよいよおまちかね、「はねず踊り」が始まります。
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▲ 「はねず踊り」はその昔深草少将が小野小町を慕うあまりに百夜通いをしたという隋心院に伝わる伝説を主題にしたもので、小学4〜6年生の子どもたちが踊ります。
はねず踊り1回目イメージ3
▲ 「はねず」とはうす紅色のことで、隋心院の紅梅もこの名で親しまれていました。

今様1回目イメージ1
▲ 続いて「今様」です。こちらは「はねず踊り」に比べるとしっとりとした大人の踊りで、演じるのははねず踊りの経験者とのこと。
今様1回目イメージ2
▲ 扇子を持っての踊りもはんなりとして素晴らしかったです。

千本ゑんま堂大念佛狂言1回目会長宮田イメージ1
▲ 最後に我々千本ゑんま堂大念佛狂言が登場、まずは保存会会長宮田の簡単な解説から。
千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛1回目イメージ2
▲ 演目土蜘蛛を演じさせていただきました。
階段を降りての登場は面を付けている演者にとっては難しかったそうです。
千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛1回目イメージ3
▲ 病に伏せる主君を見舞いに来た渡辺綱(わたなべのつな)・平井保昌(ひらいほうしょう)に酒を勧める源頼光(みなもとのらいこう)。
千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛1回目イメージ4
▲ 綱、保昌が下がったあと、僧が現われ頼光に襲いかかります。実はこの僧こそが頼光の病の元凶、土蜘蛛が化けた姿だったのです。
千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛1回目イメージ5
千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛1回目イメージ6
▲ 頼光は名刀「膝丸」で蜘蛛と戦いますが、もう少しのところで取り逃がしてしまいます。
千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛1回目イメージ7
▲ クライマックスの土蜘蛛が糸を投げるシーンでは歓声が上がりました。


はねず踊り3回目イメージ1
▲「はねず踊り」3回目の舞台。当日は「はねず踊り」、「今様」は4回公演をされ、ゑんま堂狂言はその内の1回目と3回目に出演させていただきました。
はねず踊り3回目イメージ2
はねず踊り3回目イメージ3
▲3回目とあり、演者の子どもたちの緊張も和らぎ、より一層素晴らしい舞台となっていました。

今様3回目イメージ1
▲ 「今様」も3回目。赤袴、白袴それぞれ2名の演者さんが交代で踊られていました。
今様3回目イメージ2
今様3回目イメージ3
▲ 白拍子の由来として、白い衣装を身に着け、拍子木のみを使い舞うことからそのように呼ばれたとアナウンスされていました。

千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛2回目イメージ1
千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛2回目イメージ2
▲ 千本ゑんま堂大念佛狂言は2回目の登場、演目は同じく土蜘蛛です。
1回目の経験から、まず階段上で面を切るという階段を生かした立体的な演出に変更しました。現場の状況に合わせ、最大限の演出効果を求めるゑんま堂狂言保存会です。
千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛2回目イメージ3
千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛2回目イメージ4
▲ ゑんま堂狂言の中でも一二を争う人気演目の土蜘蛛です。
派手な立ち回りや、蜘蛛の糸を飛ばすシーンなど、短い上演時間に見どころが凝縮されています。


千本ゑんま堂大念佛狂言舞台イメージ3
終始雨が降り続ける中、ご観覧いただいたお客様に感謝申し上げます。
また、共演のお誘いをいただきましたはねず踊り保存会の皆様、出演に際していろいろとご尽力いただきましたこと、ありがとうございました。
おかげさまで大変気持ちよく演じることができました。
再びご一緒できる機会がありますように。

隨心院「はねず踊りと今様」に出演

山科隨心院「観梅会・はねず踊り」公演に出演させていただきます! 出演終了
3月26日(日)AM11:00/PM1:30(2回出演)
観覧料1,000円
はねず踊り予告土蜘蛛イメージ
10年以上前に参加させていただいていたはねず踊り公演の舞台で、久々に上演させていただきます。
実は、そのお誘いを受けたのは今から3年前の2020年でした。
みなさんご存知の通り、その頃はコロナ騒ぎの真っ只中で、公演は残念ながら中止となりました。その後も2年間は止むなく開催を見送られることに…。

そして、今年は4年ぶりに開催が決定!また、当保存会にもお声がけいただきました。
この春から、ようやく色々なことが動き出して来たようです!

