公演予定

Schedule

木之本公演 好評のうちに終了!!

『千本ゑんま堂狂言IN木之本』
公演終了しました!

スティックホールイメージ
昨年に引き続き2回目となる自主公演、『千本ゑんま堂狂言IN木之本』が無事終了しました!
時おり小雨の降るなか、たくさんのお客様にご来場いただきました!

今年は昨年よりもさらに木之本地蔵尊に近い、木之本スティックホールでの開催となりました。
解説イメージ
保存会顧問の戸田による解説からスタート。
「初めての念佛狂言でしたが、解説があって分かりやすく楽しめました」との声が多い、大変好評な解説です。

鉦太鼓体験イメージ
ゑんま堂狂言のお囃子の基本のリズム「カンデンデン」の鉦太鼓の体験コーナー。
簡単そうに見えてやってみると難しい…ゑんま堂狂言の鉦太鼓です。
体験コーナーのある公演では是非ともご参加ください!


神崎渡しイメージ1
神崎渡しイメージ2
神崎渡しイメージ3
1演目目にはゑんま堂狂言の《やわらかもん》の代表演目のひとつ、神崎渡しです。
セリフのあるゑんま堂狂言ならではの、とぼけた御坊と秀句好きな船守の掛け合いが笑いを生んでいました。


木の本地蔵イメージ1
木の本地蔵イメージ2
木の本地蔵イメージ3
2演目目には眼の仏さまで有名な木之本地蔵院のある木之本で、地元特別演目として木之本のお地蔵さんが大活躍する演目木の本地蔵を演じさせていただきました!
地元から来ていただいたお客様から「身近な木之本地蔵のお話なので興味深く拝見しました」などの声をいただき、大変好評でした!


紅葉狩りイメージ1
紅葉狩りイメージ2
紅葉狩りイメージ3
紅葉狩りイメージ4
紅葉狩りイメージ5
3演目目にはゑんま堂狂言の《かたもん》の代表演目のひとつ、紅葉狩りです。
平維茂と太郎冠者による迫力ある鬼神退治を堪能いただきました。


最後は演者が面を外して全員集合してご挨拶をさせていただきました。
三本締めイメージ
本公演と同様にお客様と一緒に「三本締め」で終了。
緞帳イメージ
木之本スティックホールの緞帳には…さすが木之本地蔵院の地元、お地蔵様が描かれています!
公演終了後にお地蔵様の前で記念撮影をさせていただきました。

今回もたくさんの方ににアンケートにご協力いただきました。
そのほとんどが「面白かった」「楽しかった」「次回もぜひ木之本で開催してください」などなど好評な感想ばかりで保存会一同大変喜ばしく勇気づけられます。
皆様のご意見・ご感想を参考に、今後もより良い公演を目指します。

今回、広報活動にご協力いただきました各社様、この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
また次回機会がありましたらよろしくお願いいたします。

木之本公演まで1週間を切りました!!

『千本ゑんま堂狂言IN木之本』
公演チケット只今販売中!

千年を超える歴史を持つ爆笑伝統芸能を京都からお届け!
『千本ゑんま堂狂言IN木之本』公演チケット発売中です!
木の本地蔵イメージ

昨年に続き、今年も滋賀県湖北の町長浜で、自主公演を開催いたします。
ゑんま堂狂言には、令和元年に復活を果たした木の本地蔵という、木之本のお地蔵さんが登場する演目があるのですが、今年はその“お地蔵さん”で有名な木之本地蔵院がある木之本で上演します!

上演予定演目は、木の本地蔵の他、 平維茂の鬼神退治!迫力のある紅葉狩り、 とぼけた御坊と秀句好きな船守の掛け合いが笑いを誘う神崎渡し』、 以上3演目です。

公演は今週末の土曜日です!
今年の締めくくりに思いっきり笑いに来てください!
ゑんま堂狂言を観たことがある方も、観たことがない方も、ぜひぜひお誘い合わせの上、木之本スティックホールまで!

『千本ゑんま堂狂言IN木之本』
開催日時 2023年12月2日(土)
開場:12時30分
開演:13時
会場 長浜市 木之本スティックホール
〒529-0425 滋賀県長浜市木之本町木之本1757-2
料金 大人3,000円(税込)
学生1,000円(税込)

全席自由席
※前売り券が完売した場合、当日券の販売はありません。
未就学児の同伴・入場はご遠慮ください。
プレイガイド ●木之本スティックホール
●長浜文化芸術会館
●浅井文化ホール
●平和堂木之本店
●アルプラザ長浜店
●アルプラザ彦根店

千本ゑんま堂狂言IN木之本チラシ表面イメージ
千本ゑんま堂狂言IN木之本チラシ裏面イメージ

嵯峨狂言さんとのコラボ公演 無事に終了いたしました。

寺ゆずりイメージ
11月18日は清涼寺境内の嵯峨狂言堂で、ゑんま堂狂言は寺ゆずりを上演させていただきました。
二大土蜘蛛イメージ1
プログラム4番目の二者の土蜘蛛登場では、嵯峨さんとゑんま堂の土蜘蛛が登場し、それぞれに糸撒きパフォーマンスを披露。
普段は蜘蛛の糸を撒いている土蜘蛛役の演者が、お互いに蜘蛛の糸を浴びるという、貴重なコラボ体験をさせて頂きました。
最後は客席へ、お互いへと蜘蛛の糸を撒き合いました。

寒空の下、蜘蛛の糸はきれいに弧を描き、客席からは歓声が上がっていました。

朝から曇り空で、途中ミゾレが降るとても寒い日でした。完全防備でお越しのお客様でもかなり寒かったと思います。
みなさん最後までご観覧ありがとうございました。

第20回目記念公演『狂言へのいざない』

八幡市生涯学習センター創立25周年
第30回生涯学習フェスティバル開催
ゑんま堂狂言第20回目記念公演
『狂言へのいざない』

好評のうちに公演終了!
八木教授イメージ
八幡市生涯学習センターの記念すべき創立25周年 第30回生涯学習フェスティバルが開催され、その一環でゑんま堂狂言の公演をさせていただきました!
当保存会にとっても今回は記念すべき20回目の公演となりました!!

八木教授イメージ
▲今回もほぼ満員の中、佛教大学教授 八木透さんの解説『狂言の楽しさおもしろさ』から始まりました!
保存会グッズの宣伝もしていただきました!ありがとうございました!

その後の1演目目花盗人
花盗人イメージ1
▲桜の花が登場する春を感じさせる演目。
花盗人イメージ2
花盗人イメージ3
花盗人イメージ4
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▲コトワザ「盗人を捕えて縄をなう」(泥棒を捕まえてから、その泥棒を縛る縄を作り始める=準備や段取りが悪いことのたとえ)が舞台上で繰り広げられます。
ゑんま堂狂言の中でも分かりやすい演目のひとつで、笑いが起きていました。


体験コーナーイメージ
▲演目との間の鉦・太鼓の体験コーナーでは観客の方にも参加いただき盛り上げていただきました。


2演目目は紅葉狩り』。 紅葉狩りイメージ1
▲1演目目とうって変わって紅葉が登場。今回は春と秋の季節を感じさせる演目で楽しんでいただきました。
紅葉狩りイメージ2
紅葉狩りイメージ3
紅葉狩りイメージ4
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紅葉狩りイメージ6
▲こちらは『かたもん』と呼ばれる重厚な演目。
笑いよりも、重厚なストーリーや不思議な神勅の登場、平維茂(たいらのこれもち)と鬼神のたちまわりなどで魅せます。


質問コーナーイメージ
▲最後に出演者が面を外してのご挨拶とお客様からの質疑応答のコーナー。
お客様から女形の歩き方や平維茂の刀の差し方などのマニアックな質問に出演者もタジタジでした。


今年で20回目を迎えられた八幡での公演。
いつもご尽力いただいているスタッフの皆さま、そしてお越し頂いたお客様に感謝申し上げます。
これからも30回、40回と変わらず八幡での公演を続けて行けますよう、ゑんま堂狂言をよろしくお願い申し上げます。

11月18日(土)午後1時より嵯峨釈迦堂(清涼寺)境内狂言堂にて、
嵯峨狂言さんと共演させていただきます!

この公演は終了しました
ー嵯峨大念佛狂言保存会主催ー
「京の伝統芸能とその衣装・用具の製作を支える人々」第二弾の企画 は、嵯峨大念佛狂言と千本ゑんま堂大念佛狂言の共演による公演です!
二大土蜘蛛イメージ

プログラム04の『二大土蜘蛛登場』では、嵯峨大念佛狂言、千本ゑんま堂大念佛狂言の土蜘蛛が登場し、それぞれ手作りの蜘蛛の糸を撒く姿を披露します!
嵯峨狂言さんの蜘蛛は、この企画の元となる新調された衣装で登場されます。
二者の個性の違いなど、じっくり楽しめるレアな土蜘蛛の糸撒き競演!!
どうぞお見逃しなく〜!!

場 所:嵯峨釈迦堂(清凉寺)境内 
    狂言堂
日 時:2023年11月18日(土)       
    13:00~17:00
《観覧無料》


公演プログラム
01 釈迦如来 嵯峨大念佛狂言
02 寺ゆずり 千本ゑんま堂大念佛狂言
03 土蜘蛛 嵯峨大念佛狂言
04 二大土蜘蛛登場 嵯峨・千本ゑんま堂 両大念佛狂言による土蜘蛛《競演》パフォーマンス!!

◉雨天決行ですが、悪天候やコロナ情勢悪化などにより中止になることもあります。観覧は無料ですが座席数には限りがあります。お早めにご来場ください。

◉演目や公演時間は都合により変更になる場合があります。
以上、予めご了承ください。

二大土蜘蛛チラシ表イメージ 二大土蜘蛛チラシ裏イメージ

彦根市高宮地域文化センターにて
『高宮学区 秋の文化祭』が無事に開催されました!

ゑんま堂狂言では、今年の12月2日に『千本ゑんま堂狂言IN木之本』公演を開催予定です。その広報活動中に「木之本分身地蔵尊」と呼ばれる“大北のお地蔵さん”に偶然出会うことができました。

このご縁から、“大北のお地蔵さん”を見守っておられる地域の方々と知り合えることとなり、4年ぶりに開催される『高宮学区ー秋の文化祭』にてゑんま堂狂言を上演させていただく運びとなったのです。
当日はたくさんの方がお越しくださり、様々なプログラムをみなさん楽しそうに観覧しておられました。
宮田会長挨拶イメージ
▲写真提供:青山直樹 様

ゑんま堂狂言では、会長の狂言解説から始まり、お客様には鉦太鼓体験に挑戦していただき、その後『木の本地蔵』を上演いたしました。

木の本地蔵イメージ
客席からは、笑い声が聞こえていました。楽しい時間を過ごしていただけたのではないかと思います。

この度、高宮の方々とお知り合いになり、お招きいただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
今後ともゑんま堂狂言をよろしくお願いいたします。

彦根市高宮地域文化センターにて『高宮学区 秋の文化祭』開催

千本ゑんま堂狂言が11/3に出演します! この公演は終了しました

「お地蔵様のご縁」
ゑんま堂狂言保存会では、昨年より京都近隣地域に幅広く、ゑんま堂狂言のおもしろさを知っていただくため、さらには継承者発掘に繋げたいという想いから、自主公演を開催しています。

今回、滋賀県長浜市木之本スティックホール公演を企画し、広報活動を行っていると…彦根市高宮町大北交差点に、大北のお地蔵さんと呼ばれる「木之本分身地蔵尊」が祀られていることがわかりました。木之本地蔵の分身と伝わり、眼病に御利益があるそうです!
大北地蔵イメージ

このご縁を大切にしたいと会の担当が自治会に声をかけさせていただいたところ、大変快くご対応してくださり、今では懇意にさせていただく関係となりました。
そしてこの度、コロナ禍で中止になっていた『高宮学区 秋の文化祭』が、4年ぶりに開催されることとなり、その催しでゑんま堂狂言を上演させていただく運びとなりました。

『高宮学区 秋の文化祭』のご案内
令和5年11月2日(木)・3日(金・祝)
◉高宮地域文化センター
◉滋賀県彦根市高宮町2311
◉0749-22-3510
◉入場無料(50席程度)
※座席数に限りがあります。


11月2日(木)スケジュール
10:00 《幼児の部》
保育園児・幼稚園児のステージ発表


11月3日(金・祝)スケジュール
10:00 子供かぼちゃ踊り
10:30 コーラス やまびこ
11:00 彦根中学校 吹奏楽部
12:00 休憩
13:00 ゑんま堂狂言 出演!
14:00 大正琴 微笑み教室
14:30 おどり(新舞踏)
14:50 詩吟 高宮中央支部
15:20 高宮音頭

以上を予定していますが、内容は予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。

第20回目記念公演『狂言へのいざない』

八幡市生涯学習センター創立25周年
第30回生涯学習フェスティバル開催
ゑんま堂狂言第20回目記念公演
『狂言へのいざない』

チケット発売中! この公演は終了しました
八木教授イメージ
毎年秋に公演させていただいている八幡市生涯学習センターは、今年創立25周年で第30回生涯学習フェスティバルが開催されます。
その一環でゑんま堂狂言の公演があるのですが、今年は保存会にとっても記念すべき20回目の公演となります!!

今回も佛教大学教授 八木透さんの解説『狂言の楽しさおもしろさ』から始まります!

その後花盗人紅葉狩りの2演目を上演予定です。

演目の間には体験コーナー(当日受付・人数制限あり)も予定しています。

チケットは2023年9月15日(金)午前9時より発売中です。

ゑんま堂狂言第20回目記念公演『狂言へのいざない』
開催日時 2023年11月12日(日)
開演:14時
会場 八幡市立生涯学習センターふれあいホール
入場料 前売:300円(1名)
当日:500円

定員:250名
※前売り券が完売した場合、当日券はありません。予めご了承ください。
チケット販売所 八幡市立生涯学習センター
※電話予約は受け付けておりません。
お問い合わせ 八幡市生涯学習センター
電話番号:075-983-6002

八幡公演チラシイメージ

『京の伝統文化を体験しよう!ー京の文化財体験教室2023ー』

京の文化財体験教室2023に講師として参加しました。

子どもたちにも京都の民俗芸能を体験してもらおうと企画されたこの催しにゑんま堂狂言も参加させていただき、無事開催を迎えました。

主催は京都市文化観光資源保護財団、
後援は京都市と京都市教育委員会で、
小学校3〜6年生と保護者を対象に行われました。

当日、参加してくださったのは、21組。
まずは全員本堂にて、狂言を観ていただきました。
狂言鑑賞イメージ
演目は『いろは

狂言を初めて観る子供たちは笑い声を上げ、とても楽しそうでした!
この後、2つのグループに分かれて舞台実演体験と、お囃子体験をしてもらいました。
実演体験では、『いろは』のワンシーンを抜き出し、実際に親子で演じてもらいました。

文化財体験教室イメージ1
画像はお囃子体験の様子です。
ゑんま堂狂言では、テーマとなるお囃子がありますが、主旋律は笛です。
短時間でできる方法として、みんなが学校で使っている鍵盤ハーモニカをチョイス!
戸田顧問がゑんま堂狂言のテーマを楽譜に起こし、それを子どもたちに吹いてもらうことにしました。

文化財体験教室イメージ2
元のメロディを少し簡単にしたものを、練習して合奏。
その後は鉦太鼓、笛と合わせて演奏しました。最後に、カンデンデンの鉦・太鼓体験もしてもらい、楽しい時間はあっという間でした。夏休みの締めくくりとなる思い出になったでしょうか。

参加してくださったみなさん、関係者のみなさん、ありがとうございました。

ゑんま堂狂言、東京へ行く!

『日本の郷土芸能大祭』に出演しました!
明治神宮4名イメージ
東京で開催された全日本郷土芸能協会創立50周年記念の催し「郷土芸能大祭」に参加させていただきました!!
9月2日(土)と3日(日)の2日間、明治神宮会館に全国から26の郷土芸能団体が集まり、賑やかに催されました。

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ゑんま堂狂言は、2日(土)の8番目にでんでん虫を演じさせて頂きました。
舞台にもお客様の笑い声が届いて来て、「笑いは全国共通」だと実感しました。

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公演前には衣装を着けて明治神宮にて団体参拝をしました。このような貴重な体験をさせて頂き、大変思い出深い公演になりました。
普段、目にする事のない東北地方等の芸能に接し、交流もさせて頂きました。

私達は(土)に上演しましたが、催しは9/3(日)に残り半分の団体の公演が行われました。

明治神宮会館前イメージ
参加者、関係スタッフの皆さん、お世話になりありがとうございました。

ゑんま堂狂言、東京へ行く!

『日本の郷土芸能大祭』出演決定
特設サイトで申し込み受付中! この公演は終了しました
でんでん虫イメージ

昨年、当保存会が加盟させていただいた全日本郷土芸能協会の、創立50周年記念の催し『日本の郷土芸能大祭』が9月に東京・明治神宮で開催されます。

その催しにゑんま堂狂言も出演します!
全国各地から26団体の郷土芸能が集結する希少な機会です。

ゑんま堂狂言は9月2日(土)15:00頃の出演予定です。
上演演目はでんでん虫です!
東京近隣にお住まいの方で、京都までなかなか行けないなぁという方や、念佛狂言って見たことないなぁという方!
ぜひ、この機会にご覧になってはいかがでしょうか?
もちろん、少し遠方になりますが、いつもと違う場所でのゑんま堂狂言を楽しんでみたい方も、ぜひぜひ足をお運びください。

『日本の郷土芸能大祭』banner

ー日本の郷土芸能大祭ー 全国各地のお祭り・芸能が、明治の杜に大集結!!
開催日時 2023年9月2日(土)・3日(日)
2日(土)13時30分開演・17時終演予定
3日(日)12時30分開演・17時終演予定
※2日と3日の出演団体は総入れ替えです。
会場 明治神宮会館
東京都渋谷区代々木神園町1-1 明治神宮内
※明治記念館とお間違えのないようご注意ください
料金 入場無料
要事前申込・先着定員制・全指定席
※定員になり次第受付終了です
鑑賞申込

出演団体
詳細
「日本の郷土芸能大祭」Peatix特設サイトページ
9月2日(土)《ゑんま堂狂言出演日》
9月3日(日)
※Peatix特設サイトからお申込みいただくと、今後、全日本郷土芸能協会が行う事業のお知らせが届くようになり便利です。

※下記、グーグルフォーマットからも鑑賞申込可能です。
9月2日(土)《ゑんま堂狂言出演日》
9月3日(日)

ネットが苦手な方は以下、往復はがきでのご応募もあります。

【往復はがき】
往復はがきは、各日1通につき1名様の受付です。
往信の文面に以下①〜⑤をご記入ください。
①郵便番号とご住所
②氏名(フリガナ)
③年齢
④電話番号
⑤観覧希望日(2日か3日)
返信の宛名面には、ご自身の郵便番号、ご住所、お名前を忘れずご記入ください。
※両日観覧ご希望の方は2通に分けてお申し込みください。
※ハガキでの応募締切は8月10日(木)消印有効
<宛先>
〒 106-0032
東京都港区六本木4-3-6
三河台ハイツ206
公益社団法人 全日本郷土芸能協会
(公社)全日本郷土芸能協会

夏の夜空を彩る風物詩
五山送り火ライブ映像鑑賞会
公演終了

京都五山送り火ライブ映像鑑賞会 無事開催!
篁+送り火イメージ

去る8月16日、京都市内では五山に送り火が灯されました。
そして、ホテル日航プリンセス京都でも予定通り五山送り火ライブ映像鑑賞会が開催されました。その前にはお食事とともに、ゑんま堂狂言をお楽しみいただきました。

今回、このホテルの公演担当さんのご希望もあり、篁冥途噺(たかむらめいどばなし)を上演させていただきました。

あの世とこの世を行き来できた小野篁のお話ですが、シリアスな場面でもお客様の笑い声がよく聞こえて来ました。セリフの言い回しや所作で、楽しんでいただけたようです。

ホテル会場内の背景には松幕を吊るし、演出に欠かせない橋掛かりも設置、色々と工夫を凝らしていただき、後見、お囃子含め総勢10名という、大所帯での舞台となりましたが、広々と演じさせていただきました。

ホテル関係者の皆様、並びにお客様、本当にありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。

夏の夜空を彩る風物詩
五山送り火ライブ映像鑑賞会
出演決定!

