アート・ミックス・ジャパン2025開催まであと40日を切りました!
ART MIX JAPAN 2025 4月13日(日)にゑんま堂狂言が出演、チケット販売中!
伝統と革新が響き合う、日本文化の真髄を体感する2日間—『ART MIX JAPAN 2025』の開催が近づいて来ました!
『ART MIX JAPAN』は、多彩なジャンルの伝統芸能や伝統芸術が日本各地から春の新潟に集まる日本文化の祭典です。
今年のテーマは、日本人が長い歴史の中で磨き上げてきた笑いと感動の「話芸」。その魅力を存分に味わえるプログラムになっているとのこと。
年明けにお知らせしていましたが、4月12日(土)と13日(日)の2日間開催され、ゑんま堂狂言は4月13日(日)に出演が決定しています。
公式HPも公開され、2025年2月1日10:00からは、チケットの販売も始まっています。
今回ゑんま堂狂言は、石川県指定無形文化財の『御陣乗太鼓』とのコラボ公演になっていますので、『御陣乗太鼓』について簡単にご紹介させていただきます。
『御陣乗太鼓』の由来は、石川県名舟町が発祥の地。上杉謙信が天正4年に能登の名城「七尾城」を攻略し、各地を平定し進む上杉(上杉謙信)勢が名舟村へ押し寄せました。武器らしいものがない村人達は、鍬や鎌で迎え撃とうとしますが無力なことは明白です。それでも郷土防衛の一念で村の知恵者といわれる古老に従い、樹の皮で仮面を作り、海藻を頭髪にして太鼓を打ち鳴らし寝静まる上杉勢に夜襲をかけました。
奇怪な姿をした村人達の陣太鼓に、上杉勢は驚愕し、戦わずに退散したと伝えられているそうです。
太鼓のリズムも各地の太鼓とは違って独特なものがあるようで、はじめはゆっくり、次いでやや早くなり、最後には最も早く打ち切る「序・破・急」三段という形を繰り返します。それに合わせて、打ち手は面に応じた身振りや自由な形でミエを切り、非常に速いテンポで個性的な動きの芸を入れるという、太鼓のリズムと打ち手の動きがかもしだす雰囲気が一種独特な迫力をもたらすということです。
これを知ると、この『御陣乗太鼓』を観てみたくなりますね。
そして、「上杉本 洛中洛外図屏風」に描かれている『ゑんま堂狂言』と上杉勢を退散させたとされる『御陣乗太鼓』は、上杉つながりのご縁と知りました!
思わぬつながりで嬉しい驚きでした。
チケットは2025年2月1日10:00〜販売開始しています。
ぜひお買い求めの上、春の新潟へ足をお運びいただければと思います。
詳しくは『ART MIX JAPAN 2025』公式HPの公演情報でご確認ください。