先日、打ち合わせに伺ったのですが、はねず踊り開催にあたって「はねず踊り保存会」会長さんをはじめ、携わるみなさんの熱意がひしひしと伝わって来ました。
私たちもそのパワーを受けて久々の舞台がんばります!

はねず踊りは3月26日(日)AM11:00~・PM12:30~・PM1:30~・PM3:00~の4回公演です。
そのうちゑんま堂狂言は、AM11:00〜とPM1:30〜の2回、出演させていただきます。
(拝観・梅園入園・鑑賞料 1,000円が必要です。当日券もあります。境内受付にてお買い求めください。)

演目は『土蜘蛛』です。

境内屋外に設営される舞台で上演します!
(雨天時も開催予定ですが、お寺の中(屋内)での上演となりますので、別途整理券が必要になる可能性があるそうです。ご注意ください。)

ご案内及び詳細につきましては、隨心院のホームページよりご確認ください。

2023年節分会狂言奉納
無事終了〜!

今年2023年2月3日の節分会は、3年ぶりにゑんま堂でお客様をお迎えして、狂言奉納を実現することができました。
節分会本堂イメージ

本堂が密にならないよう座席数を例年より少ない60席限定とし、あとは約20名ほど立ち見整理券という形でお配りすることにしました。
当日、早くからたくさんのお客様が並んでくださり、整理券が行き渡るか心配でしたが、準備していた予定数でお渡しできました。
もし、配布終了後にお越しのお客様がおられましたら、大変申し訳ございませんでした。
ここでお詫び申し上げます。


初めに妙昭さん、続いて藤井副会長からご挨拶。
節分会挨拶イメージ
寒さもあり、少し固まり気味なお客様に副会長が笑い方練習を!

「わっはっはっは〜」

一気にほぐれたお客様に『神崎渡し』と『鬼の念佛』をご覧いただきました。


節分会神崎渡しイメージ1
節分会神崎渡しイメージ2
▲ 宮田会長はおどけた船守、ベテラン会員は余裕の御坊を、そしてお茶屋をまだまだ初々しい中学2年生の会員が演じました。


節分会鬼の念佛イメージ1
▲ 節分会では、必ず鬼の登場する演目を上演します。
大ベテランの戸田顧問が罪人を、大学2回生の会員が鬼を演じました。
節分会鬼の念佛イメージ2
▲ 戸田顧問の響きわたる唄声にのせられて踊る鬼さん。みなさんの楽しそうな笑い声が本堂横まで届いて来ました。
このように唄うシーンのある演目はなかなか難しく、演じられる会員さんが限られます。


そして上演後は、本堂から客席へ向かってエアー豆まき!
節分会豆まきイメージ1
▲ 「福は~うち!鬼も~うち!!」
掛け声を唱えてエアー豆まき(三方を持ち、豆をまくふりだけです 笑)を行いました。
節分会豆まきイメージ2
▲ その後お1人ずつに三方の豆をお持ち帰りいただきました。


今年の節分会はとても良い雰囲気の中、無事に終えることができました。
お越しくださった皆様に、心より御礼申し上げます。

2023 節分会奉納のお知らせ

2023年2月3日 今年はゑんま堂にて節分会奉納いたします
座席数制限あり・YouTube配信なし
節分会予告本堂イメージ
今年は、ゑんま堂節分会開催に伴い、本堂内にて狂言奉納をさせていただきます。当日、以前のように本堂内に座席をご用意いたします。
座席数に制限を設けますが、直に狂言をお楽しみいただけるよう準備を進めております。
YouTube配信につきましては今回予定しておりませんので、ぜひゑんま堂まで足をお運びください。


2023年2月3日(金) 当日の予定

18:30〜 整理券配布《60席》
※座席数は60席となりますが、立ち見で距離を取りご観覧いただける程度の人数を設定し、立ち見整理券をご用意しようかと考えております。何卒ご了承の程よろしくお願いいたします。


19:00〜 開場《自由席》
19:00になりましたら、整理券の番号を1〜10、11〜20と順にお呼びいたしますので、お好きな席にご着席ください。


19:30〜 開演
節分会予告鬼の念佛イメージ
鬼の念佛
神崎渡し
上記2演目を予定しております。


20:30頃〜 エアー豆まき
節分会予告豆まきイメージ
※今年の豆まきはエアーで行います。
例年のように年男、年女の方には本堂内にお上がりいただき、保存会員といっしょにエアー豆まきをしていただきます。

『福は〜うち〜 鬼も〜うち〜』恒例のクジ付き福豆は、エアー豆まきのあと、直接お渡しいたします。
当たりが出た方には、当たりクジと交換で景品をお渡しいたします。
なお、本堂内では感染症予防対策として、マスク着用のご協力をお願いいたします。