8月16日(水)ホテル日航プリンセス京都
公演終了
篁+送り火イメージ

2023年8月16日(水)五山送り火当日に、ホテル日航プリンセス京都では、お食事とともに、祇園舞妓さんの京舞とゑんま堂狂言をお楽しみいただける催しがあります!
上演演目は篁冥途噺(たかむらめいどばなし)を予定しています!
篁+送り火イメージ

お食事の後は、屋上設置のカメラより、五山送り火の様子を会場内の大型スクリーンにLIVE放映されます!
その様子を見ながら、京都の文化に精通した小嶋一郎氏による五山送り火の解説をお聞きいただけます。京の夏を満喫できそうですね!

ホテル日航プリンセス京都
京都五山送り火 ライブ映像鑑賞会
開催日 2023年8月16日(水)
ご利用時間 受付/17:00~
食事/18:00~
送り火鑑賞/20:00~21:00
ご利用料金 大人/お一人様 ¥15,000
お子様/お一人様 ¥5,000
※小学生まで

(お食事・フリードリンク・消費税・サービス料込)
※各種割引・JALクーポン・JAL旅行券はご利用対象外
会場 ホテル日航プリンセス京都
地下鉄「四条駅」・阪急電鉄「烏丸駅」より徒歩約5分
3F 宴会場「ローズ」
チケットのご予約 完全予約制になっております。
チケットのご予約、お問い合わせ及び詳細は、ホテル日航プリンセス京都のホームページ よりご確認ください。

京の伝統文化を体験しよう!
ー京の文化財体験教室2023ー

この夏、公益財団法人 京都市文化観光資源保護財団 様が、子どもたちにも京都の民俗芸能を体験してもらおうと『京の文化財体験教室2023』を企画されました。

この催しの第3回目にゑんま堂狂言も講師として参加させていただきます。

ただ、残念ながら「ご好評につき定員に達しましたため、申込受付を終了いたしました。次回イベントを開催する際、ご参加をご検討いただけますと幸いです。」とのことです。
京の文化財体験教室2023 いろは イメージ
京都にどんな文化財があって、どんな行事が行われているか、聞いて、見て、実際に挑戦してみる!

文化財体験教室は、京都市内の祭礼や民俗行事・芸能について、広く学び体験を行うことができる教室です。
京都市内には多くの文化財があり、所有者や保存会などの尽力により守り伝えられていますが、近年継承が難しくなってきています。
実際にお話を聞いて、体験することで、文化財の保護と継承について学びを深められる、親子向け体験型ワークショップです。

参加費は無料。

主催は京都市文化観光資源保護財団、
後援は京都市と京都市教育委員会です。

*小学校3〜6年生と保護者30組対象
※予約受付は終了しています

京の文化財体験教室2023
〜プログラム〜
7/22(土) 第1回目 オリエンテーション・祇園祭(ぎおんまつり)を体験しよう
祇園祭の山鉾町でお囃子を体験し山鉾にのぼります。
7/29(土) 第2回目「六斎念仏(ろくさいねんぶつ)」をやってみよう
芸能性豊かな六斎念仏踊りの四つ太鼓に挑戦します。
9/9(土) 第3回目「大念仏狂言(だいねんぶつきょうげん)」をやってみよう
千本ゑんま堂大念佛狂言保存会が講師を務めさせていただきます。
ゑんま堂狂言のお囃子や所作を体験してみます。
各教室の
流れ
(イメージ)
お話を聞く 〜 鑑賞・見学 〜 体験 〜 発表

子どもたちの元気なエネルギーが、未来の民俗芸能のパワーになってくれる様に願っています。

ゑんま堂狂言Facebookで先に案内を始めていましたが、京都市より催しの発表があると早々に申し込みがあり、あっという間に予定数が埋まったため、上記の通り予約受付を終了されたそうです。
詳細は京都市文化観光資源保護財団のホームページにて。

当日の様子は、ゑんま堂狂言のホームページでご報告させていただきます。

五月本公演
4日間 全日程終了

4日間ありがとうございました!
令和5年の五月本公演もおかげさまで4日間の全日程を無事終えることができました!
ゑんま堂まで足を運んで直接ご観覧いただいた皆様、YouTube配信をご視聴いただいた皆様、本当にありがとうございました!
2023年5月4日本公演会場イメージ 晴天に恵まれ、3日目よりも更に気温が上がるなか、最終日もたくさんのお客様にお越しいただきました。

最終日も『えんま庁』でスタート。
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▲ 無言劇なのですが、一度だけ鬼さんが声を出すシーンがあります。それを知らずにその正面最前列に座られた方は多分すごく驚かれると思います。


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▲ 2演目目は『神崎渡し』。
終盤は秀句好きの船守と御坊との、動きのあるデッドヒートが舞台狭しと繰り広げられます。


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▲ 3演目目は『福釣り』。
庄屋の屋敷で宝物の虫干しがあると聞きつけた参詣人は、欲しい物が何でも釣れるという釣り竿を借ります。欲を隠さない参詣人が最後にどんなものを釣り上げるのか…。


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▲ 4演目目には《かたもん》『船弁慶』です。
誰もが知る義経や弁慶、静御前が登場するこの演目も見どころがタップリです。
前半、静御前との別れの舞いのシーンはしっとりと美しく…
中盤の義経一行が船に乗るシーンは、実際に船に乗っているように見せる演技に、客席から「うまいこと見せるなぁ〜」とのつぶやきが聞こえてきました。
後半の、怨霊・知盛との立ち回りでは、他の《かたもん》の立ち回りと違い、船守の緩さがスパイスとなって一層盛り上がります。



▼ 休憩を挟んで昼の部5演目目に『鬼の念佛』。 本公演鬼の念佛イメージ01
▲ ゑんま堂狂言の顔出しパネルにもなっているポーズ「八万地獄へ落って失しょう〜〜」のシーン。 本公演鬼の念佛イメージ02
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本公演鬼の念佛イメージ03
▲ 江戸時代初期から明治にかけて流行した『大津絵』。中でも〝大津絵十種〟と呼ばれる代表的な画題の一つの鬼からヒントを得て作られたといわれています。大津絵に似た格好をさせるところがミソという、歴史を感じさせる演目です。


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▲ 6演目目『にせ地蔵』。
この演目の見どころの一つに、面を前後に着けるシーンがあるのですが、今回は地蔵面のヒモが切れてしまうハプニングが!
観客席も一瞬ざわつきましたが、アドリブでしっかり笑いをとりながら何とか切り抜けました〜。


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▲ 昼の部最後の『二人大名』。
小六から組んだトリオも、今年ハタチの大学生トリオになりました。



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▲ 最終日夜の部1演目目は『木の本地蔵』。
昨年の 千本ゑんま堂狂言IN長浜 では、題材の眼のご利益伝説が伝わる木之本地蔵院のある地元長浜での公演も果たした演目。
完全自主公演、今年も計画中です!ぜひお楽しみに!


本公演篁冥途噺イメージ01
本公演篁冥途噺イメージ02
▲ 夜の部2演目目は今年の本公演の目玉、新作狂言の『篁冥途噺(たかむらめいどばなし)』。
小野篁は、彼がえんま法王を安置した地に千本えんま堂が始まったといわれる、えんま堂とはとても縁の深い人物です。
本公演篁冥途噺イメージ03
▲ 昨年末の 練習発表会 ライブ配信 で初披露となった新調した篁の面ですが、さらに磨きをかけ、味のある面となって皆様に観ていただくことができました。
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▲ 浄玻璃の鏡は千本ゑんま堂大念佛狂言保存会美術スタッフによる3Dプリンタを使って造形し、彩色した力作です。


▼ 夜の部3演目目、『道成寺』。
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昨年の 国立劇場おきなわ企画公演 は、この演目がきっかけでご依頼をいただきました。
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本公演道成寺イメージ03
▲ 動画配信のチャットで「ダブさんの熱演、最高〜」というコメントをいただきましが、鬼神に目を付けられ追い掛け回されて逃げ惑う『七回り』というシーンは、本当に熱演と呼ぶにふさわしい陀仏坊の見せ場です。


▼ いよいよ今年も本公演最終演目『千人切り』を迎えました。
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▲ 今年の千人切りMVPは、この親子三人のパフォーマンスで決まりでしょう。それにしてもきれいに足が上がってます…将来が楽しみです!
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▲ このために子供用の牡丹獅子の衣装も用意、かわいすぎます! 本公演千人切りイメージ04
▲ 今年はやっぱりこのネタがきました、侍ジャパンのWBC優勝。
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▲ 親鬼の面きり。素顔なので何か違和感。
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▲ 今年の四役の記念撮影。為朝、親鬼、小鬼と大学生トリオ。
烏は為朝役のお父さんです!



本公演受付テントイメージ
▲ 本公演開催中はリニューアルパンフレットやオリジナルどら焼きなど、たくさんのゑんま堂狂言グッズをお買い求めいただきました。
収益金は千本ゑんま堂大念佛狂言保存会の活動に使わせていただきます。ありがとうございました。
また、上京区の情報サイト『カミング』様より昨年ゑんま堂狂言の取材を受けた際に知り合った学生ボランティアさんが、今年の本公演で受付や配信などをお手伝いくださいました。ありがとうございました。


今回ライブ配信した本公演の動画は、しばらくの間 YouTubeの「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」にて全日程全演目アーカイブ配信させて頂きます。ぜひご視聴ください。

本公演千人切りイメージ06
今年はコロナ禍の影響も落ち着いて、以前のようにお客様数に制限をかけない本公演も、皆様のおかげで無事全日程を盛況のうちに終えることができて、保存会一同ホッとしております。
お客様からの演技などに対しての暖かい拍手、土蜘蛛の糸が飛んだ時や焙烙が見事に割れた時などの歓声、そして何よりも楽しそうな笑い声……満員のお客様の前で開催できる喜びを感じた4日間でした。

千本ゑんま堂大念佛狂言保存会は、今後も皆様に楽しんでいただけますよう、伝統を守りながら新しいことにもチャレンジする所存です。今後とも応援のほど、よろしくお願いいたします。

五月本公演
3日目終了

昼公演も夜公演も大いに盛り上がりました!
3日目は祝日ということで昼公演で7演目、夜公演で5演目の計12演目を上演させていただきました。
2023年5月3日本公演会場イメージ 汗ばむほどの陽気の中、立ち見のお客様も出るほど(座席数多く用意できなくて申し訳ございません)の盛況でした。

3日目も『えんま庁』でスタート。
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▲ ほとんどがセリフがある演目ばかりのゑんま堂狂言では珍しい無言劇のひとつです。


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▲ 2演目目は『靭猿』です。
お猿さんが猿っぽい仕草をする度に「かわいい!」と客席からの声があがっていました。配役表をご覧になった方はお気付きかもしれませんが、実は猿引きとお猿さん役は親子の共演だったんです。


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▲ 3演目目は『寺ゆずり』です。
やっぱりおなあさんの破壊力は凄かった…歩くだけで会場にはこらえ切れない笑いの渦が…。


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▲ 4演目目には《かたもん》『紅葉狩り』。
妖しげな雰囲気漂う演目です。


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▲ 休憩を挟んで昼の部5演目目には『悪太郎』。
往来で寝ている間に叔父に髪の毛を剃られ、出家にさせられた悪太郎。名前まで叔父に「ナムアミダブツ」とつけられてしまいます。
そんな(元)悪太郎がなぶり坊主に出会ってしまって一騒動…仏教にある〝悪人こそが救われる〟という教えをユーモラスに表現したお話です。


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▲ 6演目目には『舌切雀』です。
今年の本公演の3日目にはこれ以外にも『靭猿』、 『芋汁』、 『いろは』 と子役の活躍する演目が多く、ご覧になった方はたくさんの子役のかわいらしい演技を堪能いただけたと思います。


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▲ 昼の部最終の7演目目には『炮烙割り』。
今年は奉納された焙烙の数が多く、割るシーンの迫力も増していたと思います。



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▲ 3日目夜の部1演目目はゑんま堂狂言では数少ない無言劇『芋汁』です。
無言劇は「かんでんでん」を演奏し続けます。特にこの演目は上演時間が約40分とゑんま堂狂言では最長の部類に入るので、お囃子泣かせなのです。


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▲ 夜の部2演目目は『いろは』。
この演目の弟子は子役が演じることが多いとはいえ、ここまで師匠とのサイズ差があるのはなかなか観られるものではありません。
師匠の頭を〝しばく〟シーンも一苦労です。


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▲ 夜の部3演目目は1日目に続き2回目の登場『土蜘蛛』です。
アマチュアカメラマンにも人気の演目で、蜘蛛の糸が宙を舞うシーンではカメラの連射音があちこちで鳴り響きます。


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▲ 夜の部4演目目はこれも1日目に続き2回目の登場『花盗人』。
初めて狂言を観る方にもお薦めの、喜劇の原点とも言えるわかりやすい展開が繰り広げられます。


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▲ 3日目の最終演目は『末廣』です。
動画配信のチャットで「一番好きな演目かもしれません💓」というコメントをいただきました。
抜けたところのある太郎冠者ですが、とっても主君想いの〝いいヤツ〟なんですよ。


オリジナルどら焼きイメージ
▲ ゑんま堂狂言ロゴ入りのオリジナルどら焼きは最終日も販売いたします。売り切れるまでご購入いただけます。


令和5年度本公演もいよいよ5/4が最終日、昼の部が13時より、以下の7演目を上演予定。
えんま庁
神崎渡し
福釣り
船弁慶
鬼の念佛
にせ地蔵
二人大名

5/4夜の部は18時より、以下の4演目を上演予定です。
最終演目は例年通り『千人切り』です。
どんなネタが飛び出すか、今から保存会員も楽しみです。
木の本地蔵
篁冥途噺
道成寺
千人切り

4日目も3日目同様、雨の心配はなさそうですが昼夜で寒暖差が激しい予報です。日中は日差し対策(ただし、ご観覧中の日傘の使用はご遠慮いただいています。帽子等、他の方の観覧の妨げにならないようご留意ください)、夜は寒さ対策をして、皆様お誘い合わせの上、ゑんま堂まで足をお運びいただければ幸いです。

五月本公演
2日目終了

2日目も好天に恵まれ無事終了!
1日目に引き続き天候に恵まれ開催できました2日目の本公演でした。
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本公演2日目、挨拶は保存会会長の宮田で始まりました。

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▲ まずは元気いっぱい!『』からスタートです。


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▲ 2演目めは、先日出演させていただいたNHK『京コトはじめ』でご紹介していました 『でんでん虫』です。 放送を観て来てくださった方もおられたようで、うれしい限りです。


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▲ 3演目めは『伯母ヶ酒
これは何度見ても楽しい演目です。


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▲ そして2日目の最後は『牡丹獅子』。
獅子の演技にハラハラドキドキ。
練習を重ね、技を増やして見せ場盛りだくさんの仕上がりになりました!



令和5年の本公演2日目もおかげさまで盛況のうちに終了しました。
ご観覧いただきありがとうございました。

3日目、5/3は昼の部が13時より、以下の7演目を上演予定。
えんま庁
靭猿
寺ゆずり
紅葉狩り
悪太郎
舌切雀
炮烙割り

5/3夜の部は18時より、以下の5演目を上演予定です。
芋汁
いろは
土蜘蛛
花盗人
末廣

3日目は昼夜で寒暖差が激しそうです。日中は日差し対策、夜は寒さ対策をして、皆様お誘い合わせの上、ゑんま堂まで足をお運びいただければ幸いです。

五月本公演
1日目終了

コロナ禍以前のようにお客様数に制限をかけずに公演!
コロナ禍も落ち着き、以前のようにお客様数に制限をかけない本公演がスタート!
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1日目は本番前に一雨降ったものの、開始時にはすっかり天候もよくなり、舞台前にはコロナ禍以前のようにたくさんのお客様がお集まりくださいました!
明日以降も予報では会期中は天候に恵まれそうです。

本公演ご祈祷イメージ
▲ 本公演の演目開始前には本堂でご祈祷が行われます。


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▲ 令和5年本公演 1演目目は『えんま庁』です。
昔からの習わしで初日の一番目は『えんま庁』が上演されることになっています。
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▲ この演目はゑんま堂の本尊、閻魔法王への奉納・感謝の気持ちをあらわしたもので、他にはない当狂言特有の演目です。


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▲ 2演目目は『花盗人』です。
ベテラン演者の軽妙な芝居に客席から笑いがこぼれます。
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本公演花盗人イメージ04
▲ 諺「盗人を捕えて縄をなう」(泥棒を捕まえてから、その泥棒を縛る縄を作り始める=準備や段取りが悪いことのたとえ)がテーマの演目です。


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▲ 休憩を挟んで3演目目は『与平狐』。
平成28年5月初演の、現顧問が創作した新作狂言。回を重ねて、こなれて来た感が出てきました。
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▲ 「コイ〜ン!」と鳴きながらのこの独特な所作だけで笑いがおきます。


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本公演土蜘蛛イメージ04
▲ 初日のトリは『土蜘蛛』。
土蜘蛛のカツラが脱げてしまうトラブルがありましたが、蜘蛛の糸もきれいに飛び、客席から歓声も上がりました。


オリジナルどら焼きイメージ
▲ 150個限定でゑんま堂狂言ロゴ入りのどら焼きを販売しました。まだ在庫がありますので、明日も売り切れまでご購入いただけます。


令和5年の本公演1日目はおかげさまで盛況のうちに終了しました。
2日目、5/2も19時より開始、以下の4演目を上演予定です。

でんでん虫
伯母ヶ酒
牡丹獅子

明日も夜は冷え込む予報です。寒さ対策をして、皆様お誘い合わせの上、ゑんま堂まで足をお運びいただければ幸いです。

NHK『京コトはじめ』出演のお知らせ

テレビ出演決定〜!
NHK総合・全国放送予定の『京コトはじめ』という番組に千本ゑんま堂大念佛狂言保存会が出演することが決まりました!!

2023年4月28日(金)
PM3時10分〜3時54分
放送予定

『京コトはじめ』は、 京都発のさまざまな文化のルーツや、その魅力、新しい展開などについて紹介していく「ジャパンカルチャー」体感番組で、毎週金曜日のPM3時10分から放送されています。

4月28日放送回は「大念佛狂言」をテーマに取り上げていただき、当日はゑんま堂本堂や普段の練習場での練習風景が生中継で放送される予定です。

本公演前で熱が入る練習風景などをぜひ番組でご覧いただき、その翌週から始まる 千本ゑんま堂大念佛狂言本公演 にお越しください!!

五月本公演
番組表が出来ました!

