アート・ミックス・ジャパン2025 開催終了 出演報告
伝統と革新が響き合う、日本文化の真髄を体感する2日間—『ART MIX JAPAN 2025』にゑんま堂狂言が出演いたしました。
多彩なジャンルの伝統芸能や伝統芸術が日本各地から春の新潟に集まる日本文化の祭典『ART MIX JAPAN』の舞台で、ゑんま堂狂言は笑いをお届けして来ました!
『狂言と太鼓 伝統の融合が新潟で実現』
ご報告が遅くなりましたが、2025年4月13日(日)に、ゑんま堂狂言は石川県指定無形文化財の『御陣乗太鼓』とのコラボ公演を行いました。
4月12日(土)の朝、参加メンバーは京都駅から新幹線を乗り継いで、新潟へと向かいました。
公演会場りゅーとぴあは、桜満開の時期でした。
イベントの主催者様にご挨拶、その後衣装道具の荷解きを済ませ、12日は他団体の鑑賞を楽しみつつ本番に備えました。
本番当日の13日、会場に着くと早々にリハーサルです。
まずは御陣乗太鼓さんから始まり、続いてゑんま堂狂言もリハーサルを行いました。
舞台演出の監督さんと立ち位置や音声チェックなど本番に向けてしっかり確認!!
リハーサルを終えたら本番準備!
衣装を付けて待機します。
いよいよ本番スタート!!
御陣乗太鼓さんの迫力の演技から始まりました。
事前にご案内していた通り、太鼓のリズムと打ち手の動きがかもしだす雰囲気は、他に類を見ない独特の迫力です!
ご興味を持たれた方は御陣乗太鼓保存会さんのHPに公演情報などを公開されていますのでぜひ!
御陣乗太鼓さんの演技の後、保存会会長宮田と御陣乗太鼓さん若手メンバー北岡さんが緞帳前で対談。
対談後、緞帳が上がるとともにゑんま堂狂言のお囃子を一繰り披露しました。
続いて会長のゑんま堂狂言についての解説タイム。
解説に続いて、客席のみなさんに笑い方の練習をしていただきました。御陣乗太鼓さんの迫力の演技に圧倒された空気をほぐします。
和らいだ空気の中、ゑんま堂狂言の『でんでん虫』スタートです。
笑い方練習の成果もあったのか、太郎冠者と山伏のとぼけたやり取りに客席からは大きな笑い声が聞こえて来ました。
山伏の囃子に、最後はお殿様も巻き込まれ『でんでん虫』の終演です。
はるばる新潟の地での公演でしたが、お客様の反応は良く、AMJ担当の方から高評価をいただき、また、舞台監督さんも「面白い伝統芸能だ」とのお言葉をくださいました。
ご観覧いただいたお客様は、ゑんま堂狂言を初めて観たという方がほとんどだと思いますが、数ある団体の中からゑんま堂狂言をお選びくださったこと、うれしい限りです。
ありがとうございました。
合わせて、お世話になったアート・ミックス・ジャパン関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
このご縁が続きますように。