21:00頃終了予定


《みなさまへお願い》
ゑんま堂境内には駐車スペースはございません。
お越しの際には公共の交通機関をご利用いただくか、お車の場合は、近隣の有料駐車場をご利用いただきますようお願い申し上げます。

京都市右京ふれあい文化会館 2023年 新春特別公演
『大念佛狂言の世界』 〜嵯峨・千本ゑんま堂・和久里壬生狂言〜
公演終了

3つの念佛狂言新春特別公演 無事終了!
『大念佛狂言の世界』イメージ

嵯峨大念佛狂言、千本ゑんま堂大念佛狂言、そして若狭・小浜よりお越しくださった和久里壬生狂言の『大念佛狂言の世界』が無事終了。お越しいただいた皆様は3つの念仏狂言の違いを楽しんでいただけたことと思います。

『大念佛狂言の世界』客席イメージ
▲ あいにくのお天気で、雨が少し残る中でしたがたくさんのお客様が来てくださいました。
 チケットも当日までに完売!
 感染症対策のため、マスクを外していただくことはできませんでしたが、会場には暖かい拍手とお客様の笑い声が響きました。

八木先生解説イメージ
▲ 佛教大学 八木先生の講演「大念仏狂言とは」からスタート。いつも楽しいお話をありがとうございます。


嵯峨大念佛狂言愛宕詣イメージ1
▲ 1演目目は、嵯峨大念佛狂言愛宕詣。ゑんま堂狂言には無い演目です。せりふの無い演技に魅了されます。
嵯峨大念佛狂言愛宕詣イメージ2
▲ 写真のシーンは厄除けのお守りになるかわらけを投げているところで、演技中は和紙のかわらけを投げています。
受け取れたラッキーな人はあとから素焼きのかわらけと交換してもらえます。


千本ゑんま堂大念佛狂言牡丹獅子イメージ
▲ 2演目目に我々千本ゑんま堂大念佛狂言が登場、牡丹獅子を演じさせていただきました。
千本ゑんま堂大念佛狂言牡丹獅子イメージ2
▲ 今回新技を披露!舞台の獅子を見ているとハラハラしてお囃子の笛が止まりそうになります。


和久里壬生狂言花盗人イメージ
▲ 最後に、京都から他府県に伝わった唯一の大念仏狂言、和久里壬生狂言さんが登場。『花盗人』を演じてくださいました。
過去に京都での公演は2回あったそうで、今回が3回目。しかも嵯峨、ゑんま堂両狂言との共演は今回が初の見逃せない舞台でした。
和久里壬生狂言花盗人イメージ2
▲ 京都の三大念仏狂言にも全て伝わる演目「花盗人」ですが、ゑんま堂狂言の『花盗人』とは展開もかなり違っていて面白かったです。
和久里壬生狂言花盗人イメージ3
▲ 具体的に当会の演目でいうと、始まりは『芋汁』のようで、後半に入ってから『花盗人』へと変わっていくイメージでした。
和久里壬生狂言花盗人イメージ4
▲ 昔に嵯峨大念佛狂言さんと関わりがあったことから和久里壬生狂言さんが始まったそうで、面や衣装、そして所作などは嵯峨大念佛狂言さんに似ているところが多くあり、繋がりを感じられました。

和久里壬生狂言の本公演は、なんと6年に1回催されるという超貴重な公演。
しかし、令和2年にあるはずだった公演はコロナ禍の影響で残念ながら中止されたとのことでした。
令和8年に予定されている次回は無事開催されますように…。


スタッフジャンパーイメージ
▲ 昨年末にできあがったばかりのお揃いのスタッフジャンパーで記念撮影。


3つの念佛狂言、それぞれに魅力は違うと思いますが、それを一度に見ることができるとても貴重な公演でした。参加させていただき、ありがとうございました。

ゑんま堂狂言
年末練習発表会
12月18日(日)午後1時〜
YouTube配信!(年内中期間限定公開)

練習発表会の様子を配信します!
練習発表会イメージ
突然ですが、12月18日の午後1時から「ゑんま堂狂言 年末練習発表会」を
YouTube「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」より配信させて頂きます。

この発表会は、大名役の中学生がメインで練習中の演目『花盗人(はなぬすっと)』と、新作狂言『篁冥途噺(たかむらめいどばなし)』の強化練習のため、そしておよそ100年ぶりの新調となる新作面『篁(たかむら)面』のお披露目を兼ねて、先日稽古場で無観客にて催しました。