千本ゑんま堂狂言 2023年5月本公演の演目順が決まりましたのでお知らせします。

全27演目、()の番号が付いているものは、期間中2回及び3回上演します。

番組表履歴《最新情報をご確認ください》
2023年4月19日公開
2023年4月24日変更


令和五年(2023年)
ゑんま堂狂言五月本公演 番組予定
5/1
(月)
夜の部
19:00〜
えんま庁(1)
花盗人(1)
与平狐
土蜘蛛(1)
5/2
(火)
夜の部
19:00〜
でんでん虫
伯母ヶ酒
牡丹獅子
5/3
(水・祝)
昼の部
13:00〜
えんま庁(2)
靭猿
寺ゆずり
紅葉狩り
悪太郎
舌切雀
炮烙割り
夜の部
18:00〜
芋汁
いろは
土蜘蛛(2)
花盗人(2)
末廣
5/4
(木・祝)
昼の部
13:00〜
えんま庁(3)
神崎渡し
福釣り
船弁慶
鬼の念佛
にせ地蔵
二人大名
夜の部
18:00〜
木の本地蔵
篁冥途噺
道成寺
千人切り

五月本公演
5月1日(月)〜4日(木・祝)

千本ゑんま堂境内にて本公演開催決定・YouTube同時配信予定
ゑんま堂の舞台で全演目を上演予定!
2023本公演予告えんま庁イメージ
会 場  千本ゑんま堂境内 仮設舞台
日 時  令和5年5月1日(月)〜
     4日(木・祝)
     【雨天決行】
開 演  5/1 夜の部:午後7時〜
     5/2 夜の部:午後7時〜
     5/3 昼の部:午後1時〜/
        夜の部:午後6時〜
     5/4 昼の部:午後1時〜/
        夜の部:午後6時〜
料 金  無料(途中入退場可)

以上、全6回公演の予定です。

入場や観覧に際しての注意事項
本公演の観覧に際しての注意事項についてご案内いたします。

◉境内に駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用いただくか、公共交通機関でお越しくださいますようお願いいたします。

◉整理券や座席制限の予定はありません。こちらで準備する座席数をこえる場合は立ち見となります。あらかじめご了承ください。

◉全席自由席です。
・演技中の席の移動や入退場はなるべくお控えください。(止むを得ず移動される場合は周りの方へのご配慮をお願いいたします。)
・途中入退場可能のため、空席ができた場合には着席してご覧いただけます。
・できる限り空席のないよう、ご着席でのご観覧にご協力をお願いいたします。
・ご観覧中の飲食はできるだけお控えください。

◉小雨決行で、豪雨の場合は本堂にて客席数を制限しての公演になります。

◉写真・動画撮影は可能としていますが、移動せず、消音などの対策の上、周囲の方への配慮を十分に、保存会カメラスタッフの指示に従って頂きます様、お願いします。

以上、ご協力の程よろしくお願いいたします。
◉本公演の番組表や内容についての追加事項は、その都度ご案内を更新いたします。


YouTubeライブ配信予定
本公演は 全日・全演目を、YouTubeの「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」よりライブ配信させて頂く予定です。
スマートフォン、タブレット、パソコン、YouTubeをご覧いただけるスマートテレビやFire TV stickなどの動画サービス、ゲーム機などからYouTubeにお入り頂き「えんま堂狂言保存会」と検索してください。
5月1日午後7時より配信を開始予定です。以降も昼の部、夜の部開演時間に合わせて配信開始の予定です。
滞りなく開催できます様、ご理解とご協力をお願い致します。

リニューアルパンフレット販売のご案内
本公演では初売りとなります! 13年ぶりにリニューアルしたパンフレット!
昨年の国立劇場おきなわ企画公演に合わせて、千本ゑんま堂大念佛狂言のパンフレットをリニューアルいたしました!
販売価格は1冊税込¥1,000
より詳しい内容はリニューアルパンフレット 詳細はコチラ ▼ からご確認ください。
ご来場の機会にぜひリニューアルパンフレットをご覧ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

鞍馬寺花供養奉納
公演終了

4年ぶりの公演となった鞍馬寺花供養奉納公演無事終了!
鞍馬寺花供養奉納公演拝殿イメージ

4年ぶりの開催となった鞍馬寺の花供養奉納。
好天に恵まれ、さわやかな風が吹き抜ける中、山上の舞台前にはたくさんのお客様がお集まりくださり、公演は無事終了しました!

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▲ 1演目目は『舌切雀』です。
当保存会子役の演じる親雀が『チュンチュンチュン…』と登場!

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▲ 雀に糊の番を頼み、お婆さんは川へ洗濯に出かけます。

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▲ お婆さんが出かけると、親雀が子雀を連れて戻って来ます。

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▲ 1羽、2羽、そして3羽…
『チュンチュンチュン!』と元気に鳴きながら集まってきます。

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▲ 最後には9羽もの雀が集まり糊を食べてしまいました。

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▲ 雀たちが糊を食べたことに気付き、舌を切って雀たちを追いやるお婆さん。

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▲ この白装束の子雀役は 鞍馬山保育園 の園児さん達です。
本番前の短い時間にしっかり演技指導を受けて堂々と舞台へ!ご協力ありがとうございました。

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鞍馬寺公演舌切雀イメージ12
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▲ お爺さんは雀達を探して雀のお宿へ辿り着きます。そして、お爺さんが持ち帰った小さいつづらの中は美しい着物や帯がいっぱいでした!

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▲ 欲張りなお婆さんが持ち帰った大きなつづらの中からは何やら音がします…

ここから先が気になる方は、実際に公演をご覧ください。
5月に開催する 本公演 でぜひどうぞ!


演目と演目の間は、体験コーナーです。
お客様に「鉦・太鼓体験」に参加していただきました。
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▲ 最初に挑戦いただいた親子の方は鉦と太鼓の分担作業で見事にクリア!

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▲ 次も親子の方が挑戦。こちらは協力プレイでクリア!

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▲ 最後に挑戦いただいた女性は、叩く前にシミュレーション…でも、なかなか思うようには叩けないご様子。
簡単そうに見えますが、実際にやってみると意外に難しい「カンデンデン」のリズム。
何度か叩くうちにコツをつかまれ、最後は見事なリズムで叩いていただきました!


続いて2演目目は『寺ゆずり』です。
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鞍馬寺公演寺ゆずりイメージ02
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▲ ある寺の住職が高齢のため、さんみ(沙弥=未熟なお坊さん)に寺を譲ることにしました。
ところがこのさんみさん、お寺にやって来るお客に対してことごとくズレた対応をしてしまいます。

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▲ 3人目に訪れるのは檀家の「おなあ」さん。舞台に現れただけで笑いをとるゑんま堂狂言イチの愛されキャラです!
彼女に会いたい方は、ぜひ 本公演 で彼女の出る演目をチェック!



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こうして4年ぶりに、鞍馬寺での公演ができたことを保存会一同心より感謝しております。
鞍馬寺関係者の皆様、そして、舌切雀にご出演いただいた 鞍馬山保育園 関係者の皆様、並びにご観覧いただいたお客様、本当にありがとうございました。
今後ともゑんま堂狂言をどうぞよろしくお願いいたします。

鞍馬寺花供養奉納公演

鞍馬寺さんの花供養に出演させて頂きます!
開演時間が PM1:00〜 に変更となりました!
4月9日(日) PM1:30〜 PM1:00〜
観覧無料(要:入山料)
鞍馬寺予告舌切雀イメージ
開演時間が PM1:00〜 に変更となりました!
また、2演目目が『寺ゆずり』に決まりました!(2023年4月2日追記)

4年ぶり!!鞍馬のお山で狂言奉納させていただきます。
10年以上前から鞍馬寺花供養の際には、狂言を奉納させていただいています。鞍馬のお山は空気感が特別!!ここ数年、公演できる日を待ち望んでいました。
ようやくまた、あの舞台で狂言ができることを心から喜んでいます。

鞍馬山の拝殿にて上演いたします。
入山料(愛山費〔拝観料〕500円)が必要です。山上まで徒歩なら約30分、ケーブルカー(〔ケーブル寄進〕大人・片道200円、小学生以下・片道100円)もご利用いただけます。詳細につきましては鞍馬寺のサイトでご確認ください)

演目は地元の子供たちも出演する『舌切雀』と、『寺ゆずり』を上演予定です。
鞍馬寺予告寺ゆずりイメージ
※当日の都合で演目が変更となる場合もございます。

また、演目と演目の間に鉦太鼓体験コーナーを設け、2〜3人と少数の方となってしまいますが、お客様にも参加していただける企画も予定しています!

今年は桜の開花が早そうです。鞍馬の桜とゑんま堂狂言をお楽しみいただけますように。

隨心院「はねず踊りと今様」
出演終了

4年ぶりの「はねず踊りと今様」に出演無事終了!
「はねず踊りと今様」舞台イメージ

コロナ禍による3年間の休止を経て、4年ぶりの開催となった山科隨心院「はねず踊りと今様」に出演させていただきました!
当保存会の出演としては10年ぶりとなりました。 春の冷たい雨が断続的に降るというあいにくの天候でしたが、たくさんのお客様にご覧いただくことができました。

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▲ 本年は雨のため、例年の勅使門(薬医門)での仮設舞台ではなく、大玄関を舞台にしての開催となりました。
開始30分以上前からお客様が来られていました。

はねず踊り保存会会長イメージ
▲ まずは、はねず踊り保存会会長さんのご挨拶から。
伝統文化の継承にご苦労されている様子が偲ばれました。
当日販売されていた竹筒入りの手作りういろうの売り上げ等を衣装や道具にかかる費用に充てられているとのことでした。
手作りういろうは当日参加のゑんま堂狂言保存会員もお土産でいただきましたが、とても美味しかったです!

はねず踊り司会イメージ
▲ 司会進行は歴代の「ミス小野小町」さんが交代で務められていました。

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▲ いよいよおまちかね、「はねず踊り」が始まります。
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▲ 「はねず踊り」はその昔深草少将が小野小町を慕うあまりに百夜通いをしたという隋心院に伝わる伝説を主題にしたもので、小学4〜6年生の子どもたちが踊ります。
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▲ 「はねず」とはうす紅色のことで、隋心院の紅梅もこの名で親しまれていました。

今様1回目イメージ1
▲ 続いて「今様」です。こちらは「はねず踊り」に比べるとしっとりとした大人の踊りで、演じるのははねず踊りの経験者とのこと。
今様1回目イメージ2
▲ 扇子を持っての踊りもはんなりとして素晴らしかったです。

千本ゑんま堂大念佛狂言1回目会長宮田イメージ1
▲ 最後に我々千本ゑんま堂大念佛狂言が登場、まずは保存会会長宮田の簡単な解説から。
千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛1回目イメージ2
▲ 演目土蜘蛛を演じさせていただきました。
階段を降りての登場は面を付けている演者にとっては難しかったそうです。
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▲ 病に伏せる主君を見舞いに来た渡辺綱(わたなべのつな)・平井保昌(ひらいほうしょう)に酒を勧める源頼光(みなもとのらいこう)。
千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛1回目イメージ4
▲ 綱、保昌が下がったあと、僧が現われ頼光に襲いかかります。実はこの僧こそが頼光の病の元凶、土蜘蛛が化けた姿だったのです。
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千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛1回目イメージ6
▲ 頼光は名刀「膝丸」で蜘蛛と戦いますが、もう少しのところで取り逃がしてしまいます。
千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛1回目イメージ7
▲ クライマックスの土蜘蛛が糸を投げるシーンでは歓声が上がりました。


はねず踊り3回目イメージ1
▲「はねず踊り」3回目の舞台。当日は「はねず踊り」、「今様」は4回公演をされ、ゑんま堂狂言はその内の1回目と3回目に出演させていただきました。
はねず踊り3回目イメージ2
はねず踊り3回目イメージ3
▲3回目とあり、演者の子どもたちの緊張も和らぎ、より一層素晴らしい舞台となっていました。

今様3回目イメージ1
▲ 「今様」も3回目。赤袴、白袴それぞれ2名の演者さんが交代で踊られていました。
今様3回目イメージ2
今様3回目イメージ3
▲ 白拍子の由来として、白い衣装を身に着け、拍子木のみを使い舞うことからそのように呼ばれたとアナウンスされていました。

千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛2回目イメージ1
千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛2回目イメージ2
▲ 千本ゑんま堂大念佛狂言は2回目の登場、演目は同じく土蜘蛛です。
1回目の経験から、まず階段上で面を切るという階段を生かした立体的な演出に変更しました。現場の状況に合わせ、最大限の演出効果を求めるゑんま堂狂言保存会です。
千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛2回目イメージ3
千本ゑんま堂大念佛狂言土蜘蛛2回目イメージ4
▲ ゑんま堂狂言の中でも一二を争う人気演目の土蜘蛛です。
派手な立ち回りや、蜘蛛の糸を飛ばすシーンなど、短い上演時間に見どころが凝縮されています。


千本ゑんま堂大念佛狂言舞台イメージ3
終始雨が降り続ける中、ご観覧いただいたお客様に感謝申し上げます。
また、共演のお誘いをいただきましたはねず踊り保存会の皆様、出演に際していろいろとご尽力いただきましたこと、ありがとうございました。
おかげさまで大変気持ちよく演じることができました。
再びご一緒できる機会がありますように。

隨心院「はねず踊りと今様」に出演

山科隨心院「観梅会・はねず踊り」公演に出演させていただきます! 出演終了
3月26日(日)AM11:00/PM1:30(2回出演)
観覧料1,000円
はねず踊り予告土蜘蛛イメージ
10年以上前に参加させていただいていたはねず踊り公演の舞台で、久々に上演させていただきます。
実は、そのお誘いを受けたのは今から3年前の2020年でした。
みなさんご存知の通り、その頃はコロナ騒ぎの真っ只中で、公演は残念ながら中止となりました。その後も2年間は止むなく開催を見送られることに…。

そして、今年は4年ぶりに開催が決定!また、当保存会にもお声がけいただきました。
この春から、ようやく色々なことが動き出して来たようです!

先日、打ち合わせに伺ったのですが、はねず踊り開催にあたって「はねず踊り保存会」会長さんをはじめ、携わるみなさんの熱意がひしひしと伝わって来ました。
私たちもそのパワーを受けて久々の舞台がんばります!

はねず踊りは3月26日(日)AM11:00~・PM12:30~・PM1:30~・PM3:00~の4回公演です。
そのうちゑんま堂狂言は、AM11:00〜とPM1:30〜の2回、出演させていただきます。
(拝観・梅園入園・鑑賞料 1,000円が必要です。当日券もあります。境内受付にてお買い求めください。)

演目は『土蜘蛛』です。

境内屋外に設営される舞台で上演します!
(雨天時も開催予定ですが、お寺の中(屋内)での上演となりますので、別途整理券が必要になる可能性があるそうです。ご注意ください。)

ご案内及び詳細につきましては、隨心院のホームページよりご確認ください。

2023年節分会狂言奉納
無事終了〜!

今年2023年2月3日の節分会は、3年ぶりにゑんま堂でお客様をお迎えして、狂言奉納を実現することができました。
節分会本堂イメージ

本堂が密にならないよう座席数を例年より少ない60席限定とし、あとは約20名ほど立ち見整理券という形でお配りすることにしました。
当日、早くからたくさんのお客様が並んでくださり、整理券が行き渡るか心配でしたが、準備していた予定数でお渡しできました。
もし、配布終了後にお越しのお客様がおられましたら、大変申し訳ございませんでした。
ここでお詫び申し上げます。


初めに妙昭さん、続いて藤井副会長からご挨拶。
節分会挨拶イメージ
寒さもあり、少し固まり気味なお客様に副会長が笑い方練習を!

「わっはっはっは〜」

一気にほぐれたお客様に『神崎渡し』と『鬼の念佛』をご覧いただきました。


節分会神崎渡しイメージ1
節分会神崎渡しイメージ2
▲ 宮田会長はおどけた船守、ベテラン会員は余裕の御坊を、そしてお茶屋をまだまだ初々しい中学2年生の会員が演じました。


節分会鬼の念佛イメージ1
▲ 節分会では、必ず鬼の登場する演目を上演します。
大ベテランの戸田顧問が罪人を、大学2回生の会員が鬼を演じました。
節分会鬼の念佛イメージ2
▲ 戸田顧問の響きわたる唄声にのせられて踊る鬼さん。みなさんの楽しそうな笑い声が本堂横まで届いて来ました。
このように唄うシーンのある演目はなかなか難しく、演じられる会員さんが限られます。


そして上演後は、本堂から客席へ向かってエアー豆まき!
節分会豆まきイメージ1
▲ 「福は~うち!鬼も~うち!!」
掛け声を唱えてエアー豆まき(三方を持ち、豆をまくふりだけです 笑)を行いました。
節分会豆まきイメージ2
▲ その後お1人ずつに三方の豆をお持ち帰りいただきました。


今年の節分会はとても良い雰囲気の中、無事に終えることができました。
お越しくださった皆様に、心より御礼申し上げます。

2023 節分会奉納のお知らせ

2023年2月3日 今年はゑんま堂にて節分会奉納いたします
座席数制限あり・YouTube配信なし
節分会予告本堂イメージ
今年は、ゑんま堂節分会開催に伴い、本堂内にて狂言奉納をさせていただきます。当日、以前のように本堂内に座席をご用意いたします。
座席数に制限を設けますが、直に狂言をお楽しみいただけるよう準備を進めております。
YouTube配信につきましては今回予定しておりませんので、ぜひゑんま堂まで足をお運びください。


2023年2月3日(金) 当日の予定

18:30〜 整理券配布《60席》
※座席数は60席となりますが、立ち見で距離を取りご観覧いただける程度の人数を設定し、立ち見整理券をご用意しようかと考えております。何卒ご了承の程よろしくお願いいたします。


19:00〜 開場《自由席》
19:00になりましたら、整理券の番号を1〜10、11〜20と順にお呼びいたしますので、お好きな席にご着席ください。


19:30〜 開演
節分会予告鬼の念佛イメージ
鬼の念佛
神崎渡し
上記2演目を予定しております。


20:30頃〜 エアー豆まき
節分会予告豆まきイメージ
※今年の豆まきはエアーで行います。
例年のように年男、年女の方には本堂内にお上がりいただき、保存会員といっしょにエアー豆まきをしていただきます。

『福は〜うち〜 鬼も〜うち〜』恒例のクジ付き福豆は、エアー豆まきのあと、直接お渡しいたします。
当たりが出た方には、当たりクジと交換で景品をお渡しいたします。
なお、本堂内では感染症予防対策として、マスク着用のご協力をお願いいたします。


21:00頃終了予定


《みなさまへお願い》
ゑんま堂境内には駐車スペースはございません。
お越しの際には公共の交通機関をご利用いただくか、お車の場合は、近隣の有料駐車場をご利用いただきますようお願い申し上げます。

京都市右京ふれあい文化会館 2023年 新春特別公演
『大念佛狂言の世界』 〜嵯峨・千本ゑんま堂・和久里壬生狂言〜
公演終了

3つの念佛狂言新春特別公演 無事終了!
『大念佛狂言の世界』イメージ

嵯峨大念佛狂言、千本ゑんま堂大念佛狂言、そして若狭・小浜よりお越しくださった和久里壬生狂言の『大念佛狂言の世界』が無事終了。お越しいただいた皆様は3つの念仏狂言の違いを楽しんでいただけたことと思います。

『大念佛狂言の世界』客席イメージ
▲ あいにくのお天気で、雨が少し残る中でしたがたくさんのお客様が来てくださいました。
 チケットも当日までに完売!
 感染症対策のため、マスクを外していただくことはできませんでしたが、会場には暖かい拍手とお客様の笑い声が響きました。

八木先生解説イメージ
▲ 佛教大学 八木先生の講演「大念仏狂言とは」からスタート。いつも楽しいお話をありがとうございます。


嵯峨大念佛狂言愛宕詣イメージ1
▲ 1演目目は、嵯峨大念佛狂言愛宕詣。ゑんま堂狂言には無い演目です。せりふの無い演技に魅了されます。
嵯峨大念佛狂言愛宕詣イメージ2
▲ 写真のシーンは厄除けのお守りになるかわらけを投げているところで、演技中は和紙のかわらけを投げています。
受け取れたラッキーな人はあとから素焼きのかわらけと交換してもらえます。


千本ゑんま堂大念佛狂言牡丹獅子イメージ
▲ 2演目目に我々千本ゑんま堂大念佛狂言が登場、牡丹獅子を演じさせていただきました。
千本ゑんま堂大念佛狂言牡丹獅子イメージ2
▲ 今回新技を披露!舞台の獅子を見ているとハラハラしてお囃子の笛が止まりそうになります。


和久里壬生狂言花盗人イメージ
▲ 最後に、京都から他府県に伝わった唯一の大念仏狂言、和久里壬生狂言さんが登場。『花盗人』を演じてくださいました。
過去に京都での公演は2回あったそうで、今回が3回目。しかも嵯峨、ゑんま堂両狂言との共演は今回が初の見逃せない舞台でした。
和久里壬生狂言花盗人イメージ2
▲ 京都の三大念仏狂言にも全て伝わる演目「花盗人」ですが、ゑんま堂狂言の『花盗人』とは展開もかなり違っていて面白かったです。
和久里壬生狂言花盗人イメージ3
▲ 具体的に当会の演目でいうと、始まりは『芋汁』のようで、後半に入ってから『花盗人』へと変わっていくイメージでした。
和久里壬生狂言花盗人イメージ4
▲ 昔に嵯峨大念佛狂言さんと関わりがあったことから和久里壬生狂言さんが始まったそうで、面や衣装、そして所作などは嵯峨大念佛狂言さんに似ているところが多くあり、繋がりを感じられました。

和久里壬生狂言の本公演は、なんと6年に1回催されるという超貴重な公演。
しかし、令和2年にあるはずだった公演はコロナ禍の影響で残念ながら中止されたとのことでした。
令和8年に予定されている次回は無事開催されますように…。


スタッフジャンパーイメージ
▲ 昨年末にできあがったばかりのお揃いのスタッフジャンパーで記念撮影。


3つの念佛狂言、それぞれに魅力は違うと思いますが、それを一度に見ることができるとても貴重な公演でした。参加させていただき、ありがとうございました。

ゑんま堂狂言
年末練習発表会
12月18日(日)午後1時〜
YouTube配信!(年内中期間限定公開)

練習発表会の様子を配信します!
練習発表会イメージ
突然ですが、12月18日の午後1時から「ゑんま堂狂言 年末練習発表会」を
YouTube「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」より配信させて頂きます。

この発表会は、大名役の中学生がメインで練習中の演目『花盗人(はなぬすっと)』と、新作狂言『篁冥途噺(たかむらめいどばなし)』の強化練習のため、そしておよそ100年ぶりの新調となる新作面『篁(たかむら)面』のお披露目を兼ねて、先日稽古場で無観客にて催しました。

発表会当日、その『篁面』を制作してくださった面打ち師「小松谷 宏春」氏にお越しいただき、制作についてお話を伺うことができました。
小松谷さんインタビューイメージ
面打ち師小松谷さんとは、ゑんま堂狂言古面の複製面制作や修理など、長年お世話になっています。
新作狂言『篁冥途話』を演じるに当たって、元々数少ない大名面の中に篁にしっくり合う面がなかったため、今回『篁面』の制作を依頼しました。

篁面新面イメージ
保存会からイメージをお伝えして、下絵から始まり、途中表情や色合い形など相談しながら進めてもらいました。
実際に付けてみると、舞台映えや他の面とのバランスなどもあり、完成まで何度となく修正を入れて仕上げていきます。
練習を重ね、演技を仕上げていくように、面に関してもやはり実際に使用してみてわかることも多いのです。

その『篁面』についてのインタビューも配信でお楽しみいただけます。


配信内容紹介

1.『花盗人
大名役に取り組み中の中学生会員の4月の練習発表会に続けての挑戦です。
花盗人イメージ
このように何度も演じて形にしていくのです。成長して行く姿を見守ってください。


2. 小松谷氏にインタビュー
「篁面について」


3.『篁冥途噺
ゑんま堂の開基 小野篁(おののたかむら)にちなんだ新演目です。
篁冥途噺イメージ
新作のため、試行錯誤を繰り返し、演者の変更や台本の修正も行い、完成に向けて練習を重ねているところです。
今現在の篁冥途話の姿を『篁新面』とともにぜひお楽しみください。


以上、2演目とインタビューを配信予定です。
なお、この動画の長さは約1時間、配信期間は2022/12/18~31までの限定公開とさせていただく予定です。
どうかお見逃し無く!

