令和4年 八幡公演
『狂言へのいざない』
開催しました!
19回目の八幡公演 無事終了!
毎年恒例、今年で19回目を迎える八幡市立生涯学習センターでの公演『狂言へのいざない』がさわやかな秋晴れの中、無事に終わりました!
▲ 定員200席で販売したチケットは完売!ご覧の通り座席は満席となりました!!
▲ 今回で10回目とこちらも恒例となりました佛教大学 八木先生の楽しくてためになる解説でスタート。
脇に抱えておられるのは今年リニューアルしたゑんま堂狂言保存会のパンフレット。八木先生の猛プッシュ(!)のおかげで完売いたしました!
▲ 1演目目は『木の本地蔵』。木の本地蔵に参詣に来た座頭。
▲ 日が暮れてしまったので、お地蔵様の膝元で寝入った座頭のお金を盗む護摩の灰。悪者面が効果的なシーンです。
▲ すべてを見ていたお地蔵様が現れ、座頭と護摩の灰の眼を入れ替えてしまいます。
▲ 最後に三人三様の句を詠むシーンで締めくくりますが、句を詠むたびに観客席から拍手が起こりました。
▲ 去年はコロナ対策のため自粛した『体験コーナー』が今年は復活!ゑんま堂狂言鉦太鼓の基本のリズム(カンデンデン)体験を楽しんでいただきました。
見ていると単純なリズムなので簡単そうに見えますが、やってみると意外と難しいのです…。
▲ 本番の鉦・太鼓を担当してくれたのは7歳の保存会員です。体験コーナーの直後とあって、見事な(カンデンデン)ぶりに場内にどよめきが(笑)。今回このような舞台で初めて叩きましたが、落ち着いてできました!
▲ 2演目目は『でんでん虫』。山伏の登場。
▲ 伯父の長寿の薬にでんでん虫の黒焼きが良いと聞いた大名は、太郎冠者にでんでん虫を捕まえに行くように命じます。
▲ しかし、太郎冠者はでんでん虫がどんなものかわかりません。
▲ 大名から教えてもらった特徴をもとにでんでん虫を探しに出かけた太郎冠者が見つけたのは…。
笑いどころの多い演目で大いに笑っていただき、後半のでんでん虫の囃子唄では大きな拍手・手拍子もいただきました。
▲ 2演目観ていただいた後は素顔の演者が登場、質問コーナーも行いました。
▲ 4人のお客様の質問にお答えしました。和気あいあいとした雰囲気で最後まで楽しんでいただけたと思います。
▲ 今年は閉幕後のお見送りも復活させていただきました。新型コロナ禍以降の公演ではお客様と演者が触れあう機会がなかなか設けられませんでしたが、やはりお客様の直の声をいただけるのは保存会一同の励みになります。
今回はコロナ禍で自粛していた行事もいろいろ復活できた公演でした。新しいことにもチャレンジしているゑんま堂狂言保存会ですが、このような継続しているイベントも大切に、貴重な体験として今後の活動につなげていければと思っています。
ご観覧いただいたお客様、お世話になりました関係者の皆様に、保存会会員一同感謝申し上げます。ありがとうございました。