発表会当日、その『篁面』を制作してくださった面打ち師「小松谷 宏春」氏にお越しいただき、制作についてお話を伺うことができました。
小松谷さんインタビューイメージ
面打ち師小松谷さんとは、ゑんま堂狂言古面の複製面制作や修理など、長年お世話になっています。
新作狂言『篁冥途話』を演じるに当たって、元々数少ない大名面の中に篁にしっくり合う面がなかったため、今回『篁面』の制作を依頼しました。

篁面新面イメージ
保存会からイメージをお伝えして、下絵から始まり、途中表情や色合い形など相談しながら進めてもらいました。
実際に付けてみると、舞台映えや他の面とのバランスなどもあり、完成まで何度となく修正を入れて仕上げていきます。
練習を重ね、演技を仕上げていくように、面に関してもやはり実際に使用してみてわかることも多いのです。

その『篁面』についてのインタビューも配信でお楽しみいただけます。


配信内容紹介

1.『花盗人
大名役に取り組み中の中学生会員の4月の練習発表会に続けての挑戦です。
花盗人イメージ
このように何度も演じて形にしていくのです。成長して行く姿を見守ってください。


2. 小松谷氏にインタビュー
「篁面について」


3.『篁冥途噺
ゑんま堂の開基 小野篁(おののたかむら)にちなんだ新演目です。
篁冥途噺イメージ
新作のため、試行錯誤を繰り返し、演者の変更や台本の修正も行い、完成に向けて練習を重ねているところです。
今現在の篁冥途話の姿を『篁新面』とともにぜひお楽しみください。


以上、2演目とインタビューを配信予定です。
なお、この動画の長さは約1時間、配信期間は2022/12/18~31までの限定公開とさせていただく予定です。
どうかお見逃し無く!

右京ふれあい文化会館新春特別公演

「大念佛狂言の世界 〜嵯峨・千本ゑんま堂・和久里壬生狂言〜」に出演!
令和5年1月14日(土)京都市右京ふれあい文化会館 2023年 新春特別公演開催!
牡丹獅子イメージ

嵯峨大念佛狂言、千本ゑんま堂大念佛狂言、そして若狭・小浜より和久里壬生狂言をお招きして、『大念佛狂言の世界』が開催されます。
ここでも佛教大学の八木透先生とご一緒させていただきます。
先生の講演「大念佛狂言とは」をお聞きいただいて、3つの狂言を存分にお楽しみください。
千本ゑんま堂大念佛狂言は牡丹獅子を演じさせていただきます。
主催は、京都市右京ふれあい文化会館(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団/京都市 です。

大念佛狂言の世界 〜嵯峨・千本ゑんま堂・和久里壬生狂言〜
開催日時 令和5年1月14日(土)
午後12時30分開場
午後1時開演
午後4時終演予定
会場 京都市右京ふれあい文化会館
公演演目 ●嵯峨大念佛狂言愛宕詣
●千本ゑんま堂大念佛狂言牡丹獅子
和久里壬生狂言『花盗人』
入場料 1,000円(税込)(自由席)
※10月1日(土)より発売中
チケットのお問い合せ・お買い求めについて ●右京ふれあい文化会館
075-822-3349
9時〜17時火曜休館(休日の場合は翌平日)

●京都コンサートホール
075-711-3231
10時〜17時 第1・第3月曜休館(休日の場合は翌平日)

●ロームシアター京都
075-746-3201
10時〜19時年中無休(臨時休館日を除く)

●オンラインチケット
京都コンサートホール、ロームシアター京都のオンラインチケットサービス 24時間購入可 ★要事前登録(無料)
チケット購入についての
ご注意
※右京ふれあい文化会館では、直接ご来館いただいたうえでのお支払い、チケットの受け取りになります。

※京都コンサートホール、ロームシアター京都でご予約の場合は、
1.それぞれのチケットカウンターでのお支払い、チケットの受け取り
2.セブンイレブンでのお支払い、チケットの受け取り(手数料が必要)
3.郵便局でのお振込み、チケットの郵送(郵送料等が必要)
が可能です。

※千本ゑんま堂・引接寺、清凉寺・嵯峨大念佛狂言ではチケットの取り扱いはしていません。お問い合わせなどご遠慮ください。

▼ 「大念佛狂言の世界」チラシ画像

大念佛狂言の世界チラシ表イメージ
大念佛狂言の世界チラシ裏イメージ