右京ふれあい文化会館新春特別公演

「大念佛狂言の世界 〜嵯峨・千本ゑんま堂・和久里壬生狂言〜」に出演!
令和5年1月14日(土)京都市右京ふれあい文化会館 2023年 新春特別公演開催!
牡丹獅子イメージ

嵯峨大念佛狂言、千本ゑんま堂大念佛狂言、そして若狭・小浜より和久里壬生狂言をお招きして、『大念佛狂言の世界』が開催されます。
ここでも佛教大学の八木透先生とご一緒させていただきます。
先生の講演「大念佛狂言とは」をお聞きいただいて、3つの狂言を存分にお楽しみください。
千本ゑんま堂大念佛狂言は牡丹獅子を演じさせていただきます。
主催は、京都市右京ふれあい文化会館(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団/京都市 です。

大念佛狂言の世界 〜嵯峨・千本ゑんま堂・和久里壬生狂言〜
開催日時 令和5年1月14日(土)
午後12時30分開場
午後1時開演
午後4時終演予定
会場 京都市右京ふれあい文化会館
公演演目 ●嵯峨大念佛狂言愛宕詣
●千本ゑんま堂大念佛狂言牡丹獅子
和久里壬生狂言『花盗人』
入場料 1,000円(税込)(自由席)
※10月1日(土)より発売中
チケットのお問い合せ・お買い求めについて ●右京ふれあい文化会館
075-822-3349
9時〜17時火曜休館(休日の場合は翌平日)

●京都コンサートホール
075-711-3231
10時〜17時 第1・第3月曜休館(休日の場合は翌平日)

●ロームシアター京都
075-746-3201
10時〜19時年中無休(臨時休館日を除く)

●オンラインチケット
京都コンサートホール、ロームシアター京都のオンラインチケットサービス 24時間購入可 ★要事前登録(無料)
チケット購入についての
ご注意
※右京ふれあい文化会館では、直接ご来館いただいたうえでのお支払い、チケットの受け取りになります。

※京都コンサートホール、ロームシアター京都でご予約の場合は、
1.それぞれのチケットカウンターでのお支払い、チケットの受け取り
2.セブンイレブンでのお支払い、チケットの受け取り(手数料が必要)
3.郵便局でのお振込み、チケットの郵送(郵送料等が必要)
が可能です。

※千本ゑんま堂・引接寺、清凉寺・嵯峨大念佛狂言ではチケットの取り扱いはしていません。お問い合わせなどご遠慮ください。

▼ 「大念佛狂言の世界」チラシ画像

大念佛狂言の世界チラシ表イメージ
大念佛狂言の世界チラシ裏イメージ

令和4年 八幡公演
『狂言へのいざない』
開催しました!

19回目の八幡公演 無事終了!
八幡市立生涯学習センター外観イメージ

毎年恒例、今年で19回目を迎える八幡市立生涯学習センターでの公演『狂言へのいざない』がさわやかな秋晴れの中、無事に終わりました!

狂言へのいざない客席イメージ
▲ 定員200席で販売したチケットは完売!ご覧の通り座席は満席となりました!!

八木先生解説イメージ
▲ 今回で10回目とこちらも恒例となりました佛教大学 八木先生の楽しくてためになる解説でスタート。
脇に抱えておられるのは今年リニューアルしたゑんま堂狂言保存会のパンフレット。八木先生の猛プッシュ(!)のおかげで完売いたしました!

八幡公演木ノ本地蔵イメージ1
▲ 1演目目は木の本地蔵。木の本地蔵に参詣に来た座頭。

八幡公演木ノ本地蔵イメージ2
▲ 日が暮れてしまったので、お地蔵様の膝元で寝入った座頭のお金を盗む護摩の灰。悪者面が効果的なシーンです。

八幡公演木ノ本地蔵イメージ3
▲ すべてを見ていたお地蔵様が現れ、座頭と護摩の灰の眼を入れ替えてしまいます。

八幡公演木ノ本地蔵イメージ4
▲ 最後に三人三様の句を詠むシーンで締めくくりますが、句を詠むたびに観客席から拍手が起こりました。


八幡公演体験イメージ1
▲ 去年はコロナ対策のため自粛した『体験コーナー』が今年は復活!ゑんま堂狂言鉦太鼓の基本のリズム(カンデンデン)体験を楽しんでいただきました。
見ていると単純なリズムなので簡単そうに見えますが、やってみると意外と難しいのです…。

八幡公演体験イメージ1
▲ 本番の鉦・太鼓を担当してくれたのは7歳の保存会員です。体験コーナーの直後とあって、見事な(カンデンデン)ぶりに場内にどよめきが(笑)。今回このような舞台で初めて叩きましたが、落ち着いてできました!


八幡公演でんでん虫イメージ1
▲ 2演目目はでんでん虫。山伏の登場。

八幡公演でんでん虫イメージ2
▲ 伯父の長寿の薬にでんでん虫の黒焼きが良いと聞いた大名は、太郎冠者にでんでん虫を捕まえに行くように命じます。

八幡公演でんでん虫イメージ3
▲ しかし、太郎冠者はでんでん虫がどんなものかわかりません。

八幡公演でんでん虫イメージ4
▲ 大名から教えてもらった特徴をもとにでんでん虫を探しに出かけた太郎冠者が見つけたのは…。
笑いどころの多い演目で大いに笑っていただき、後半のでんでん虫の囃子唄では大きな拍手・手拍子もいただきました。

八幡公演質問コーナーイメージ1
▲ 2演目観ていただいた後は素顔の演者が登場、質問コーナーも行いました。

八幡公演質問コーナーイメージ2
▲ 4人のお客様の質問にお答えしました。和気あいあいとした雰囲気で最後まで楽しんでいただけたと思います。

八幡公演お見送りイメージ
▲ 今年は閉幕後のお見送りも復活させていただきました。新型コロナ禍以降の公演ではお客様と演者が触れあう機会がなかなか設けられませんでしたが、やはりお客様の直の声をいただけるのは保存会一同の励みになります。
今回はコロナ禍で自粛していた行事もいろいろ復活できた公演でした。新しいことにもチャレンジしているゑんま堂狂言保存会ですが、このような継続しているイベントも大切に、貴重な体験として今後の活動につなげていければと思っています。
ご観覧いただいたお客様、お世話になりました関係者の皆様に、保存会会員一同感謝申し上げます。ありがとうございました。

令和4年 八幡公演
「狂言へのいざない」
11月27日(日)開催

毎年恒例の八幡公演!

八幡市での毎年恒例の公演「狂言へのいざない」を今年も開催いたします。
(※八幡市在住以外の方もお越しいただけます)
今年は11月27日(日)に開催予定です。
佛教大学の八木透先生と今年も変わらずご一緒させていただきます。
八幡公演2021八木先生イメージ 先生のわかりやすく楽しい解説とともに、ゑんま堂狂言をお楽しみください!
今年の演目は、八幡では初めての上演となる木の本地蔵と、でんでん虫です。
どうぞお楽しみに!
八幡公演2021舞台イメージ ▲ 写真は昨年の八幡公演の様子

日時  令和4年11月27日(日)
    午後2時〜
会場  八幡市立生涯学習センター
    ふれあいホール
定員  200名
入場料 前売り300円/当日500円
※前売り券が完売した場合、当日券はありません。
※電話予約不可
問合せ 八幡市生涯学習センターまで
電話  075-983-6002

千本ゑんま堂狂言IN長浜

滋賀県長浜市長浜文化芸術会館 完全自主公演 無事終了!
長浜文化芸術会館外観イメージ

千本ゑんま堂大念佛狂言保存会初の完全自主公演である『千本ゑんま堂狂言IN長浜』が無事に終わりました!
長浜公演客席イメージ
▲ 長浜ではゑんま堂狂言の知名度も低く、集客には苦労もありましたが、思っていたよりたくさんのお客様にご来場いただきました。また、公演で実施したアンケートにたくさんのご意見・ご感想をいただきましたのでその一部をご紹介させていただきます。

長浜公演解説イメージ
▲ 始めに前回沖縄公演に引き続き、戸田顧問による千本ゑんま堂大念佛狂言の特徴や見方などの解説でスタート。
長浜公演解説イメージ2
▲ アンケートでも「開演前に解説案内をして頂き、とても観賞しやすかったです」「解説が事前にあったので、よりたのしめた!」「最初の解説により内容がとても良く理解できました」などと答えていただき、初めての方にも観賞の助けになったようで、今回も非常に評判が良い感触でした。

長浜公演でんでん虫イメージ
▲ 1演目目はでんでん虫
長浜公演でんでん虫イメージ2
▲ アンケートでは「くり返しの笑いどころが有り、後の2つの演目を見る前の1つ目の演目としてとても入り込みやすかったです」「でんでん虫は狂言らしい演目でした」「コミカルで笑える」「現代のコントに通じるものがあってわかりやすく面白かった」「最初にふさわしい軽快さが印象的でした」とたくさんのお褒めの言葉をいただきました。特に1演目目としての好評価に番組編成のスタッフも喜んでいました。

長浜公演木の本地蔵イメージ
▲ 2演目目は公演地の長浜市内、木之本町の木之本地蔵院に伝わる眼のご利益伝説を内容にした復活3年目の演目木の本地蔵
長浜公演木の本地蔵イメージ2
▲ 今公演のメインであり、長浜のお客様にぜひご覧いただきたかった演目です。
長浜公演木の本地蔵イメージ3
▲ アンケートでは「木の本は地元なので身近に感じられ面白かったです」「木の本から来ましたので感動しました」「お地蔵さんのある木の本から来たので是非見たかったです」「念佛狂言らしさが出ていて興味深かったです」「木の本地蔵は身近な所の話で興味深かった」など、地元の方にも楽しんでいただけたようで、この演目を選んだ甲斐がありました。

長浜公演土蜘蛛イメージ
▲ 3演目目は土蜘蛛です。
長浜公演土蜘蛛イメージ2
▲ 派手な立ち回りやドラマチックな展開の物語などでゑんま堂狂言でも一二を争う人気の演目です。
長浜公演土蜘蛛イメージ3
▲ アンケートでは「とても迫力があり、興奮した」「神楽をほうふつとさせ念佛狂言の奥深さを感じました」「戦いの場面は集中してみてしまいました」「クモのおどろおどろしさ、薪の火のもえるさま とてもリアルでした」「台詞回しが良かった」「戦闘シーンの足運びと衣ズレの音がスゴかった。クモの糸の客席サービスに感動!」など、広い舞台で迫力も増した土蜘蛛を堪能いただけたようでした。

長浜公演土蜘蛛イメージ4
▲ 総評としても「京都へ行かずとも地元で観せていただくことができて良かったです」「セリフがある念佛狂言は新鮮だった」「でんでん虫のリズムで入り込み、木の本地蔵でほっこりし、土蜘蛛でハラハラして良い演目ばかりでした」「壬生狂言には何度も行きましたが千本ゑんま堂狂言はぜひ拝見したかったので良かったです。他の演目もぜひ拝見したい」「歴史ある狂言をみることが出来て、貴重な体験をさせて頂きました」「京都の本公演を見に行きたいです」等々、ここに書き切れないほどのたくさんの好評価の熱いメッセージをたくさんいただきました。

また、「公演があることを知らない人がほとんどと思います。皆に知ってもらう方法を工夫してください。勿体ない!」というご意見もいただきました。保存会でもこのことは今後の公演の一番の課題と認識し、広報活動に工夫をしていきたいと考えています。
長浜公演木の本地蔵イメージ4
▲ アンケートの満足度の質問でも最高評価の「非常に満足した」が一番多く、長浜公演があればまた観たいですか?という質問にも「是非観たい」に丸をつけてくださったお客様が大多数という、うれしい回答をいただきました!
保存会では長浜文化芸術会館での公演を今後定期的に開催できるようにしたいと思っています。ご期待ください!
長浜公演面イメージ
▲ アンケートにご回答いただいたお客様に大変感謝しております。時間がないなか、たくさんのメッセージを書き込んでくださった方も多数おられ、本当にうれしく思います。
当保存会では今回のアンケートで皆様からいただいたご意見・ご感想を今後の公演活動の参考にさせていただきます。ありがとうございました。
長浜公演挨拶イメージ
初の完全自主公演ということで、主要スタッフも手探り状態・未経験のことも多く、いろいろ苦労もありましたが、とても良い公演が出来たと思います。
保存会会員一同、関係者の皆様、そして何よりご観覧いただいたお客様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

千本ゑんま堂狂言IN長浜

いよいよ明日 10月29日(土) 公演開催!
当日券もあります!
長浜公演木の本地蔵イメージ

『千本ゑんま堂狂言IN長浜』
ついに明日、10月29日(土)長浜文化芸術会館大ホールでの公演が開催されます!

今回の公演は初めての自主公演。会場の選定から演目の決定、広報活動など、全て保存会メンバー自らの活動で準備して参りました。
そのため、公演への思い入れもいつも以上に高まっています。
何度も練習を重ねた3演目を自信を持ってお送りします!
長浜にある木之本地蔵院にちなんだ木の本地蔵という演目も!
公演の冒頭には、ゑんま堂狂言の見方などの解説もあり、初めてご覧いただく方でも思いっきり笑って楽しんでいただける公演になると思います!

前売り券の販売は本日10月28日(金)までですが、当日券も準備しておりますので、多くのお客様のお越しをお待ちいたしております。


各種メディアに掲載いただきました!
各種メディアに今回の千本ゑんま堂狂言IN長浜 長浜文化芸術会館公演の情報を掲載いただきました。
ネット記事に掲載いただいたメディアへのリンクをご紹介します。

朝日新聞デジタル
京都新聞
Yahoo!ニュース
dメニュー ニュース
auone ニュース

上記以外にも長浜市や米原市の広報誌、長浜周辺タウン情報誌3誌、読売新聞滋賀版・京都版にも情報を掲載いただきました。関係者の皆様、ありがとうございました。

千本ゑんま堂狂言IN長浜

2022年10月23日(日)広報活動のご報告
10月29日(土) 公演開催!
長浜公演お練りイメージ

『千本ゑんま堂狂言IN長浜』
長浜文化芸術会館大ホールでの公演が10月29日(土)と迫る中、10月23日(日)に長浜へお練り&チラシ配布に伺いました。

長浜公演お練りイメージ
まずは鳴り物を鳴らしながら豊公園駐車場をスタート。

長浜公演お練りイメージ
長浜駅まで歩き、道中数名の方にチラシを渡せましたが、あまり人影がありません。
駅前もそれほど賑わっていない様子…。

長浜公演お練りイメージ
公演会場の長浜文化芸術会館までご挨拶をかねて歩きましたが、ここまでもあまり人を見かけず。

長浜公演お練りイメージ
豊公園付近を練り歩き。途中子供を引率されているグループにせがまれて『カンデンデン』をひと繰り。拍手と笑顔をいただきました!

長浜公演お練りイメージ
長浜城歴史博物館前も観光客の方が多く、目当ての地元の方にはなかなか出会えませんでした。
しかし、声をかけさせていただき、チラシを手渡すと興味を持ってくださる方も多く、好感触でした。
少しの時間の広報活動でしたが、長浜の方にゑんま堂狂言を認知してもらえたと思います!

10月29日(土)当日の駐車場について
会場の長浜文化芸術会館には駐車場はありませんが、徒歩2~3分のところに「長浜市 豊公園駐車場」があります。
基本3時間無料で、公演当日会場受付に駐車場のチケットをお持ちいただければ1日無料になります。ぜひご利用ください。

千本ゑんま堂狂言IN長浜

2022年9月5日(月)前売券発売開始のお知らせ!
10月29日(土) 公演開催!
長浜公演木の本地蔵イメージ

『千本ゑんま堂狂言IN長浜』
滋賀県長浜市長浜文化芸術会館大ホールでの公演チケットが本日(9月5日)より発売開始しました。
以下にチケット販売情報をあらためてお知らせいたします。

◉前売り券のお取り扱いについて
観覧料 前売:3,000円(税込)
当日:3,300円(税込)
※全席自由
※前売り券が完売した場合、当日券の販売はありません。
※未就学児の同伴・入場はご遠慮ください。
チケット
発売開始
令和4年9月5日(月)
前売券は右記プレイガイドにて販売 ●長浜文化芸術会館
●浅井文化ホール
●木之本スティックホール
●滋賀県立文化産業交流館
チケットについての
お問合せ
長浜文化芸術会館
電話/0749-63-7400
※お電話をおかけの際にはお間違えのないようご注意ください
※千本ゑんま堂ではチケットの取り扱いはいたしておりません
【木之本地蔵院】と本公演は関係ございません。お問い合わせなどされませんようによろしくお願いたします。

公演内容等は下記をご覧ください。
10月29日(土)当日の駐車場について
会場の長浜文化芸術会館には駐車場はありませんが、徒歩2~3分のところに「長浜市 豊公園駐車場」があります。
基本3時間無料で、公演当日会場受付に駐車場のチケットをお持ちいただければ1日無料になります。ぜひご利用ください。

千本ゑんま堂狂言IN長浜

滋賀県長浜市長浜文化芸術会館大ホールでの公演決定!
10月29日(土) 公演開催!
9月5日(月)より前売発売!

長浜文化芸術会館外観イメージ

今秋、おとなり滋賀県湖北の町長浜へ
千年を超える歴史を持つ民俗芸能を京都からお届けいたします!

長浜には“木之本のお地蔵さん”で名高い木之本地蔵院がありますが、ゑんま堂狂言には令和元年に復活を果たした木の本地蔵という、まさにそのお地蔵さんが活躍する演目があるのです!!
長浜公演木の本地蔵イメージ

その木の本地蔵を筆頭に、ゑんま堂狂言を知る方にも、初めての方にも楽しんでいただけるでんでん虫土蜘蛛の3演目を上演いたします。
長浜公演でんでん虫イメージ
長浜公演土蜘蛛イメージ

今回の会場となる長浜文化芸術会館は、明治の古い街並を活かしたガラスショップや工房、ギャラリーなどが点在する黒壁スクエアからほど近く、JR長浜駅前の長浜城跡(豊公園)に隣接したところにあります。
琵琶湖湖岸に面し、琵琶湖を一望できる素晴らしいところです。
長浜文化芸術会館大ホールイメージ
舞台は大ホールで456席あり、その規模と立地の良さをぜひゑんま堂狂言と合わせて楽しんでいただければと思います。

前売券は9月5日(月)発売開始です!
お誘い合わせの上、ぜひぜひ足をお運びください!!

【千本ゑんま堂狂言IN長浜】
会 場 長浜文化芸術会館 大ホール
公演日 令和4年10月29日(土)
開 場 午後12時30分
開 演 午後1時~
観覧料 前売:3,000円(税込)
当日:3,300円(税込)
※全席自由
※前売券が完売した場合、当日券の販売はありません。
※未就学児の同伴・入場はご遠慮ください。
チケット
発売開始
令和4年9月5日(月)
前売券は右記プレイガイドにて販売 ・長浜文化芸術会館
・浅井文化ホール
・木之本スティックホール
・滋賀県立文化産業交流館
チケットについての
お問合せ
長浜文化芸術会館
電話/0749-63-7400
※お電話をおかけの際にはお間違えのないようご注意ください
※千本ゑんま堂ではチケットの取り扱いはいたしておりません
【木之本地蔵院】と本公演は関係ございません。お問い合わせなどされませんようによろしくお願いたします。

本公演は、新型コロナウイルス感染症対策を実施して開催いたします。皆様のご協力をお願いいたします。
10月29日(土)当日の駐車場について
会場の長浜文化芸術会館には駐車場はありませんが、徒歩2~3分のところに「長浜市 豊公園駐車場」があります。
基本3時間無料で、公演当日会場受付に駐車場のチケットをお持ちいただければ1日無料になります。ぜひご利用ください。

【公演内容】
念佛狂言解説
演目『でんでん虫
演目『木の本地蔵
演目『土蜘蛛


【千本ゑんま堂狂言IN長浜
 チラシイメージ】
長浜公演チラシ表イメージ 長浜公演チラシ裏イメージ

(当Webサイトで使用の長浜文化芸術会館関係の画像は、全て長浜文化芸術会館HPより)

2022城陽市南部コミュニティセンター公演無事終了

南部コミュニティセンター依頼公演は、
満員のお客様をお迎えして無事に終了いたしました!

鬼の念佛イメージ
当日は、リハーサルをしていると汗がしたたり落ちるくらいのかなり蒸し暑いお天気にもかかわらず、開演15分前くらいになるとお客様が続々と来てくださり、コミュニティセンター内の会場は予約のお客様で満席状態になりました。
ここでは4年ぶりの公演でしたが、今回狂言を初めて観るというお客様も多く、お客様の反応が気になりました。
まず、ゑんま堂狂言とはどういうものかという一通りの解説を終えて狂言が始まると、会場からお客様の笑い声が響いて来てひと安心。

終演後、マスクありの状態ですが、久々にお客様をお見送りさせていただきました。
その時に、お客様から「とても楽しかったです」という嬉しいお声をいただき、さらに何人かのお客様と参加演者との記念撮影という和やかな場面もありました。
これを機にゑんま堂狂言に興味を持っていただければと思います。

コミュニティセンターの館長様をはじめ、職員の方々にも大変お世話になり、ありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

2022城陽市南部コミュニティセンター公演

2022年6月25日(土)城陽市南部コミュニティセンター公演
【満員御礼!】

花盗人イメージ
城陽市にある南部コミュニティセンターでの公演開催のご案内をさせていただきます。

【城陽市南部コミュニティセンター公演】
公演日 令和4年6月25日(土)
公演時間 午後1時30分開演~
会 場 城陽市南部コミュニティセンター
上演演目 花盗人
鬼の念佛
定 員 75名【満員御礼】

上記にありますが、定員75名のところあいにくすでに満席となっております。ありがとうございます。
お客様よりお問合せもあるようですが、満席のためお断り申し上げている状況です。大変申し訳ございませんが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
また、ご縁がございましたら、ぜひゑんま堂狂言をよろしくお願い申し上げます。

国立劇場おきなわ
企画公演無事終了

国立劇場おきなわ企画公演盛況のうちに終了!
ありがとうございました!

国立劇場おきなわ外観イメージ
コロナ禍により、2年延期となった国立劇場おきなわ令和4年6月企画公演 もやっと昨日(6/12)無事開催でき、曇り空の中たくさんのお客様にお越しいただき、おかげさまで盛況のうちに終えることができました。

面イメージ
出番を待つ面たち。はじめての沖縄公演でどのような反応をいただけるのか、心なしか面たちも緊張しているように見えます。

国立劇場おきなわ字幕イメージ
今回の公演ではゑんま堂の舞台のイメージを再現し、舞台の左右にはセリフを字幕で表示、初めてのお客様にも楽しみやすい環境を整えていただきました。

ゑんま堂狂言解説イメージ
まずはゑんま堂狂言の解説からスタート。
写真は『面をつける芸能で、誰がしゃべっているのかわかりづらいためオーバーアクションで演じる』という部分の解説で「これは益体(やくたい)もない!」の所作。
今回、この解説が非常に評判が良く、お客様から「解説がわかりやすかった」「初めて観ましたが、解説のおかげで楽しめました」など、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。


第一部の演目一つ目は花盗人。これ以降の演目の画像はリハーサル時のものを使用しております。
花盗人イメージ01
花の会に花を忘れるという、太郎冠者のおっちょこちょいぶりに早くも客席から笑いが起こります。
花盗人イメージ02
笑いをいただけると手ごたえを感じ、役者もノッてきます。
花盗人イメージ03
太郎冠者と盗人のやり取りもヒートアップ。
花盗人イメージ04
撮影させていただいたカメラブースでも、笑い声をあげながら撮影しておられる地元のカメラマンも…
花盗人イメージ05
一演目目からたくさん笑っていただき、大きな拍手をいただきました。


第一部の演目二つ目は牡丹獅子
牡丹獅子イメージ01
子役が演じることも多い牡丹獅子の太郎冠者ですが、今回は会長が久しぶりに演じます。
牡丹獅子イメージ02
獅子が技を決めるたびに大きな拍手が。
牡丹獅子イメージ03
広い舞台で獅子の演技ものびのびと躍動します。
牡丹獅子イメージ04
太郎冠者は無謀にもとりもちで獅子をとらえようとしますが…
牡丹獅子イメージ05
案の定獅子の逆襲にあい、取り逃してしまいます。
牡丹獅子イメージ06
困った太郎冠者は大名の機嫌を取るため獅子の真似をすることを思いつきます。この獅子を真似て踊るシーンではなんと手拍子が!このシーンで手拍子が起こったのは初めてで沖縄のお客様のノリの良さに驚くと共に感激しました。
牡丹獅子イメージ07
あまりの受けの良さに最後大名が登場するとき、大名役はベテランながら今までに感じたことがないほど緊張したそうです。


第二部、解説後の最終演目は道成寺。この演目がきっかけで沖縄公演のご依頼をいただきました。
道成寺イメージ01
師匠坊役のゑんま堂狂言一番の美声が沖縄の地に響き渡ります。
道成寺イメージ02
60分に及ぶゑんま堂狂言最長の演目です。
道成寺イメージ03
白拍子の唄も字幕が出るので非常にわかりやすかったと思います。
道成寺イメージ04
白拍子の計略にまんまとはまる陀仏坊。
道成寺イメージ05
少しとぼけた味わいの一朗と演技達者の陀仏坊の名コンビ。これでノリのよい沖縄のお客様に受けないはずがありません。
道成寺イメージ06
白拍子の術中にあるとも知らず、喜ぶ陀仏坊。
道成寺イメージ07
ついに正体を現した鬼神に師匠坊が念仏を唱え対抗します。
道成寺イメージ08
なぜか鬼神に目を付けられ追い掛け回されて逃げ惑う陀仏坊。このシーンを『七回り』と呼びますが、いつも以上の回数逃げ回ったそうです。
道成寺イメージ09
師匠坊の念仏で弱り、退散寸前の鬼神。終演を迎え、万雷の拍手をいただきました!


国立劇場おきなわ大劇場イメージ
ご来場いただいたお客様のおかげで、一体感が感じられる、とても素晴らしい公演となったと思います。ご観覧いただいた皆様、本当にありがとうございました。
コロナ禍の影響で、お見送りなどお客様と直接触れ合う機会が設けられなかったことを大変残念に思います。
唯一お客様とお話しできる機会があったグッズ販売担当者に「他の狂言を見たこともあるけれど、また全然違って良かった!」「本当に面白かった、いっぱい笑わせていただきました」「解説がとても分かりやすく、おかげで楽しめた」等々、たくさんのうれしいお声がけをいただきました。
また、リニューアルパンフやその他のグッズもたくさん購入いただきうれしく思います。

また、国立劇場おきなわスタッフ・関係者の皆様、このような素敵で完璧な舞台をご用意くださり、貴重な経験をさせていただきました。
この場をお借りして保存会会員一同、心より感謝申し上げます。

国立劇場おきなわ
企画公演本日開催

国立劇場おきなわ企画公演いよいよ本日(6/12)開催!当日券あります!
飛行機イメージ
ゑんま堂狂言にとって、初の飛行機を使っての出張公演となる国立劇場おきなわ令和4年6月企画公演 がいよいよ本日(6/12)開催を迎えます!

国立劇場おきなわ雨外観イメージ
6月11日、あいにくの天気の中でしたが、演者・スタッフすべてのメンバーが無事沖縄に集結、リハーサルを行いました。
国立劇場おきなわ舞台イメージ
今回の公演はゑんま堂の舞台のイメージを再現していただいたいていますが、本公演の舞台よりもかなり広く、立ち位置や動きを入念にチェック。この後、衣装を着てのリハーサルを行い、しっかり準備を整え本日本番を迎えられます。

国立劇場おきなわスタッフの皆様の素晴らしいお仕事に感謝いたします。
国立劇場おきなわ演目札イメージ
少し座席に余裕がありますので、当日券も販売されます。ご興味を持っていただけましたらぜひ鑑賞ください!

本日も那覇市は雨予報となっております。ご観覧の際は足元が悪いこととは思いますが、お気をつけてご来場ください。

13年ぶり!
リニューアル パンフレット完成

国立劇場おきなわ出演記念出版
国立劇場おきなわ令和4年6月企画公演に合わせて、千本ゑんま堂大念佛狂言のパンフレットをリニューアルいたしました!
新パンフレットイメージ

13年ぶりの刷新、今回は全ページオールカラー、84ページの大ボリュームとなりました!
本のサイズは携帯性とボリュームとの両立にこだわり、タテ220mm×ヨコ195mmのA4変形サイズとしました。

新パンフレット制作にあたって、以前五月本公演でアンケートを行った際に『狂言面』に興味をお持ちのお客様が多数おられることがわかりましたので、出来るだけ『面』を深堀り出来るような内容を目指しました。
もちろんゑんま堂狂言の全27演目の紹介、あらすじ解説や必見ポイント・逸話など盛りだくさんの内容になっています。
企画立ち上げから約2年の編集期間は何度も打ち合わせを重ね、見直し・訂正を繰り返し、関わった会員も勉強をさせていただきながらの制作でした。
ほぼ全ての文章を保存会員が書き、素人による編集ではありますが、プロカメラマンの美しい写真もご厚意で多数掲載させていただくことができ、読んで見て楽しい素晴らしい冊子が完成したと自負しております。
この本を読んでいただければ、さらにゑんま堂狂言を楽しく観ていただけることと思います。

今回の国立劇場おきなわ公演が初売りとなります。
『国立劇場おきなわ』ホワイエ特設ブースにて、限定250冊 化粧帯付きにて販売(販売は6月12日のみ)税込¥1,000
『国立劇場おきなわ』販売分限定付録として『京の三大念佛狂言が詳しくわかるパンフレット』をプレゼント(数量に限りがあります、お買い求めは、お早めに!)。
(都合により販売中止や付録変更の場合もございます。予めご了承下さい)
ご来場のお客様にはこの機会にぜひ実際にサンプルを手に取ってご覧のうえ、気に入っていただき購入いただけますと幸いです。

また、今後は出張公演の機会や来年の本公演にて販売をさせていただくことになると思いますので、ぜひ一度千本ゑんま堂大念佛狂言のリニューアルパンフレットをご覧ください。
(収益は千本ゑんま堂大念佛狂言保存会の活動費に充てさせていただきます)

国立劇場おきなわ外観イメージ
国立劇場おきなわ令和4年6月企画公演もすぐそこに迫って参りました。
公演演目の練習も何度も繰り返し、完成度を高めて本番を迎えられそうです。
使用する面や衣装、小道具なども無事沖縄に届いたとの知らせも受け、いよいよ今週末には保存会員が沖縄に向け出発するのみです!

国立劇場おきなわ
企画公演開催

3年越し! 国立劇場おきなわ企画公演開催決定
国立劇場おきなわ外観イメージ

〔千年の歴史、京都引接寺の舞台を再現。〕と銘打って、国立劇場おきなわ令和4年6月企画公演 としてゑんま堂狂言を3演目、上演させていただくこととなりました!
遡ること2年前、国立劇場おきなわでの公演依頼があり開催予定となっていたのですが、残念ながらコロナの蔓延により延期され、昨年も同様さらに延期となり、今年ようやく開催する運びとなりました。
話は進み始めたものの、実際に開催の目処が立つまではご案内に至ることができず、この5月初めにチケット販売開始となったことを機に、ここでご案内させていただきます。


【国立劇場おきなわ令和4年6月企画公演】
公演日 令和4年6月12日(日)
公演時間 午後2時開演~4時頃終演
(1回公演)
会 場 国立劇場おきなわ 大劇場(632席)
料 金 一 般:3,500円
友の会:2,800円
ご予約・
お問合せ
国立劇場おきなわ
チケットカウンター

窓口/〒901-2122 沖縄県浦添市勢理客4丁目14-1 国立劇場おきなわ1階
営業時間:10時〜18時

電話/098-871-3350
電話受付:10時〜17時30分
※お電話をおかけの際にはお間違えのないようご注意ください
※千本ゑんま堂ではチケットの取り扱いはいたしておりません

新型コロナウイルス感染予防対策にご理解とご協力をお願いいたします。
詳細は 国立劇場おきなわホームページ 新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドラインについて(1月13日改訂) をご覧下さい。

【公演内容】
《第一部》 【念佛狂言解説】
演目『花盗人
演目『牡丹獅子
《第二部》 【演目解説】
演目『道成寺

沖縄の組踊『執心鐘入』は、能の『道成寺』を参考に作り上げられたと言われているそうです。 執心鐘入イメージ (2021年11月3日、和歌山県にある道成寺の境内にて、釣鐘の奉納公演として『執心鐘入』を上演されたときの画像)

そこで今回ゑんま堂狂言の『道成寺』をメインに、『花盗人』と『牡丹獅子』の計3演目を上演いたします。
道成寺イメージ 花盗人イメージ 道成寺イメージ 国立劇場おきなわ大劇場の舞台に引接寺の狂言舞台が建設・再現される予定です。広い大劇場で千本ゑんま堂大念佛狂言をお楽しみください。
国立劇場おきなわ大劇場イメージ

沖縄公演チラシ表イメージ 沖縄公演チラシ裏イメージ このような機会をいただけたことを保存会一同大変嬉しく思っております。
この経験を活かして、ゑんま堂狂言の更なる発展に繋げられるようがんばります。
皆様のご支援の程よろしくお願いいたします。

(当Webサイトで使用の国立劇場おきなわ関係の画像は、全て国立劇場おきなわFacebookより)

五月本公演
5月4日(水・祝)4日目終了

五月本公演 全日程有観客公演・ライブ配信終了
2022年の本公演4日目の有観客公演・ライブ配信が終了しました。
本公演最終日舞台イメージ
五月本公演、前半は少し不安定な天候でしたが、後半は暑いくらいのお天気となり、快晴の中4日目の最終日を迎えることができました。
本公演鬼瓦イメージ
今回、2年ぶりに入場制限なしでの公演を行うことになりましたが、コロナ禍ではあるためお客様方には色々とご不自由な面もあったことと思います。
マスク着用、アルコール消毒、ソーシャルディスタンスの確保など、皆様のご理解ご協力を得て、元通りとはいかないまでも、お客様の反応を直に感じながらの公演開催を保存会一同本当に喜んでおります。
心より御礼申し上げます。


4日目も祝日で、例年通り昼・夜の2部公演です。
昼の部スタートは『えんま庁』です。
えんま庁イメージ04
えんま庁』3回目の上演です。
そして、3人目の演者の鬼となります。3人3様の演技をお楽しみいただけたでしょうか。


昼の部2演目目『神崎渡し
神崎渡しイメージ
御坊と船守との掛け合いで、客席から笑い声が聞こえて来ました。
演じていて笑ってくださるお客様の姿を見ると、演者には何より励みになるのです。


3演目目『にせ地蔵
にせ地蔵イメージ1
途中、お地蔵さんに大変身!
お地蔵様の面を付け、衣装を重ねます。
にせ地蔵イメージ2
お客様が見守ってくださる中、お地蔵様に無事変わりました。


4演目目『鬼の念佛
鬼の念佛イメージ1
初め勢いのある鬼が段々と罪人に押されていく様子が、見ていて楽しい演目です。
鬼の念佛イメージ2
江戸時代に流行った大津絵を元に作られた演目で、大津絵の題材が囃子唄に盛り込まれています。いくつ入っているかご存知でしょうか?次の機会に数えてみてください。


5演目目『花盗人
花盗人イメージ2
今回、2回目の『花盗人』です。
花盗人イメージ3
中学2年生が大名を演じました。
面や衣装が大きく初々しい姿をご覧いただけましたでしょうか?
まだまだこれからの成長が楽しみです。


昼の部締めくくり6演目目は『土蜘蛛』でした。
土蜘蛛イメージ3
こちらも2回目の上演でした。
実はこの太刀持ち、一回めとは面が変わりました!使っていなかった金太郎面を使ってみることになりました。
こうやって見ると、とてもかわいいです。
土蜘蛛イメージ4
土蜘蛛イメージ5
人気のある『土蜘蛛』は演技中の空気が違う気がします。
土蜘蛛イメージ6
コロナにより座席を舞台から離しているのが残念です。迫力のある舞台を近くでご覧いただける日が、1日も早く戻りますように。


4日目夜の部1演目目は『牡丹獅子』で始まりました。
こちらも続きまして2回目の上演演目となります。
牡丹獅子イメージ3
太郎冠者を演じたのは中学1年生です。
牡丹獅子イメージ4
そして、獅子!急きょ練習して新しい技に取り組みました。
牡丹獅子イメージ4
お客様の歓声と大きな拍手をいただき、頑張った甲斐がありました。


夜の部2演目目『二人大名
二人大名イメージ1
大名を演じたのは、ベテラン演者と大学生演者です。
二人大名イメージ2
町人の逆襲により、大名達はあられもない姿に…
二人大名イメージ3
猫のケンカ、鶏のケンカのシーンでは、お客様も思わず声を上げて笑っておられました。


夜の部3演目目は『道成寺
ゑんま堂狂言の中で1番長い演目です。
道成寺イメージ1
[かたもん]ながら笑えるシーンも多い『道成寺』。コミカルな演技からシリアスな演技までお楽しみいただけましたでしょうか?
道成寺イメージ2
大きな鐘を吊り下げる大掛かりな舞台です。


そして本公演4日目の最終演目は『千人切り』です。
千人切りイメージ1
烏以外の演者は素顔で登場します。
千人切りイメージ2
それぞれ思い思いの小道具を手に為朝に挑みます。
千人切りイメージ3
何が起きているのかわからないようなネタが飛び出し、狂言舞台は笑いに包まれました。
千人切りイメージ4
もはや、誰の演技なのかわからないですが、これもまたゑんま堂狂言です。


最後までたくさんのお客様がお付き合いくださり、この五月本公演の舞台を無事に締めくくることができました。
保存会一同心より感謝申し上げます。

また、ライブ配信時には暖かいメッセージをいただきました。
以下に一部をご紹介させていただきます。

「(『悪太郎』の)なぶり合戦好きな場面❣️笑って観てます‼️めっちゃいい😆」

「国内有数の伝統芸が自宅に居ながらにして鑑賞できるのは何より嬉しいことです。演者の方々頑張ってください。」

「ゑんま堂狂言ならではの軽妙な動作とユーモラスなせりふの掛け合いは、何度観ても飽きることがありません。」

「『神崎渡し』は傑作ですね。今回初めて観させていただきました。演じられたお二人も、とてもお上手で画面の前で思わず拍手をしてしまいました。」

このようなあたたかい応援メッセージは、保存会一同今後の励みとなります。
重ねて御礼申し上げます。
本公演舞台挨拶イメージ


今回ライブ配信した本公演の動画は、しばらくの間 YouTubeの「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」にて全日程全演目アーカイブ配信させて頂きます。ぜひご視聴ください。

五月本公演
5月3日(火・祝)3日目終了

五月本公演 3日目有観客公演・ライブ配信終了
2022年の本公演3日目の有観客公演・ライブ配信が終了しました。
本公演3日目舞台イメージ
五月本公演、お天気にも恵まれた3日目です。
早い時間から開演を待ってくださるお客様も見受けられ、始まる前には座席は満席になっていました。
久しぶりに本公演らしい活気のある空気に包まれた中で、3日目公演昼の部開演を迎えました。


3日目は祝日ということで、例年通り昼・夜の2部公演です。
昼の部は初日と同様、『えんま庁』でスタートします。
えんま庁イメージ03
えんま庁』は初日の昼1番、3日目・4日目それぞれの昼1番と唯一3回上演する演目です。
そして登場する鬼は、ベテラン演者から大学生演者まで全て違う者が演じています。初日もご覧になっておられる方は、その違いもお楽しみいただけたことと思います。


昼の部2演目目は『靭猿
靭猿イメージ2
靭猿』も初日に続いて2回目の上演です。
今回は初日とは違う会員とその息子さん(4才になったばかり!)ペアの親子共演でした。
靭猿イメージ3
この本公演に向けて、猿役を一生懸命練習してくれました。
上演後、お客様がお褒めのお言葉をかけてくださる様子も目にいたしました。とても励みになることと思います。ありがとうございます。


3演目目は『悪太郎
悪太郎イメージ
ゑんま堂狂言では、長年演者をしながらもやっていない役というものがあります。
今回、この「悪太郎」に登場するなぶり坊主を、いつもは悪太郎役を演じているベテラン演者が初めて挑戦!さすがに堂々とした演技だったと思います。
いつも観てくださるお客様の中には、そのことに気付いた方もおられるのではないでしょうか?


4演目目は『舌切雀
舌切雀
毎度のことながら、子役さんたちの雀を演じるかわいい姿に思わずにっこりとされているお客様の姿がありました。


5演目目は『福釣り
福釣りイメージ
なんでも釣れる不思議な釣り竿で釣れたかわいい!?お嫁さんに、思わず笑いがこぼれていました。
※画像はネタバレ防止のため、一部加工しております(笑)


昼の部締めくくりは『船弁慶』。
船弁慶イメージ
[かたもん]らしく、静かな舞や激しい立ち回りがあり見応えがある演目です。その中で、最後船守が見せるおどけた演技に客席から笑いがおきていました。
会員もいつも笑ってしまうシーンです。


夜の部は『篁冥途噺』で始まりました。
篁冥途噺イメージ
小野篁はゑんま堂を開基したといわれる、ゆかりのある人物。昼は宮中での仕事、夜はえんま庁にてえんま法王のお手伝い、この世とあの世を行き来するその姿が狂言となりました。


夜の部2演目目は『炮烙割り
炮烙割りイメージ
演目中に、皆様の願いが書かれた焙烙を舞台上から割り落とすシーンがある、豪快な演目です。
見事に割れれば願いが叶うと言われています。


夜の部3演目目は『でんでん虫
でんでん虫イメージ
山伏と太郎冠者を大学生2人が演じてくれました。2人が初めてこれを演じたのは中学1年生の時です。まだまだ未熟ながらも成長した姿、演技を見せてくれていたと思います。


そして本公演3日目の最終演目は『紅葉狩り』。
紅葉狩りイメージ
こちらも、静から動へ変化する舞台をお楽しみいただける演目です。
紅葉狩りイメージ2
ゑんま堂狂言産の赤紅葉も舞台柱に彩りを添えていました。
最後までたくさんのお客様が観てくださり、あたたかい大きな拍手をいただき舞台を締めくくることができました。


3日目は合計10演目を上演いたしました。お楽しみいただけましたでしょうか。

本日5月4日の最終日も祝日のため、午後1時からと午後6時からの2部構成となります。
いよいよ2022年の本公演も最終日を迎えることになりました。
…すでに「本公演ロス」となっている会員も見受けられますが、最後まで元気に演じさせていただこうと思っています。
最終演目、『千人切り』では演者たちが素顔で登場いたします。より身近に感じていただければ幸いです。

最終日も有観客公演とライブ配信を予定しております。お時間の許す限りご観覧・ご視聴ください。


今回ライブ配信した本公演の動画は、しばらくの間 YouTubeの「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」にて全4日分全演目アーカイブ配信させて頂きます。ぜひご視聴ください。

五月本公演
5月2日(月)2日目終了

五月本公演 2日目有観客公演・ライブ配信終了
2022年の本公演2日目の有観客公演・ライブ配信が終了しました。
本公演舞台イメージ
2日目は平日のため、例年同様夜の部 午後7時からの公演のみ行いました。
この日も、少しお天気が不安定で夜公演ということもあり、かなり寒かったのですがたくさんのお客様がお越しくださいました。
ありがとうございます。


1演目目は『与平狐
与平狐イメージ
この演目では、狐が「コィーン!」と独特の泣き声で登場します。
また、使っていなかった狐の古面を使うために復活した演目でもあります。
その、古面の味わいも楽しめる演目です。


夜の部2演目目は『木の本地蔵
木の本地蔵イメージ
座頭と護摩の灰をなだめとりなすお地蔵さん。
飄々としたお地蔵さんのキャラにほっこりします。


夜の部3演目目は『伯母ヶ酒
伯母ヶ酒イメージ
大迫力の演技は長年培われたもの。
五兵衛と伯母様との名コンビ、笑わずにはいられません。


そして本公演2日目の最終演目は『土蜘蛛』でした。
土蜘蛛イメージ1
ゑんま堂狂言では数少ない[かたもん]ですが、「土蜘蛛」ならではの蜘蛛の糸の飛ぶシーン!これを観にたくさんの方が来てくださる人気の演目です。
土蜘蛛イメージ2
この日は作った糸の調子が良く、見事な弧を描きました。
余談ですが、この糸は保存会員が手作りしています。きれいに飛ぶと一安心です。


以上、2日目夜公演は、4演目の上演でした。
寒い中、最後までご観覧くださりありがとうございます。

本日5月3日は祝日のため、午後1時からと午後6時からの2部構成となります。是非ご観覧・ご視聴ください。

残すところあと2日…すでに本公演ロスな心境です。
残り2日全員でがんばりますので、よろしくお願いいたします。
ライブ配信も合わせて行いますので、どうぞお楽しみください。

※今回ライブ配信した本公演の動画は、しばらくの間 YouTubeの「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」にてアーカイブ配信させて頂きます。

五月本公演
5月1日(日)1日目終了

五月本公演 1日目有観客公演・ライブ配信終了
2022年の本公演1日目の有観客公演・ライブ配信が無事終了しました。
本公演舞台イメージ
今年の本公演は、有観客公演とライブ配信を行っています。
現地では昼の公演開始時は小雨の降るあいにくの天気の中、夜の公演では肌寒い天候にもかかわらず、たくさんの観客の方にお集まりいただきました。
皆様のおかげで、久しぶりの有観客公演も混乱なく終えることが出来ました。ご協力感謝いたします。


今回1日目は日曜日ということで、昼・夜の2部制での公演となりました。
昼の部は例年通り『えんま庁』でスタート
えんま庁イメージ01
ゑんま堂狂言独自の演目、「カンデンデン」が鳴り響くと、久しぶりに大勢のお客様の前での演技に身が引き締まる思いです。
えんま庁イメージ02
ゑんま堂狂言には珍しい無言の演目ですが、「グエッ!」と声を上げるシーンです。


昼の部2演目目は『靭猿
靭猿イメージ
小さくても何度目かの猿役なので堂々とした演技です。


3演目目は『寺ゆずり
寺ゆずりイメージ
会場も暖まってきてお客様の笑い声も大きく響き出します。


4演目目は『芋汁
芋汁イメージ
これもゑんま堂狂言では珍しい無言の演目です。子役の丁稚のしぐさで笑いがおきます。


5演目目は『いろは
いろはイメージ
練習発表会からさらに進化した演技を披露してくれた弟子役の子供会員(猿役と同じ子が演じています。今日は出番が多く大忙しです!)。


昼の部締めくくりは『篁冥途噺』の試演でした。
篁冥途噺イメージ
登場人物が多く、仮舞台も手狭です。狂言堂の再建をして広い舞台で演じたい演目です。


夜の部は『末廣』でスタート
末廣イメージ
太郎冠者役はこの役に初挑戦の大学生が演じました。唄もある難しい役ですが、見事に演じきってくれました。


夜の部2演目目は『花盗人
花盗人イメージ
「泥棒を捕らえて縄を綯う(どろぼうをとらえてなわをなう)」の諺通りの分かりやすい内容で、お客様の笑い声もたくさんいただきました。


夜の部3演目目は『
雷イメージ
登場のときは迫力がありますが、案外気が小さいところのある雷さんです。


そして本公演初日の最終演目は『牡丹獅子』でした。
牡丹獅子イメージ
獅子と太郎冠者が舞台狭しと追いかけあい。若者パワーが炸裂の演目です!
牡丹獅子イメージ2
獅子が型を決めると観客の皆様から大きな拍手をいただきました。


初日は合計10演目を上演いたしました。お楽しみいただけましたでしょうか。

明日5月2日は平日のため、午後7時からの1部構成のみとなりますが、初日と同様、有観客公演とライブ配信を予定しております。是非ご観覧・ご視聴ください。

YouTube配信中のチャットも会員が全て目を通しております。
また、質問などをいただきました場合も、可能な限りライブ中に返信させていただきたいと思います。是非チャットやコメントにメッセージください!お褒めのお言葉、お叱りのお言葉、どのような内容でも大変な励みとなります。
ご忌憚のないご意見を是非お寄せください。

今回ライブ配信した本公演の動画は、しばらくの間 YouTubeの「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」にてアーカイブ配信させて頂きます。

五月本公演
番組表が出来ました!

千本ゑんま堂狂言 2022年5月本公演の演目順が決まりましたのでお知らせします。

全27演目、()の番号が付いているものは、2回及び3回上演します。


令和四年(2022年)
ゑんま堂狂言五月本公演 番組予定
5/1
(日)
昼の部
13:00〜
えんま庁(1)
靭猿(1)
寺ゆずり
芋汁
いろは
篁冥途噺(1)
夜の部
18:00〜
末廣
花盗人(1)
牡丹獅子(1)
5/2
(月)
夜の部
19:00〜
与平狐
木の本地蔵
伯母ヶ酒
土蜘蛛(1)
5/3
(火・祝)
昼の部
13:00〜
えんま庁(2)
靭猿(2)
悪太郎
舌切雀
福釣り
船弁慶
夜の部
18:00〜
篁冥途噺(2)
炮烙割り
でんでん虫
紅葉狩り
5/4
(水・祝)
昼の部
13:00〜
えんま庁(3)
神崎渡し
にせ地蔵
鬼の念佛
花盗人(2)
土蜘蛛(2)
夜の部
18:00〜
牡丹獅子(2)
二人大名
道成寺
千人切り

現在、上記の予定にしておりますが、都合により変更する場合があります。

当日の公演の模様は、YouTubeの「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」より生配信動画でお楽しみいただけます。

五月本公演
5月1日(日)〜4日(水・祝)

今年も千本ゑんま堂境内にて本公演を開催・ライブ配信も予定
5月の空の下、お客様の笑い声が境内に響くことを願っています。
えんま庁イメージ
会 場  千本ゑんま堂境内 仮設舞台
日 時  令和4年5月1日(日)〜
     4日(水・祝)
     【雨天決行】
開 演  5/1 昼の部:午後1時〜/
        夜の部:午後6時〜
     5/2 夜の部:午後7時〜
     5/3 昼の部:午後1時〜/
        夜の部:午後6時〜
     5/4 昼の部:午後1時〜/
        夜の部:午後6時〜
料 金  無料(途中入退場

以上、全7回公演の予定です。
昼公演では6演目、夜公演では4演目の上演を予定しています。
※今年は初日が日曜日のため、特別に昼公演を増やしています。
《予定演目数》全27演目(演目は後日発表致します)
◉2回上演する演目もあります。

 ご 注 目! 
今年は、千本ゑんま堂の開基「小野篁(おののたかむら)」にちなんだ新演目『篁冥途噺(たかむらめいどばなし)』を試演させて頂きます。
どうぞお楽しみに!

◉小雨の場合は決行致します。豪雨の場合は入場をお断りし、ライブ配信のみの公演になります。

◉境内に駐車場はありません。
近隣のコインパーキングをご利用いただくか、公共交通機関でお越しくださいますようお願い致します。

入場や観覧に際しての注意事項
本公演の入場や観覧に際しての注意事項についてご案内いたします。

今年は整理券の配布はありません。
全席自由席で入退場時間の指定もありません。
(演技中の席の移動や入退場はなるべくお控えください。どうしても移動しなければならない場合は、周りの方の観覧の妨げにならないようにご配慮をお願いいたします)

会場後ろに幕などでの区切りを作らず、できるだけ座席を作りたいと思います。
座席は間隔を空けて並べます。
ご着席でのご観覧にご協力をお願いいたします。
(予定席数を100席とご案内しておりましたが、並べる状況により増減が出る可能性がございます)

多くのお客様に観ていただけますよう、お席を譲り合ってご観覧ください。
アルコール消毒、マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保をお願いいたします。
※消毒用アルコールは会場に設置いたします。

飲食については基本的にお控えいただきたいのですが、水分補給は必要かと思います。まわりのお客様にご配慮いただき、お飲みください。

色々と制限もありご面倒をおかけいたしますが、公演が滞りなく進行しますよう、ご協力の程よろしくお願いいたします。

最後に…
マスク着用ではありますが、狂言を観て楽しい時間をお過ごしいただければと思っております。


本公演は 全日・全演目を、YouTubeの「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」よりライブ配信させて頂く予定です。
スマートフォン、タブレット、パソコン、YouTubeをご覧いただけるスマートテレビやFire TV stickなどの動画サービス、ゲーム機などからYouTubeにお入り頂き「えんま堂狂言保存会」と検索してください。
5月1日午後1時より配信を開始いたします。
滞りなく開催できます様、ご理解とご協力をお願い致します。

ゑんま堂狂言 老松板絵完成記念
練習発表会
ゲリラライブ配信終了!

練習発表会のライブ配信終了しました

4月23日の午後2時から「ゑんま堂狂言 老松板絵完成記念 練習発表会」を
YouTube「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」にてライブ配信させて頂きました。

老松板絵イメージ
稽古場の老松板絵のお披露目も動画にてさせていただきました。
実はこの絵は保存会員の美術担当の者が制作しました。なんと完成は当日の朝!


いろはイメージ1
練習発表会最初の演目は、いろはでスタート!
保存会会長・宮田勝行と娘さんとの親子共演。自宅での特訓の成果を存分に披露してくださいました!
いろはイメージ2
台詞のある役に初挑戦でしたが、飛ばすことなく最後までしっかり演じることが出来ました!


次の演目は、保存会前会長・戸田義雄作の新作狂言篁冥途噺(たかむらめいどばなし)を試演。
篁冥途噺イメージ1
小野篁(おののたかむら)は、ゑんま堂を開基したとされる実在の人物。ゑんま堂にも篁像が置かれています。
篁は数々の不思議な逸話を持ち、その中で「昼間は朝廷で官吏を、夜間は冥府において閻魔法王のもとで裁判の補佐をしていた」という伝説をもとにした物語です。
篁冥途噺イメージ2
発展途上の演目で、台本も幾度となく更新されています。本公演時にはもっと完成度が上がった演技をお届けできると思います。
篁冥途噺イメージ3
新作狂言には各種小道具も制作しなくてはいけません。「浄玻璃の鏡」なども保存会員数名が力を結集して作った力作です!


花盗人イメージ1
最後の演目は、中学2年生が大名役に初挑戦した花盗人です。
花盗人イメージ2
5才から保存会に入り、着実にキャリアを積んできて初めての大名役。ベテランさんと一緒に立派にトリの演目を務めてくれました。


以上、老松板絵完成披露と3演目を配信させていただきました。急きょ決定したライブ配信でしたが、ご視聴いただきありがとうございました!

ゑんま堂狂言 老松板絵完成記念
練習発表会
4月23日(土)午後2時〜
ゲリラライブ配信!

練習発表会の様子をライブ配信します!
ゲリラライブイメージ
4月23日の午後2時から「ゑんま堂狂言 老松板絵完成記念 練習発表会」を
YouTube「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」よりライブ配信させて頂きます。
配信時間は1時間半ほどの予定ですが、先日描き上がりました稽古場の老松板絵の完成披露と共に、5月1日~4日の本公演に向けて練習中の演目に挑戦する姿をご覧頂ければと思います。
なお、この配信は4/23、1日限りの配信とさせていただきます。


内容紹介

『いろは』
この演目は、保存会会長・宮田と実の娘さんの親子共演です。
娘さんは『舌切り雀』の雀役や『靭猿』の猿役ですでに舞台経験はありますが、小学校1年生になり、今回台詞のある役に初挑戦します!

『篁冥途噺』
ゑんま堂の開基 小野篁(おののたかむら)にちなんだ新演目の試演です。
保存会前会長・戸田義雄作の新作狂言のため、まだまだ完成形ではありませんが、試行錯誤しながら練習に取り組んでいます。その成果をご覧ください。

『花盗人』
大名役は今年中学2年生。
狂言が大好きで、5才から保存会の仲間入り。大名役に初挑戦です!

以上、3演目を配信予定です。急きょ決定したライブ配信ですが、どうぞお楽しみください!

公益社団法人 全日本郷土芸能協会に
今年度より入会致しました

全日本郷土芸能協会会報誌第106号にて、
ゑんま堂狂言保存会について
ご紹介いただきました。


全日本郷土芸能協会は、国・地方自治体の教育、観光、文化振興部門などと連携し、民族芸能の公演・展示の場を作り、その発展を図る活動をはじめ、各種イベント等への出演問い合わせに関する紹介、仲立ち、そして、民族芸能の育成相談及び指導、会員の情報交換や親睦、民族芸能記録の収集に公開という、幅広い活動内容をされている団体です。

さらに、文化庁・国際交流基金・地方自治体等からの委託で、さまざまなイベント企画も行われ、日本の民族芸能と諸外国の民族芸能との文化交流を推進されています。

全国で団体会員は219団体(2020年3月現在)ということで、ゑんま堂狂言は220団体目ということになります。京都では、京都中堂寺六斎会、壬生大念佛講に続き、3団体目に当たります。
全日本郷土芸能協会会報誌イメージ
協会入会を機に、伝統芸能の発展のため、千本ゑんま堂大念佛狂言を少しでも多くの方に知っていただける場が広がるよう、さらなる活動を続けていきたいと思います。
応援して下さる皆様、これからもより一層、ゑんま堂狂言をよろしくお願い致します。

令和4年 節分会
狂言奉納中止のお知らせ

令和4年2月3日の節分会は、
中止と決定いたしました


新型コロナウイルス感染症拡大により、2月3日のゑんま堂(引接寺)節分会行事が中止されることとなりました。
これに伴い、19:30より予定しておりましたゑんま堂本堂での保存会の狂言奉納も、やむなく中止することに決定致しました。
YouTube同時配信と福井さんの紙芝居も合わせて中止となります。

今年は、お客様に直接ご覧いただく計画で進めておりましたが、このような結果となりましたこと、お詫び申し上げます。

今の状況では、中止の判断も仕方のないことと、ご理解、ご了承くださいますよう、よろしくお願い致します。

1日も早く、みなさまに狂言を直にお楽しみいただけますことを心待ちにしております。

千本ゑんま堂大念佛狂言保存会

令和3年 八幡公演
「狂言へのいざない」
開催終了

毎年恒例の八幡公演
無事開催終了しました

八幡市生涯学習センターでの公演「狂言へのいざない」は、今年で18回目を迎えました。
昨年に引き続きコロナ感染対策のため客席は定員の半数という制限、また八幡市民の方限定にもかかわらず予定の席数を予約の段階で完売し、当日ご来場のお客様には検温、消毒などご協力いただき、無事盛況のうちに公演を終えることができました。
八幡公演八木先生イメージ
八幡公演では、ゑんま堂狂言を観ていただく前に、毎回恒例の佛教大学教授八木透さんの狂言解説があります。長年ご一緒させていただいていますが、今回も狂言について色々と興味深い解説と質問タイムを設けて下さり、初めてご覧になる方にもわかりやすく、何度もご覧の方にはより深くお楽しみいただけたと思います。

そして、今回の演目は、13年ぶりの『伯母ヶ酒』と、八幡では初の『船弁慶』を上演させていただきました。
八幡公演伯母ヶ酒イメージ
『伯母ヶ酒』は、面の上から面をつける珍しい演目。コミカルな演技に笑いが絶えません。

八幡公演船弁慶イメージ
『船弁慶』は3年前に復活した演目で、本番まで入念に練習を重ね、薙刀を使って立ち回るシーンも迫力あるものに仕上がり、お楽しみいただけたとおもいます。

平成14年から毎年お招き頂き、一度も絶やすことなく18年間続けられた催し。スタッフの皆さま、そしてお越し頂いたお客様に感謝申し上げます。
八幡公演イメージ
これからも変わらず八幡での公演を続けて行けますよう、ゑんま堂狂言をよろしくお願い申し上げます。

千本ゑんま堂狂言
IN 京都観世会館
公演無事終了!

令和3年9月4日(土)京都観世会館での公演が終了しました

少しお天気が不安定な中でしたが、たくさんのお客様がお越し下さり、無事公演を行う事が出来ました。
観世会館会場イメージ
緊急事態宣言が発出された中で、お客様に安心して観ていただけるよう、検温、消毒、及びマスク着用、座席の間隔を取るなどし、公演を開催させていただきました。
京都の立派な能楽堂で自主公演ができたことは、当会にとって、とても良い経験となりました。
観世会館えんま庁イメージ
観世会館えんま庁イメージ
この経験を活かして、さらに皆様に楽しんでいただける良い公演ができるよう、努めていきたいと思います。

ご支援して下さる皆様、今後ともゑんま堂狂言をよろしくお願い致します。
観世会館鬼の念佛イメージ
観世会館土蜘蛛イメージ
観世会館土蜘蛛イメージ

当日はライブ配信も同時に行いましたが、公演後の1週間(9/11まで)はYouTube千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル内の「千本ゑんま堂大念佛狂言IN京都観世会館」にてアーカイブ配信をしています。
公演を見に来て下さった方も、ご覧いただけなかった方々も楽しんでいただければと思います。
観世会館舞台イメージ

五月本公演
5月4日(火)最終日終了

五月本公演 最終日ライブ配信終了
本年の本公演全日程の無観客・ライブ配信が終了しました
えんま庁舞台イメージ
ライブ配信のみの本公演4日目の最終日も天候に恵まれ、無事全ての公演を行う事が出来ました。
最終日は昼5演目・夜4演目の合計9演目を上演させていただきました。
緊急事態宣言が発出されたため、残念ながら無観客とし、YouTubeでのライブ配信のみとなってしまいましたが、毎年公演を見にきてくださっている方はもちろん、普段ご覧いただけないような遠方の方にも楽しんでいただけたり、ゑんま堂狂言を初めてご覧頂く方など、たくさんの方々にご視聴いただけました。
また、チャットには「鬼と亡者、二人の演者のかけあいが素晴らしい!」、「20歳の社会人ですが、小学生の頃からこのえんま堂狂言見てます!大好きです!」、「​千人切りのこの空気が大好きです!」、「4日間、楽しませて頂きました。ありがとうございました。」など、最後まで嬉しいお言葉をたくさんいただきました。
休憩時間DJイメージ
ライブ配信の休憩時間にはコメントに対する返事・解説などもさせていただき、公演がいっそう盛り上がりました。
いただいた貴重なご意見は、保存会の今後の活動の参考にさせていただきます。ありがとうございました!

挨拶イメージ
初舞台を踏む子供達や、一生懸命練習してきた初挑戦の役を演じきった若手、ベテランの安定感抜群の味のある演技など、観れば観るほど、知れば知るほど、見所たくさん、何度観ても面白いゑんま堂狂言です。
重ね重ね、本年のライブ配信、ご視聴、コメントいただき誠にありがとうございました!
来年令和4年の本公演は、観客の皆様に是非ゑんま堂にご来場頂いて生の舞台をご覧いただける事を保存会員一同祈っております。

ここに載せている画像は会員がスマホで撮影したもので画質が良くなく恐縮ですが、今回の公演も例年のように三人のカメラマンに撮影をしていただいています。公演後にアルバムを作成いたしますので、またごゆっくりと鑑賞いただけましたら幸いです。

今回ライブ配信した本公演の動画は、しばらくの間4日間の全日程を6つの動画にてYouTubeの「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」でアーカイブ配信させて頂きます。
是非ごゆっくりご視聴ください。

五月本公演
5月3日(月)3日目終了

五月本公演 3日目ライブ配信終了
本年の本公演3日目の無観客・ライブ配信が無事終了しました
でんでん虫舞台イメージ
ライブ配信のみの本公演3日目は天候にも恵まれ、日中は暑いぐらいの気温の中、気持ちよく公演を行う事が出来ました。
3日目は昼・夜各5演目、合計10演目を上演させていただきました。
YouTubeのチャットに「こんな豪華なプログラムが自宅に居ながら楽しめるとは」、「配信で観せていただくのも楽しいです。細かい動きや、別アングルから見られたり、生で見るのとは違う楽しみです」、「伝統の深みを感じさせながら、それでいて堅苦しくないストーリー展開は、これぞ庶民芸術の粋と言うべきでしょうか」など、嬉しいお言葉をたくさん頂戴しました。
寺ゆずり舞台イメージ
どのようなコメントも会員の大変な励み、今後の活動の参考になります。率直なご意見をお気軽にお寄せください。

このような状況下、『舌切雀』では子供達もたくさん集まって可愛い雀役を努めてくれました。
舌切雀舞台イメージ
初舞台となった会員の息子さんも驚くほど立派な演技を披露してくれました。

今回ライブ配信した本公演の動画は、しばらくの間YouTubeの「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」にてアーカイブ配信させて頂きます。

5月4日最終日も午後1時と午後6時の昼・夜2部構成の配信を予定しております。最終演目『千人切り』は唯一面を付けずに素顔の演者をご覧頂ける演目です。
是非最後までご視聴ください。

五月本公演
5月2日(日)2日目終了

五月本公演 2日目ライブ配信終了
本年の本公演2日目の無観客・ライブ配信が無事終了しました
ライブ配信のみの本公演も2日目。
2日目は『靭猿』『芋汁』『雷』『悪太郎』の4演目を上演させていただきました。
YouTubeのチャットでは「小猿ちゃん、動きがかわいかったです!」、「猿さんには敵いませんね笑」、「可愛いですねぇ」など、『靭猿』の猿役の可愛さにやられた方が多数おられました。
靱猿舞台イメージ
YouTube配信中のチャットも会員が全て目を通しております。
また、質問などをいただきました場合も、可能な限りライブ中に返信させていただきたいと思います。是非チャットやコメントにメッセージください!お褒めのお言葉、お叱りのお言葉、どのような内容でも大変な励みとなります。
チャット以外にも「ゑんま堂狂言の面白さをまた味わいました」「演者の出だしの音声が少し聞き取りにくかったのが残念でした」と嬉しいお言葉や今後の参考になるご意見等々たくさん頂きました。ありがとうございます。
公演も配信も、昨日よりも今日、今日よりも明日、とより良いものを皆様にお届けできますよう精進してまいります。
ご忌憚のないご意見を是非お寄せください。

今回ライブ配信した本公演の動画は、しばらくの間YouTubeの「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」にてアーカイブ配信させて頂きます。

5月3日は午後1時と午後6時の2部構成の配信を予定しております。是非ご視聴ください。

五月本公演
5月1日(土)初日終了

五月本公演 1日目ライブ配信無事終了
本年の本公演1日目の無観客・ライブ配信が無事終了しました
京都府の緊急事態宣言発出を受けて、ライブ配信のみとなりました本年の本公演。
与平狐舞台イメージ
観客の方々のおられない舞台は笑い声や拍手も起こる事がありません。
それは開催側としてやはり非常にさびしく、演じにくいものがあります。
しかし、画面を通してご覧いただいている皆様の事を想い、保存会一同全力を尽くして1日目の開催を無事終える事が出来ました。
初日は『えんま庁』『与平狐』『神崎渡し』『土蜘蛛』の 4演目を上演させていただきました。
ライブ配信をご覧いただいた方からは「細かい動きが見られたり、別アングルから見られたり、配信もすごい楽しかった」、「画質、音量共に最高です」、「色んな角度から撮ってて面白かったです」等々、嬉しいお言葉をたくさん頂きました。ありがとうございます。

今回ライブ配信した本公演の動画は、しばらくの間YouTubeの「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」にてアーカイブ配信させて頂きます。

5月2日も午後7時より配信を開始致します。是非ご視聴ください。

五月本公演
5月1日(土)〜4日(火)

五月本公演 無観客・ライブ配信のみにて開催予定に変更
京都府の緊急事態宣言発出を受け、本年の本公演は無観客・ライブ配信のみにて開催予定です。
コロナ対策イメージ
会 場  千本ゑんま堂境内 仮設舞台
日 時  令和3年5月1日(土)〜
     4日(火)
     【雨天決行】
開 演  5/1 夜の部:午後7時〜
     5/2 夜の部:午後7時〜
     5/3 昼の部:午後1時〜/
        夜の部:午後6時〜
     5/4 昼の部:午後1時〜/
        夜の部:午後6時〜
※京都府の緊急事態宣言が発出されたため、本年の五月本公演は当初の予定を変更し、残念ながら無観客とさせて頂きますので、当日ゑんま堂までお越し頂きましても公演は見られません。何卒ご了承下さい。

本公演は 全日・全演目を、YouTubeの「千本ゑんま堂狂言保存会チャンネル」より生配信させて頂く予定です。
スマートフォン、タブレット、パソコン、YouTubeをご覧いただけるスマートテレビやFire TV stickなどの動画サービス、ゲーム機などからYouTubeにお入り頂き「えんま堂狂言保存会」と検索してください。
5月1日午後7時より配信を開始致します。
画面上から、困難な状況下でも練習を積んできた保存会員を応援して頂けると嬉しいです。
滞りなく開催できます様、ご理解とご協力をお願い致します。

令和三年(2021年)
ゑんま堂狂言五月本公演 番組予定
5/1
(土)
夜の部
19:00〜
えんま庁
与平狐
神崎渡し
土蜘蛛
5/2
(日)
夜の部
19:00〜
靭猿
芋汁
悪太郎
5/3
(月・祝)
昼の部
13:00〜
木の本地蔵
二人大名
末廣
でんでん虫
炮烙割り
夜の部
18:00〜
寺ゆずり
伯母ヶ酒
いろは
舌切雀
紅葉狩り
5/4
(火・祝)
昼の部
13:00〜
えんま庁
花盗人
船弁慶
福釣り
にせ地蔵
夜の部
18:00〜
牡丹獅子
鬼の念佛
道成寺
千人切り

『京の三大念佛狂言〜壬生・嵯峨・千本ゑんま堂』
開催決定!!

KYOTO伝統芸能フェスティバル2021
京都市右京ふれあい文化会館20周年記念事業
『京の三大念佛狂言〜壬生・嵯峨・千本ゑんま堂〜』が開催決定!

チケット好評発売中!

京都市右京ふれあい文化会館のホールにて、京都の三大念佛狂言が共演します。
京都で古くから親しまれ、京都の三大念佛狂言と呼ばれている、壬生寺の『壬生大念佛狂言』、 清涼寺の『嵯峨大念佛狂言』、 そして、千本ゑんま堂こと引接寺の『千本ゑんま堂大念佛狂言』、その三つの大念佛狂言を一度にお楽しみいただけるチャンスです!
花盗人イメージ
それぞれの公演を観る機会はあっても、一度に観られる機会はなかなかないものです。有料公演となりますが、この機会にぜひ観ていただきたいと思います。

日 時:令和3年6月20日(日) 午後1時開演
会 場:京都市右京ふれあい文化会館ホール
入場料:1,000円〔自由席〕
【公演の各演目】
●壬生大念佛狂言
『賽の河原』
●嵯峨大念佛狂言
『釈迦如来』
●千本ゑんま堂大念佛狂言
『花盗人』

【講演】
●佛教大学歴史学部教授 八木 透氏による講演「京の大念仏狂言」もお楽しみいただけます!

現在予定の座席数は、定員196名となります。
※コロナ禍における感染予防対策を、京都市のガイドラインに併せています。今後の感染状況などにより、定員は変更する可能性もあります。ご了承下さい。

チケットは以下の場所で好評発売中です。
※引接寺(ゑんま堂)では、チケットの取り扱いはしていませんので、ご注意下さい。お問い合わせもご遠慮下さい。

チケットのお問い合わせ・お買い求め
京都市右京ふれあい文化会館窓口
075-822-3349
9:00〜17:00
火曜日休館(休日の場合は翌平日)

京都コンサートホール
075-711-3231
10:00〜17:00
第1・第3月曜日休館(休日の場合は翌平日)

ロームシアター京都
075-746-3201
10:00〜19:00
年中無休(臨時休館の場合を除く)

京の三大狂言フライヤーイメージ
◎3月19日(金)〜 巡回パネル展『京の三大念佛狂言パネル展』を京都市右京ふれあい文化会館ロビーにて開催しています。併せてご覧下さい!

佛大逍遥Ⅶ
―民俗学の資料を紐解く―
展示協力のご案内

佛教大学宗教文化ミュージアムにて開催される冬期企画展「佛大逍遥Ⅶ―民俗学の資料を紐解く―」に、当保存会の資料も展示されることとなりました!
冬期企画展フライヤーイメージ
佛教大学史に焦点を当てる企画展「佛大逍遥」シリーズの第七弾。
民俗学者の竹田聴洲さんが、昭和30年代に民俗芸能の映像や音声を記録撮影されており、その貴重なモノクロ8ミリフィルムや音声テープなどが宗教文化ミュージアムで保管されていますが、経年による劣化をふまえ、近年デジタル化を進めておられます。
今回の企画展では、デジタル化された映像やその関連資料を含めて展示され、先学の資料を紐解きながら、民俗学研究の魅力と奥深さを堪能出来る企画となっているようです。

佛教大学宗教文化ミュージアムには、他にも民俗学に関わる資料が多く寄託されています。狂言や六斎念仏、祇園祭などなど…。

そして、今回の企画展に向けて当千本ゑんま堂大念佛狂言保存会からも、いくつかの資料や衣装、面などを提供させていただき、展示していただいております。
ご興味のある方は、ぜひ一度足をお運びください。

企画展の開催概要や、ご入館に際しての諸注意など、詳しくは
佛教大学宗教文化ミュージアムの企画展案内サイトにて、ご確認をお願い致します。

開催期間:2021年2月13日(土)~3月19日(金)10時~17時30分(入館は17時まで)
     入館無料、日曜日・祝日休館
     ※2月23日(火・祝)も休館
     (第45回シアター公演・学術シンポジウムの開催を中止したため)
会  場:佛教大学宗教文化ミュージアム

展示作業イメージ
▲ゑんま堂狂言固有演目の古面を展示させていただいてます。※画像は与平狐

展示作業イメージ
▲えんまさんの着付けはみんなで頑張りました!

展示作業イメージ
▲最終仕上げ!ショーケースに入って衣装や冠の微調整中です。

展示作業イメージ
▲牡丹獅子展示コーナーはリアルな獅子目指してみました!

令和3年節分会YouTubeライブ配信終了のお知らせ

はちまんじごくへおってうしょう〜!
令和3年2月2日、節分会狂言奉納は無事終了致しました。
ニュースで流れていましたが、2月2日の節分は124年ぶりだとか!

そして、予告通りにYouTubeでのライブ配信を行いました。みなさんお楽しみいただけたでしょうか?
youtube配信イメージ画像
動画はアーカイブとして保存しておりますので、お見逃しの方も以下のチャンネルでぜひご覧ください!
■千本ゑんま堂狂言YouTubeチャンネル
【生配信】千本ゑんま堂狂言 節分奉納公演「鬼の念佛」

令和3年節分会YouTubeライブ配信日程決定のお知らせ

令和3年2月2日(火)午後8時~
節分奉納狂言会YouTubeライブ配信決定!

今年の千本ゑんま堂節分会は規模を縮小して行われる予定で、恒例の福豆まきは中止となりました。
奉納狂言会についても、無観客でライブ配信する事になりました。
緊急事態宣言下のため、残念ながら当日のお客様の観覧・参加は出来ません。何卒ご理解下さい。
鬼の念佛イメージ画像
ライブ配信する演目は先にお伝えしていた通り鬼の念佛の一演目のみとなります。
ご自宅の暖かい場所からゆっくり狂言を楽しんで頂ければと思っております。
■千本ゑんま堂狂言YouTubeチャンネル
令和3年2月2日(火)午後8時~〔今年に限り立春が2月3日のため、節分は2日になります〕鬼の念佛をライブ配信致します。
以下のリンクからご覧頂ける予定です。
「令和3年ゑんま堂狂言節分奉納狂言会」
アーカイブも公開予定していますので、当日お見逃しの方も是非ご覧ください。

令和3年節分会のお知らせ

今年の節分会は
YouTubeライブ配信にてお楽しみ下さい!

例年通り、ゑんま堂本堂内での狂言奉納は行いますが、残念ながら一般客の観覧はお断り致します。コロナ禍においての密を避ける為、今年は無観客YouTubeライブ配信で行うことに致しました(YouTubeのチャンネル、スケジュールなどは追って掲載いたします)。何卒ご了承下さい。
上演演目は鬼の念佛の一演目になります。
保存会と致しましても、お客様がおられないところでの上演はとても淋しい限りです。
それでも、ご自宅でゆっくり鑑賞を楽しんでいただければと思っております。
鬼の念佛イメージ
『福は〜うち〜 鬼も〜うち〜』
恒例のクジ付き福豆まきはできませんが、皆様のご多幸をお祈りしながら、狂言を奉納させていただきます!

【 伝統芸能功労者表彰 】

当保存会副会長が京都市伝統芸能功労者として表彰されます
来る令和3年1月28日に、千本ゑんま堂大念佛狂言保存会会員である藤井 洋(ふじい ひろし)が、長きに渡り、千本ゑんま堂狂言保存会において、自らの演技向上に努め、後継者育成などの貢献を続けた事に対し、京都市および京都市文化観光資源保護財団より、京都市伝統芸能功労者として表彰されますことをお知らせ致します。
(当保存会は、保存会団体で活動しておりますので、通常は個人会員名での紹介を控えておりますが、慶び事のため紹介させて頂きます)

藤井 洋 ● 藤井 洋のプロフィール
昭和39年2月12日 京都に生まれる
京都市在住 56歳
平成8年 保存会入会

紅葉狩りの神勅役で得意の謡を長年披露。
大きな体格を生かした花盗人 靱猿 牡丹獅子などの大名役を任されることが多く、マイクが不要なほどの声量と美声、聞き取りやすい発声に加え、抑揚のある言い回しで道成寺の師匠坊役などでも活躍中。
平成31年度より、当保存会副会長に着任、保存会の活動に積極的に参加し、更なる尽力を続けています。

神勅役イメージ

満員御礼!
京都国立博物館 新春イベント
新春大念佛狂言出演終了

京都国立博物館での新春イベント出演終了しました!
新年あけましておめでとうございます!今年もゑんま堂狂言をよろしくお願い致します!!
年明け一番、初笑いを無事お届けする事が出来ました!
寺ゆずりイメージ
コロナ禍で、ソーシャルディスタンス確保、マスク着用、アルコール消毒とお客様にもご協力頂いての開催となりましたが、整理券配布時間には、たくさんのお客様が来館され、整理券はあっという間になくなりました。
寺ゆずりイメージ
「こんな状況で、開催していただけて嬉しかったです。ありがとうございます。」と、お客様からの声もありました。
寺ゆずりイメージ
みなさんに安心して大声で笑っていただける日が、一日も早く戻りますように。
寺ゆずりイメージ

京都国立博物館 新春イベント
新春大念佛狂言

京都国立博物館で毎年開催される、新春イベントへの出演が決定!
令和3年スタートを飾る公演のお知らせです。
京都国立博物館で毎年開催される、新春イベントへの出演が決定しました!
座席数の制限や消毒、マスク着用などのご協力お願いを致しますが、ぜひ楽しい時間をお過ごしいただければと思います。
この公演を皮切りに明るい年明けを迎え、良い一年になるようにいろいろなイベントが動き始めています。ご期待ください。

新春大念佛狂言
場 所:京都国立博物館 平成知新館 講堂
日 時:2021年1月10日(日)
    11:00~12:00、14:00~15:00
    (2回公演・開場は各回30分前から)
演 目:寺ゆずり(演目は各回共通)
参加費:無料(当日の観覧券等が必要)

詳細は、以下の京都国立博物館の新春イベントサイトをご覧下さい。
「京博の新春イベント2021」

寺ゆずりイメージ

京の三大念佛狂言 パネル展
2020年11月5日(木)よりスタートしています

京都三大狂言の魅力を伝えるパネル展示にて千本ゑんま堂狂言も紹介されております
今まで自粛していた催しが少しずつ動き出しています。
そのひとつが「京の三大念佛狂言 パネル展」。
京都の三大(壬生・嵯峨・千本ゑんま堂)念佛狂言の魅力を伝えるパネル展示で、ゑんま堂狂言も紹介されています。
今年(令和2年)は11月5日のゼスト御池をスタートに、右京区総合庁舎、来年(令和3年)は京都佛教大学宗教文化ミュージアム、右京ふれあい文化会館へとリレー展示されます。

【ゼスト御池 寺町広場】
期間:2020年11月5日(木)~2020年11月20日(金)

【サンサ右京(右京総合庁舎)1階区民ロビー】
期間:2020年11月21日(土)~2020年12月14日(月)

【京都市右京ふれあい文化会館ロビー】
期間:2021年3月19日(金)~

このイベントは来年(令和3年)6月の『三大狂言共演舞台』へと繫がって行く予定です。
※『三大狂言共演舞台』公演の詳細は後日発表予定です。決定次第当Webサイトでもご案内の予定です。

パネル展会場イメージ
パネル展は無料ですので、お買い物のついでなどにぜひお立ち寄り下さい。
パネル展フライヤーイメージ

秋の奉納公演
開催終了

「秋の奉納公演」無事開催終了
コロナ感染防止対策万全で臨みました令和2年11月3日の「ゑんま堂狂言 秋の奉納公演」。
奉納イメージ
入場時の検温や手指消毒、3密を避けた着席でのご観覧等にご協力頂きました現地にお越し頂いたお客様、ライブ配信視聴にご協力頂きましたお客様、どちらもありがとうございました。
木の本地蔵イメージ
本公演に比べ簡素な設備ながら、内容は大変密だったと好評をいただきました。
土蜘蛛イメージ
初めての試みでしたライブ配信も、7時間あまりの11演目全てをお伝えする事ができました。
胴上げシーン
お陰様で無事催しを終える事ができました、お礼申し上げます。

秋の奉納公演
ライブ配信決定!

「秋の奉納公演」YouTubeにてライブ配信
公演当日、リアルタイムでライブ配信ができないかと準備してきましたが、なんとか実施できる見通しが立ちました。
練習時に一週間ほど、配信テストを繰り返してきました。
テスト段階では画質が悪いながらも配信には成功したとはいえ、不慣れなスタッフにて作業を行っており、3日の公演当日の本番はトラブル等でご迷惑をおかけするかもしれません。
ご覧いただく予定の方はご理解をお願いします。
11月3日はなるべく「YouTubeライブ配信」でゑんま堂狂言をお楽しみ頂きますよう案内させて頂きます。
以下のリンクからご覧頂ける予定です。
「令和2年ゑんま堂狂言秋公演」
閻魔庁イメージ
また、観覧予定人数等詳細が決定いたしましたので、以下のご案内内容を若干変更しております。
最新情報をご確認ください。

秋の奉納公演
11月3日(火)文化の日【1日のみ 雨天決行】

延期の本公演を「秋の奉納公演」として開催
コロナ禍のため延期となっていました本公演は「秋の奉納公演」として開催させて頂く予定です。
ほうらく割りイメージ
日 時  令和2年11月3日(火)文化の日
     【1日のみ 雨天決行】
     昼の部:午後1時〜
     夜の部:午後6時〜
会 場  千本ゑんま堂境内 仮設舞台
演 目  『閻魔庁』『ほうらく割り』『千人切り』等の祈願行事演目を中心に演じる予定です。
■当日の入場について
※消毒液をご用意いたします。手洗いの徹底とともに消毒液のご利用をお願いします。
※受付時に検温を実施させていただきます。
(発熱のある方のご入場はお断りする場合があります)。
※受付にて氏名と電話番号(万一の場合の連絡先)の記入をお願いします。
※境内ではマスク着用をお願いします。
※見学席は間隔をとって設置しますので、移動されない様にお願いします。
(座席数は昼公演・夜公演とも各50席限定・立ち見お断りとさせていただきます)
※混雑状況や開催者の指示に従っていただけない場合等、ご入場をお断りする場合があります。
祈願イメージ
なお、発表会当日の様子を上記の通りYouTubeにてライブ配信させて頂く予定です。
滞りなく開催できます様、ご理解とご協力をお願いします。

本公演延期のお知らせ

秋に延期を決定
2020年5月1日から4日まで予定をしていました「千本ゑんま堂狂言 本公演」は、新型コロナウイルス感染の広がりに伴い、安全を考慮し、秋に延期させて頂きます。
舞台イメージ
今後の状況により検討・判断し、日程などの詳細は10月頃に発表させて頂く予定です。
ご理解とご了承頂きます様、よろしくお願い致します。

「全員狂言」を目標に
4月1日新体制発足!

新しく役員が決まりました。
千本ゑんま堂狂言保存会は、2019年の総会において、以下の通り新役員10名が決まりましたので報告致します。
新役員について
新体制となりましても変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

令和2年 節分奉納狂言会
2月3日(月)開催終了しました

今年も千本ゑんま堂節分会で狂言を奉納しました。
鬼の念佛イメージ
今年はコロナウイルス発症の影響と、平日夜の公演のため、お客様のお越しを心配しましたが、多くのお客様に早くから並んでいただき、満員御礼の本堂は大変盛り上がりました。
節分にちなんで鬼の登場する演目『鬼の念佛』と『寺ゆずり』の2演目を上演。
寺ゆずりイメージ
2演目共、大きな声で笑っていただき、鬼の念佛では囃す場面でお客様からの手拍子もいただき、例年以上に盛り上がりました。
豆まきイメージ
豆まきも大きな混乱もなく楽しんで頂けました。今年の福をいっぱい持って帰って頂けた様に思います。

八幡公演 第16回 狂言へのいざない
11月23日(土・祝)開催しました

【狂言へのいざない】
11月23日、八幡市生涯学習センターでの毎年恒例の出張公演。
16年目となる今年は縁起の良い2演目『にせ地蔵』と『福釣り』を演じさせていただきました。
にせ地蔵イメージ
福釣りイメージ
例年通りの佛教大学の八木 透先生の楽しくてためになる解説、
演者との質疑応答、お客様に狂言を体験していただくコーナーなど、さまざまな企画も行いました。
挨拶イメージ
満席のお客様も、大いに笑い、楽しんで頂けたのではないでしょうか。

京都信用金庫 西陣支店様主催
「秋の西陣祭」を11月9日(土)開催しました

【お練りしました】
秋晴れの11月9日、ゑんま堂狂言は千本鞍馬口南の千本ゑんま堂から千本今出川までお練りをして歩きました。
お練りイメージ01
千本今出川の京都信用金庫 西陣支店での「西陣祭り」の演目『』と『舌切雀』に出演に衣装を着けた保存会員が、お囃子と共に練り歩きました。
お練りイメージ02
お祭りの雰囲気に、沿道のお店や通行する車の中からイッパイ声援を頂き、たくさんのカメラマンに追いかけられながら、初体験のお練りを楽しませて頂きました。
お練りイメージ03
演者から「面を付けて歩くと見えなくて怖い」との初の感想に今後の課題も持ちつつ、全体に楽しい雰囲気の中で過ごさせて頂きました。
西陣祭り会場に着くとすぐ、早くからお待ちの大勢のお客様に狂言をご覧いただきました。
京信公演舌切り雀イメージ
楽しい秋の一日を、お越し頂いたお客様とお力添え頂いた京都信用金庫 西陣支店の皆さまのお陰様で、楽しく過ごさせていただきました。
大変お世話になりありがとうございました。

ゑんま堂狂言学習会主催
「狂言親子教室発表会」11月2日(土)開催終了

今年春から月一回、保存会が指導をしてきた「ゑんま堂狂言親子教室」の発表会が11月2日(土)に催されました。
狂言親子教室発表会の様子1
衣装に着替えた子供たちが、演目『いろは』を演じ、お囃子を奏でてくれました。
狂言親子教室発表会の様子1
半年という短い学習期間でしたが、10数名の子供がそれぞれにお囃子班と演者班に分かれて練習し、成長した結果を発表してくれました。
この発表会をひとつのきっかけとして、これからもゑんま堂狂言が幅広い世代に引き継がれていく事を願っています。

ゑんま堂狂言秋の公演【今年も大津で】
10月13日開催終了しました

台風一過の快晴のもと、大津市伝統芸能会館で「ゑんま堂狂言大津公演」を催しました。
大津公演木の本地蔵
台風の影響で朝まで交通機関が止まっていたため、無事お客様が来られるか心配しましたが、昨年同様100名以上のお客様にお越し頂き、舞台を務める事ができました。
今年は嵯峨狂言さんをゲストにお迎えし、ふたつの土蜘蛛を競演させて頂きました。
大津公演嵯峨土蜘蛛1
嵯峨狂言の土蜘蛛▲▼
大津公演嵯峨土蜘蛛2

大津公演えんま堂土蜘蛛1
ゑんま堂狂言の土蜘蛛▲▼
大津公演えんま堂土蜘蛛2
お陰様で「無言と有言の違いが分かって面白かった。」など数々のご意見を頂きました。
お越し頂きました皆さま、ありがとうございました。

当日は45名のお客様からアンケートに回答をいただきました、ありがとうございました。
内容の一部を紹介させていただきます。
アンケート結果
いただきましたご意見を参考に、より一層皆様にお楽しみいただける企画を考えていきます。2020年度の秋の大津公演をお楽しみに。

過去の公演

京都信用金庫西陣支店
夏の催しに出演

8月3日(土)午後より、この春リニューアルオープンされた京都信用金庫西陣支店の夏の催しに出演させて頂く事になりました
京都信用金庫西陣支店外観
内容は
13:00~ 嵯峨子供狂言『橋弁慶
13:45~ 狂言解説(嵯峨 加納事務長)
14:30~ ゑんま堂狂言『いろは
14:50~ ゑんま堂狂言『でんでん虫
となっています。
会場はゑんま堂のすぐ近く、京都信用金庫西陣支店(京都市上京区千本今出川上る)です。
新しい建物の2階のホールで、嵯峨狂言の子供たちと一緒に演じさせて頂きます。
入場は無料です。
夏の狂言をお楽しみ下さい、多くのお越しをお待ちしています。

五月本公演イメージ

五月本公演

5月1日(水)

夜の部:PM7:00〜

5月2日(木)

新元号特別記念公演
昼の部
PM1:00〜

夜の部:PM6:00〜

5月3日(金)

昼の部:PM1:00〜
夜の部:PM6:00〜

5月4日(土)

昼の部:PM1:00〜
夜の部:PM6:00〜

観覧無料

全日程終了しました!
令和元年の千本ゑんま堂狂言

令和初のゑんま堂狂言本公演無事終了いたしました。多数のご来場ありがとうございました。
大塚カメラマンから「4日目速報画像アルバム」が届きました。
今年のゑんま堂狂言も最終日を迎えました。
連日お天気にも恵まれ、たくさんのお客様に来ていただけました。
最終日も10演目、たっぷり笑って楽しんでください!
最終演目はカラス役以外の演者全員が面を付けないで演じる『千人切り』です。
子供から大人、女性まで保存会員ほぼ全員が舞台に上がり「一発芸」的なネタを披露。演者それぞれのお笑いを楽しんでいただけます。最後までご覧いただくことをオススメします。
日中は暑く、夜間は冷え込むことが予想されます。くれぐれも体調管理をなさってご鑑賞ください。(2019年5月4日 記)

大塚カメラマンから「3日目速報画像アルバム」が届きました。
今年の本公演2日目は話題い~っぱいの一日でした。
今年限定の昼公演は、各演目のいろんな所に新元号の「令和」が登場するお祝い公演。
親子狂言学習会の子供さんも参加した『舌切雀』。
そして、新しい顔出しパネルが登場しました。
鬼の念佛顔出しパネル
今回は「鬼の念佛」パネル。
保存会メンバーのひとりの力作です。
狂言鑑賞記念に、イイ顔の一枚を撮ってくださいね。(2019年5月3日 記)

大塚カメラマンから「2日目速報画像アルバム」が届きました。
初日の5月1日夜公演は、少し寒かったにもかかわらず、座席はほぼ満席のお客様にご覧いただき、復活演目『木の本地蔵(きのもとじぞう)』ほか全4演目を楽しんでいただきました。(2019年5月2日 記)
大塚カメラマンから「速報画像アルバム」が届きました。
時代は令和となりました。その初日に公演を迎えられることを保存会一同うれしく、また同時に身の引き締まる思いです。
5月1日は午後7時から、2日〜4日までは午後1時からと6時からの7公演あります。
今年の話題のひとつめは、『木の本地蔵(きのもとじぞう)』復活。落語などでおなじみの三方一両損をテーマにした演目です。使用する地蔵頭巾や小判の準備もできました。古い台本を元に今年復活しました。1日と3日の夜に公演します。
ふたつめの話題は「新元号 令和記念公演」。例年、5月2日は夜の公演だけでしたが、令和を記念して昼公演を追加といたします。…ということで、2日は今年だけ午後1時からと6時からの公演になります。昼公演では上演中、色んなところに「令和」が登場します。
公演期間の4日間ともお天気が良さそうでひと安心です。
たくさんのお越しをお待ちしています。

※当日は駐車スペースはございません。公共交通機関をご利用ください。
ゑんま堂へのアクセスはこちら >

注意事項

■雨天決行(小雨野外決行、荒天時は本堂にて開催・現場で対応発表します)

■座席数は300席ほどご用意いたしております(満席の場合は立ち見となります)

  • ●天変地異や出演者の体調等の都合により出演者および観客の安全を最優先とし、スケジュールは予告無く変更になる可能性がございます。
  • ●公演時の写真撮影・録画・録音はご自由に行えますが、フラッシュを使用しての撮影、スマホを頭上にあげての撮影等、他の観覧者の妨げになる行為等の迷惑行為はご遠慮ください。
  • ●公演は長時間に渡って行われます。寒暖の差や天候の影響その他による体調不良にはお気をつけください(水分補給等、体調管理はご自身で行っていただけますようお願いいたします)。
  • ●会場内でのスマホや携帯電話での通話はご遠慮ください。
  • ●会場内にて発生した盗難、ならびにご本人または第三者の不注意等による事故、その他の物的および人的事故等については、理由の如何を問わず、当保存会は一切の責を負いません。
  • ●会場内にて、公演に支障をきたす行為、他のお客様に迷惑をかけるような行為、または違法行為と当保存会(出演者含みます)が判断した場合は、ご観覧をお断りする場合がございますので、予めご了承ください。
  • ●出演者、演目や内容は変更になる場合もございますので、予めご了承ください。
  • ●当保存会またはメディア取材による記録・広報等のため、講演中の写真撮影・録画・録音・オンライン配信等を行う場合がございますので、予めご了承ください。

令和元年(2019年)
ゑんま堂狂言五月本公演 番組予定
5/1
(水・祝)
夜の部
19:00〜
えんま庁
神崎渡し
本年復活演目
木の本地蔵
土蜘蛛
5/2
(木・祝)
新元号
〈令和〉
特別記念公演
昼の部
13:00〜
えんま庁
舌切雀
でんでん虫
いろは
鬼の念佛
与平狐
夜の部
18:00〜
花盗人
寺ゆずり
悪太郎
船弁慶
5/3
(金・祝)
昼の部
13:00〜
えんま庁
二人大名
伯母ヶ酒
神崎渡し
福釣り
土蜘蛛
夜の部
18:00〜
芋汁
靭猿
いろは
本年復活演目
木の本地蔵
炮烙割り
5/4
(土・祝)
昼の部
13:00〜
えんま庁
舌切雀
伯母ヶ酒
末廣
にせ地蔵
紅葉狩り
夜の部
18:00〜
二人大名
牡丹獅子
道成寺
千人切り

あなたの声を
お聞かせください!

ゑんま堂狂言本公演では毎年、今後のゑんま堂狂言公演の運営と内容の改善のご参考にさせていただくため、ご観覧いただいた方にアンケートを実施いたしております。
アンケートイメージ
会場でお配りするアンケート用紙の他、本年度からWebでのアンケートも行います。
Webアンケートは会場でお配りする番組表に記載のQRコードからカンタンにアクセスいただけます!
また、今年からはお名前とご住所をご記入のうえご回答いただいた方の中から抽選で10名様にステキな狂言関連グッズをプレゼント! (当選の発表は発送に代えさせて頂きます)
また、アンケートの集計結果はこちらのサイトでお知らせいたします。
ぜひ、アンケートに率直なご意見・ご要望をお聞かせくださいますようお願いいたします。
※お預かりした氏名・住所等の個人情報はアンケート収集・プレゼント発送以外の目的には使用いたしません。

鞍馬寺公演イメージ

鞍馬寺花供養公演

2019年
4月7日(日)
PM1:30〜
開催終了しました

舌切雀』『神崎渡し

観覧無料(要:入山料)

今年も鞍馬寺さんの花供養に
出演させて頂きます!

鞍馬寺さんでは、10年以上前から春の花供養/花会式で毎年狂言を奉納させて頂いていますが、昨年9月の台風でお山全体が大変な被害に遭われました。
ニュースでも伝えられました様に、火祭りも中止になりました。
そのため今年の公演はあきらめていましたが、多大な努力で復興され、恒例の花供養は開催したいとのお気持ちでお声かけ頂き、出演させて頂ける事になりました。
私たちもお山のパワーを頂いて、地元の子供たちと一緒に元気な舞台を努めさせていただきます。
台風で止まっていた叡山電鉄も鞍馬山ケーブルカーも動いています。
鞍馬寺桜イメージ
平成最後のゑんま堂狂言鞍馬公演は、
4月7日午後1時半から鞍馬山の拝殿にて(入山料が必要です。山上まで約30分です。)
演目は地元の子供たちも出演する『舌切雀』と、若いお坊さんが元気に動き回る『神崎渡し』の2演目です。
ことしは少し早く春の芽吹きが見られそうです。鞍馬の桜とゑんま堂狂言をお楽しみください。